かまぼこの賞味期限はどれくらい?切れても食べてOK?日持ちする保存方法も解説!
かまぼこの賞味期限の目安を知っていますか?今回は、かまぼこの賞味期限を〈常温・冷蔵・冷凍〉別に比較して紹介します。かまぼこの賞味期限を伸ばす保存方法や、期限切れ・腐った場合の特徴も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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かまぼこの賞味期限は長い?短い?
そのまま食べることはもちろん調理して食べても美味しいかまぼこですが、気づくと賞味期限切れになっていた経験がある方も多いでしょう。白身魚のすり身を加工したかまぼこは、加工食品なので賞味期限が長いイメージを持たれがちですが、実際にはどの程度の期間日持ちするのでしょうか。ここからは、かまぼこの実際の賞味期限などについて詳しく解説しましょう。
かまぼこの賞味期限の目安は?
かまぼこは新鮮な白身魚を使用した食品ですが、具体的にはどのくらい日持ちするのでしょうか。ここでは、かまぼこの賞味期限の目安を冷蔵・常温などの保存方法ごとに解説します。
①冷蔵庫で保存した場合
板付きのかまぼこの場合は、冷蔵庫などの10℃以下の環境での保存が基本です。冷蔵庫で保存した場合は、真空パック包装のかまぼこなら製造日から15日前後、真空ではない簡易包装のかまぼこなら7日前後が賞味期限の目安です。ただし、開封後は賞味期限にかかわらず腐りやすいので、開封したら早めに食べるようにしましょう。
②常温保存した場合
かまぼこには、常温で保存できる商品もあります。常温保存ができるのは、主に高圧高温で殺菌されたケーシング詰のかまぼこで、未開封の状態であれば製造から約1か月が賞味期限の目安です。ただし、高温多湿の環境で保存するなど保存状態が悪い場合は、賞味期限内でも変質する場合があるので注意が必要です。
③冷凍保存した場合
かまぼこを冷凍保存した場合の賞味期限の目安は2~3か月とされていますが、基本的にはかまぼこの冷凍保存はおすすめできません。冷凍するとかまぼこに含まれる水分が凍って、内部に小さな空洞ができ、独特の弾力が失われて味や品質が低下します。なるべく、冷蔵保存や常温保存をするようにしましょう。
かまぼこは賞味期限切れでも食べられる?
賞味期限が短いかまぼこは、賞味期限が切れても食べられるのか気になる方も多いでしょう。ここからは、賞味期限の定義も踏まえながら、かまぼこは賞味期限が切れても食べられるかを解説します。
賞味期限の定義
賞味期限とは、未開封の状態で記載されている保存方法を守って保管した場合に、品質が変わることなく食べられる期限のことで、本来の期限より余裕を持って記載されています。そのため、賞味期限を切れた商品は多少の品質の劣化の可能性はあるものの、食べられないわけではありません。
賞味期限は消費期限と勘違いされがちですが、全く異なる意味を持つので注意が必要です。消費期限は食品を安全に食べることのできる期限を表していることから、消費期限が切れた食品については、安全に食べられる保証はないため食べないほうが無難です。(※1、2)
品質に問題なければ食べられる
賞味期限切れのかまぼこでも、適切な保存方法を守って未開封で保存したのであれば、食べても問題ない場合がほとんどでしょう。特に保存料を使用しているかまぼこは、賞味期限自体が長めなので、賞味期限を多少過ぎても味や品質が変わらない場合がほとんどです。
ただし、賞味期限が切れたかまぼこは劣化や腐敗が進んでいる可能性も少なからずあるため、食べる前にしっかり状態をチェックする必要があります。