ブレンダーは泡立て器の代わりになる?メレンゲができない?対処法を紹介!
ブレンダーは泡立て器の代わりになるのでしょうか?メレンゲができるのか気になりますよね。 今回は、ブレンダーが泡立て器の代わりのなるのかやハンドブレンダーでメレンゲを作る方法を紹介します。泡立て器の代わりにブレンダーを使わなくても泡立てるコツも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ブレンダーは泡立て器の代わりになるの?代用できる?
ブレンダーは、スープや子どもの離乳食を作るときに重宝するアイテムです。お菓子作りで多用する生クリームやメレンゲ作りは、ハンドミキサーがないとハードルが高く、ブレンダーで手軽に作りたいものです。食材を攪拌するには便利なブレンダーですが、泡立て器の代わりに使えるのか解説します。
ブレンダーは泡立て器の代わりに使うのは難しい
ブレンダーを泡立て器代わりに使用する前に、それぞれの違いについておさえておきましょう。ブレンダーと泡立て器の特徴は以下の通りです。
【ブレンダー】
・食材を細かくしたり、潰すことに向いている
・少量の分量にしか使えない
・歯の回転数が多い
【泡立て器】
・混ぜているあいだに空気を含ませることができる
・きめ細かな泡を作ることができる
・泡立ち具合を調節することができる
・手動の場合は、労力と時間がかかる
ブレンダーは食材を砕くための道具なので歯自体の回転数が多く、空気を取り込みながら泡立てるのに向いていません。泡立てることができたとしても、きめ細かでふわふわな食感にはならないため、泡立て器やハンドミキサーの代用は基本的に難しいといえます。
(*ハンドブレンダーでできることについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ブレンダーでホイップ・メレンゲを作る方法は?
ブレンダーを泡立て器の代わりとして生クリームやメレンゲを作る方法は、以下の通りです。
①泡立て用のアタッチメントを付ける
②縦長の筒状の容器に、卵白4つを割り入れる
③容器を斜めに傾け、ブレンダーで空気を含むように高速で1分泡立てる
④卵白全体が白く泡立ってきたら、容器を底に固定して時々かき混ぜる
⑤仕上げに低速で混ぜると、きめの細かいメレンゲが完成
こちらの動画では、1分で卵白を泡立てる方法を細かく説明しているので、参考にしてみてください。ブレンダーで生クリームやメレンゲを作るときは、筒状の容器を用意することと、卵白は少ない個数で作ることがポイントです。ブレンダーの速度も様子を見ながら、高速から低速に2段階に切り替えることで、泡立てのきめを整えることができます。
ブレンダーで泡立て器のようにメレンゲができない理由は?
ブレンダーの食材を細かくする力を利用して、泡立て器として代用できますが、泡立て器やハンドミキサーのように上手くいかない原因は何でしょうか。ブレンダーを泡立て器代わりに、使用する材料についても大切なポイントをふたつ紹介します。
①卵の状態が悪い
まず、新鮮で新しい卵を使うことが重要です。古い卵は白身の弾力がなくなってしまうため、泡が立ちにくくなってしまいます。出来るだけ冷えた卵を使うために、メレンゲを作る直前まで冷やしておくことも大切です。冷蔵庫から出して常温の卵は、卵白が水っぽくなってしまう原因となります。
②ボウルや器具に水分や油分が残っている
卵白に油分が入ってしまうことも、メレンゲの泡立ちが悪くなる原因です。そのため、メレンゲを作る前にボウルや使用する器具は油分を取り除き、しっかり洗って、乾かすようにしましょう。作る量が多すぎても泡立てることが難しいため、軽量カップのような深くて小さめのカップに収まる量を目安にしてください。
ブレンダーなしでも泡立てることもできる?方法は?
ブレンダーやハンドミキサーなどの電動の道具がない場合は、生クリームやメレンゲを作るのは困難です。しかし、以下の代用法を覚えておけば、道具に頼ることなく短時間で泡立てることができます。お菓子作りで生クリームやメレンゲを作る際に役立ててみてください。