藁納豆とは?わらに入れる理由は?食べ方やパックとの違いも比較!
藁(わら)納豆を知っていますか?納豆を藁で包む理由はなぜでしょうか?今回は、藁納豆とパック納豆との違いや美味しい食べ方・取り出し方を紹介します。藁納豆の売ってる場所や自宅での作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
藁納豆に合う調味料や薬味を、以下に紹介します。
・塩
・醤油
・ねぎ
・砂糖
・にんにく
・粉チーズ
・わさび
・からし
一般的な藁納豆には調味料は付いていないので、自分で準備する必要があります。まずはそのまま食べてみて、藁納豆ならではの藁の香りや大豆の凝縮された旨みを味わってみましょう。その後は、粘りで混ぜにくくなるまでよくかき混ぜ、調味料を少し入れて混ぜるを数回繰り返してください。
納豆に入れる調味料は醤油が一般的ですが、素朴な大豆の美味しさを味わうために塩を使うのもおすすめのほか、砂糖やにんにくなどを少し加えるのも美味しくなります。
本物の藁納豆を買いたい時は?スーパーで販売してる?
藁納豆ならではの香りや味わいは、パックの納豆では味わえないため、購入してみたいと感じる人は多いでしょう。ここでは、藁納豆を購入できる場所を紹介します。
藁納豆が販売してる店・スーパーは少ない
藁納豆は以下のような店舗・場所で販売されています。
・常磐高速道路サービスエリア
・道の駅
・JR水戸駅
・茨城県アンテナショップ
・イオン
藁納豆は納豆で有名な茨城県では販売されていますが、藁納豆を取り扱っているお店は限られており、一般的なスーパーではあまり販売されていません。茨城県内の高速道路サービスエリアや道の駅、水戸駅など観光客が訪れやすい店舗で販売されています。また、茨城県内のイオンやコープなど一部スーパーでも取り扱いがあるようです。
首都圏でも一部のイオンや、茨城県のアンテナショップで取り扱いがあります。
藁納豆は通販で買うのもおすすめ
茨城県や首都圏の一部では藁納豆を購入できるものの、現地に行けない場合は通販で購入するのがおすすめです。こちらの商品は、天然わらを使った伝統的な製法で作られた藁納豆で、熟成された有機大豆の旨みを堪能できると人気の納豆です。
藁納豆を手作りするのもあり!作り方は?
藁納豆を購入できない場合、自宅で作ることも可能だと知っている人は少ないかもしれません。藁納豆の作り方を紹介するので、藁納豆を手作りしてみたい人は参考にしてください。
材料
・大豆:6合程
・藁:160本程
作り方・手順
藁納豆の作り方は、以下の通りです。
①大豆を水に一晩漬けておく
②藁を水で洗う
③藁を半分に切って藁苞を作る
④蒸し器で③を加熱し熱消毒する
⑤大豆を圧力鍋で煮る
⑥大豆を熱いうちに藁苞に入れる
⑦35~45度で8時間保温し、24時間経過したら常温に置く
⑧3時間ほど経過したら、冷蔵庫で2~3日熟成させる
藁に存在する納豆菌を利用することにより、藁と大豆だけ用意すれば自宅で納豆が作れます。納豆菌は熱に強いので、加熱消毒する際には納豆菌以外の雑菌は死滅しますが、納豆菌だけは残るようです。藁苞を発酵させる際には、発泡スチロースの箱に湯たんぽを入れて適温を保つようにしてください。
藁納豆を食べてみては?
藁納豆はパックの納豆では味わえない、大豆の香りや凝縮された旨みを堪能できます。一般的なスーパーでは滅多に購入できませんが、茨城県内の店舗や通販を利用して藁納豆を食べてみてください。