鶏肉の冷凍保存方法は？賞味期限はいつまで？解凍の仕方や日持ちさせるコツを紹介！

鶏肉は、冷凍保存に向いている食材で、正しく冷凍保存することで長期間の保存も可能です。鶏肉の冷凍保存には、下記のようなメリットがあります。

・美味しさが持続する
・調理時間が短縮できる
・食中毒の防止になる

鶏肉を長く冷蔵保存すると、ドリップが出て水分や旨味が流出する影響で味や食感が落ちますが、冷凍した場合はドリップが流出しづらくなるため味も食感も保つことができます。

さらに鶏肉は、あらかじめ一口大にカットしてタレに漬け込んだ状態で冷凍することもでき、そうすることで調理時間の短縮にもつながります。また、冷凍での保存は雑菌の繁殖も防ぐことができるため、食中毒の防止にも役立つのがメリットです。

鶏肉のささみ、胸肉の冷凍の手順は下記の通りです。

①ドリップをペーパータオルなどできれいに拭き取る
②鶏肉を筋に沿って大きめのそぎ切りにする
③1枚ずつラップで包む
④密封できる冷凍バッグに入れてから冷凍する

肉をそぎ切りにしておくことで、凍結するまでの時間が短くなり、解凍後に調理した際も熱が通りやすくなります。ささみ肉は、脂肪分・水分共に少なくそのまま冷凍するとパサつくので、タレに漬けてから冷凍保存するのがおすすめです。

手羽先を冷凍する場合は、下記の手順で行いましょう。

①ペーパータオルでドリップなどをきれいに拭き取る
②骨と肉の間に包丁で切り込みを入れておく
③1回に食べる分ごとにラップで包み、密封できる袋に入れる
④冷凍庫に入れて保存する

上記の手順では骨と肉の間にあらかじめ切り込みを入れていますが、この下処理をしておくことで、調理した際に火が通りやすくなる上に骨から肉が外れやすくなります。