肉の消費期限切れは食べられる?1日・2日後は危険?種類や保存法別に紹介!

肉の消費期限の目安を知っていますか?〈牛・豚・鶏〉や〈塊・スライス・挽肉〉でも違うのでしょうか?今回は、肉の消費期限はいつまで食べられるのか〈1日~2日後・3日~4日後・1週間後〉など時間経過別に腐敗状態を比較して紹介します。肉の日持ちする保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 肉の消費期限切れはいつまで食べられる?
  2. 賞味期限・消費期限の定義
  3. 腐っていなければ食べられるが危険
  4. 肉の消費期限が切れた後の傷みやすさは?【種類別】
  5. 肉の種類別だと鶏肉が傷みやすい
  6. 肉の状態別だとひき肉が傷みやすい
  7. 肉が消費期限切れて腐りだすのはいつから?1日・2日後は?
  8. ①消費期限が切れて1日~2日後
  9. ②消費期限が切れて3日~4日後
  10. ③消費期限が切れて1週間後
  11. ④消費期限が切れて10日以上
  12. 肉の消費期限切れを食べる際の注意点
  13. 肉をよく加熱する
  14. 食中毒になったらすぐ病院へ
  15. 肉の日持ちする保存方法は?
  16. ①冷蔵保存する場合
  17. ②冷凍保存する場合
  18. 冷凍肉の解凍方法・使い方
  19. 肉の消費期限に注意しよう

肉の油脂は空気に触れると酸化してしまうので、袋にいれたら密閉状態にして保存する必要があります。また、肉からドリップとよばれる肉汁が出ている場合、ドリップに含まれる水分で腐りやすくなるためふき取り、温度変化が大きい扉の近くは避けてチルド室などの低温の場所に保存しましょう。

また、肉を塩、醤油、味噌、酒などで下味をつけると、調味料に含まれる塩やアルコールなどに殺菌効果があるため腐りにくくなり、肉の生臭さも取れるのでおすすめです。

②冷凍保存する場合

肉を冷凍保存する場合はどのようなことに注意する必要があるのでしょうか。

①ドリップ吸収シートを外してドリップをふき取る
②使う量ごとに小分けにし、ラップで包む
③密閉袋などに入れる
④急速に冷凍する

肉を冷凍する場合、パックについているドリップ吸収シートがついていると劣化しやすいので、シートは外してドリップをふき取ってから使う量ごとに袋にいれましょう。さらに保存期間を延ばすためにはきれいな箸やまな板を使って作業し、できるだけすぐに冷凍庫に入れて急速に冷凍するとよいです。

冷蔵保存の時と同じように密閉状態にして保存し、下味をつけるのもおすすめです。長期間保存すると酸化したり乾燥することで劣化してしまうので一か月を目安に使い切りましょう。

冷凍肉の解凍方法・使い方

肉を解凍するとき、常温や電子レンジで解凍すると温度変化が大きいためドリップが出やすくなります。温度変化を小さくするために、ボウルに袋のままの肉をいれて重しをしてから流水にさらすと効率よく解凍できます。冷蔵庫解凍だと半日かかるところ、流水解凍なら200gで30分かかりません。

また、解凍のしすぎもドリップが出やすいので半解凍の状態で調理するのがおすすめです。さらに、解凍した肉を使い切れずに再び冷凍庫に入れると冷凍焼けを起こして劣化するため、解凍した分はその日のうちに調理しましょう。

(*鶏肉や牛肉の冷凍保存や解凍の仕方について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)

鶏肉の冷凍保存方法は?賞味期限はいつまで?解凍の仕方や日持ちさせるコツを紹介!
牛肉の冷凍での保存方法や日持ち期間は?解凍のコツやレシピのおすすめも紹介!

肉の消費期限に注意しよう

肉は消費期限が短く傷みやすいので、保存する前に日持ちする工夫をしたり、冷凍するときや解凍方法にも気を付けて、安全に美味しく肉を食べられるようにしましょう。

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