三つ目のぼたもちとは?誰が用意する?数え方やいつ食べるかも紹介!
みつめのぼた餅とは何か知っていますか?絶対に食べないとダメなのでしょうか?今回は、みつめのぼたもちについて〈いつ・誰が用意・数え方・2人目〉などのルールやお返しは必要なのかを、作り方・レシピとともに紹介します。みつめのぼたもちのおすすめ商品や〈茨城・千葉〉などの習慣が残ってる地域も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
- 三つ目のぼたもちとは?いつ食べるの?
- みつめのぼたもちとは母親が第一子が生まれてから3日以内に食べるぼたもちのこと
- みつめのぼたもちの習慣が今でも残っている地域
- みつめのぼたもちは誰が用意して誰に配る?2人目の時は食べる?
- みつめののぼたもちを用意する人は夫側の両親とされている
- 母親以外には親戚や近所の人に配る
- みつめのぼたもちの習慣は第1子が誕生した時のみ
- みつめのぼたもちをもらったらお返しは必要?
- みつめのぼたもちをもらったらお返しをするのが望ましい
- みつめのぼたもちの作り方・レシピ
- 材料
- 作り方・手順
- みつめのぼたもちのおすすめは?どこで購入できる?
- みつめのぼたもちは通販や駄菓子屋での購入がおすすめ
- ①つぶあんおはぎ 三ッ目のぼたもち(1個125円)
- ②三つ目のぼた餅(2700円)
- ③みつめのぼたもち10個入り(1250円)
- みつめのぼたもちとは何か知っておこう
みつめのぼたもちをもらった場合は、以下のような品物をお返ししましょう。
・梅干し
・豆
・麻
みつめのぼたもちのお返しには、おせち料理のようにめでたい意味が込められています。梅干しは、梅干しのようにシワができるまでお元気でという意味を持ち、豆はまめまめしく丈夫で息災に育つようにという意味があります。
また、金一封を折り畳んだ半紙に入れ、麻紐で縛ったものを渡す麻祝いというものも知っておきましょう。麻紐は捨てずに保管し、お宮参りの際赤ちゃんの産着着物の紐に結びつけて使用します。ただし、現在ではお返しに明確な決まりはないため、迷った際は気持ちが伝わるお金を包むのも良いでしょう。
みつめのぼたもちの作り方・レシピ
みつめのぼたもちを自宅で準備する場合は、どのような材料が必要なのでしょうか。ここでは、みつめのぼたもちに必要な材料や作り方について紹介します。
材料
・もち米
・うるち米
・あん
・黒ごま
・水
作り方・手順
みつめのぼたもちは、以下の手順で作ることができます。
1.もち米とうるち米を研いで15分ほど浸水する
2.浸水した米を20分程度火にかける
3.火を止めて15分蒸らす
4.炊いた米を重箱に詰め、あんや黒ごまを乗せて完成
みつめのぼたもちは、通常のぼたもちと同様の材料を重箱に詰めて作られます。具材はあんの他、黒ごまやきなこを加えるとより栄養が豊かになります。地域によってはおはぎを重箱に詰めず、大きめのおはぎを3つ用意する場合もあります。
みつめのぼたもちのおすすめは?どこで購入できる?
みつめのぼたもちは、ごく一部の地域で販売される郷土料理のため購入が難しい場合があります。第1子が生まれた際、お祝いに差し入れたい場合はどこで購入すれば良いのでしょうか。ここでは、おすすめのみつめのぼたもちや、購入できる場所について紹介します。
みつめのぼたもちは通販や駄菓子屋での購入がおすすめ
みつめのぼたもちは、以下の場所で購入できます。
・すぎやま(茨城県土浦市)
・峰月(千葉県松戸市)
・なごみの米屋(千葉県成田市)
・御菓子司蛸屋(栃木県小山市)
主に千葉県や茨城、栃木の老舗の和菓子屋での購入が主流ですが、一部店舗では通販や駄菓子屋でも取り扱いもあります。ぼたもちは消費期限が短いため、和菓子屋や駄菓子屋などでの購入が好ましいですが、直販での購入が難しい場合は通販も活用しましょう。
①つぶあんおはぎ 三ッ目のぼたもち(1個125円)
蛸屋の三つ目のぼたもちは、山形産ヒメノモチを使用したこだわりの商品です。注文は15個から可能なため、親戚が多い人や近所付き合いが幅広い人など、たくさん配りたい人におすすめです。