鶏肉の冷凍保存方法は?賞味期限はいつまで?解凍の仕方や日持ちさせるコツを紹介!
鶏肉は冷凍で保存できるのでしょうか?今回は、鶏肉を冷凍保存する方法や日持ち期間のほか、解凍のコツも紹介します。ほかにも、冷凍の鶏肉のアレンジレシピや鶏肉の賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 鶏肉は冷凍保存できるの?日持ちする?
- 鶏肉の長期保存は冷凍がおすすめ
- 冷凍鶏肉の賞味期限はいつまで?2〜3ヶ月持つ?
- 鶏肉を冷凍保存する方法は?
- ①ささみ・胸肉の場合
- ②手羽先の場合
- ③ひき肉の場合
- 鶏肉を冷凍保存するポイントは?
- ①パックのまま保存しない
- ②小分けにして保存する
- ③急速冷凍する
- ④ラップなどに包んで空気に触れさせない
- ⑤料理が決まっている場合は下味冷凍する
- 冷凍の鶏肉を解凍する方法は?
- 流水解凍で半解凍にする
- 解凍後の賞味期限は何日?
- 解凍後の再冷凍はNG
- 冷凍鶏肉が賞味期限切れた時の見分け方は?
- 賞味期限が切れた鶏肉の特徴
- 冷凍鶏肉のアレンジレシピ
- ①鶏肉の照り焼き
- ②鶏の唐揚げ
- ③冷凍チキンの春サラダ
- 鶏肉を正しく保存して日持ちさせよう
冷凍された鶏肉を解凍する方法として最もおすすめなのが流水解凍です。流水解凍の手順は下記の通りです。
①ボウルやバットを用意し水を入れる
②冷凍の鶏肉が入った袋の封をしっかり締めて、①の中に入れる
③水道の蛇口を細く開き、流水に②をあてる
解凍後も美味しい状態の鶏肉を楽しむためには、なるべく温度変化を減らして解凍することが大切です。急に温めるなどして鶏肉の温度を大幅に変えてしまうと、ドリップが多く出て、鶏肉の旨味が水分とともに流出してしまいます。
その点、流水解凍は温度変化を少なくして解凍することができ、解凍時間は100gあたり5~6分と比較的短い時間で解凍できます。
解凍後の賞味期限は何日?
鶏肉を解凍して冷蔵庫で保存した場合の賞味期限は、解凍後約2日です。ただし常温で解凍した場合や、冷凍庫内の温度が冷え切れていなかったりすると、もう少し早めに傷んでしまうこともあります。解凍後はなるべく早めに使った方が、衛生的にも良いでしょう。
解凍後の再冷凍はNG
冷凍した鶏肉は、冷凍時に細胞が若干壊れていますが、解凍した後に再冷凍すると細胞はさらに壊れてしまいます。その結果、流出するドリップの量が増え、味や食感が悪くなるだけでなく雑菌が繁殖しやすくなって食中毒の危険性も上がります。そのため、基本的には解凍後は再冷凍せずに使い切るのが原則です。
なお、ひき肉などは一度冷凍したものを解凍した状態で売っている場合があるので、そのようなものも再冷凍しないよう注意しましょう。
(*鶏肉は再冷凍できるかや、冷凍鶏肉の正しい解凍方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍鶏肉が賞味期限切れた時の見分け方は?
冷凍された鶏肉は、基本的には腐ることはありませんが、長期間の保存によって味が落ちる可能性があります。ここでは、冷凍の鶏肉が食べられる状態なのかどうかの見分け方について説明します。
賞味期限が切れた鶏肉の特徴
賞味期限が切れている冷凍の鶏肉の特徴は下記の通りです。
・表面が乾燥している
・霜がついている
・変色している
・糸を引く
・異臭がする
・柔らかくなっている
このような状態になっている冷凍の鶏肉は、冷凍焼けを起こしており、酸化が進んで風味が著しく落ちている状態です。基本的に冷凍肉の賞味期限は1ヶ月ほどなので、それ以上の期間が過ぎたものは解凍した後にドリップの量や臭い・粘り気・色などをチェックしてみてください。
なお、冷凍保存した場合も保存方法が適切でないと腐って臭いや見た目などが変化する場合があります。解凍した後に糸を引く場合や不快な臭いがする場合、柔らかくなり過ぎている場合などは腐っている可能性が高いので食べない方が良いでしょう。
(*鶏肉の消費期限が切れた、腐った場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
冷凍鶏肉のアレンジレシピ
冷凍した鶏肉のアレンジレシピをいくつか紹介します。下味をつけてから冷凍保存するレシピもあるので、レシピを参考にしながら冷凍鶏肉を上手に活用してください。