練乳の賞味期限切れはいつまで?腐らない?食中毒の危険や開封後・前も比較!
練乳の賞味期限の目安を知っていますか?腐らないのでしょうか?今回は、練乳の賞味期限を〈未開封・開封後〉別に比較して、〈一年・半年・3ヶ月〉など期限切れでもいつまで食べられるのかを紹介します。練乳の日持ちする〈未開封・開封後〉別の保存方法や、腐って食べた場合の食中毒など危険性も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
練乳が腐りにくい理由や腐ってしまった時の特徴などを以下に紹介するので、参考にしてください。
【腐りにくい理由】
・水分活性が低い
・微生物が繁殖しにくい
・保存性に長けている
【腐った時の特徴】
・カビが生える
・とろみが強くなる
・練乳の脂肪分が分離する
・練乳が固まる
・ガスが発生して容器が膨らむ
練乳は基本的には腐りにくい食品ですが、開封後のものや保存状態が悪いと、微生物が繁殖して腐るなど劣化する恐れがあります。劣化した練乳は、通常の白い色から濃いクリームのような色に変色します。またトロトロとしていたものがザラザラした状態になった場合は、劣化している可能性があるので注意が必要です。
賞味期限切れ・腐った練乳を食べた時は食中毒の危険も!
ここでは、賞味期限切れのものや腐った練乳を食べてしまった時の症状・対処などについて紹介します。
・腹痛
・下痢
・嘔吐
・発熱
練乳による食中毒には主に細菌性とウイルス性のものがあり、細菌やウイルスが腸内で増殖すると、胃腸の機能が低下して下痢や嘔吐が起こります。普段と違う味がしたり腐敗臭がするなど、少しでも怪しいと感じたら食べないようにしましょう。
賞味期限切れの練乳を食べて、食中毒が疑われる症状が出た場合は、安静にして水分を補給するようにしてください。水分が取れなかったり、上記の症状が長く続く場合は、病院を受診することをおすすめします。
練乳の日持ちする保存方法は?
練乳の日持ちを良くするためには、常温・冷蔵・冷凍のどの保存方法が適しているのでしょうか。ここでは、練乳の未開封と開封後それぞれの場合のおすすめの保存方法を紹介します。常温・冷蔵・冷凍など保存するのに適した場所についても紹介するので、参考にしてください。
未開封の練乳は常温保存がおすすめ
未開封の練乳のおすすめの保存方法について、以下に紹介します。
・常温
・直射日光の当たらない場所
・温度や湿度が高くない場所
未開封の練乳を日持ちさせるには、常温で保存するのがおすすめです。未開封のものは、空気に触れる心配がないので、室内で保存しても問題ありません。直射日光が当たる場所や高温多湿なところは、褐色化が早まり風味も低下するので避けるようにします。また冷凍保存は、急激な温度変化で練乳の劣化を早める可能性があるのでおすすめしません。
開封後の練乳は冷蔵保存がおすすめ
ここでは開封後の練乳の保存方法の手順について紹介します。
1.フタのついた清潔な容器に練乳を入れる
2.フタをきちんと閉めて、冷蔵庫で保存する
開封後の練乳は、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。チューブタイプは、フタがついているのでそのそのまま保存できますが、缶詰タイプのものは、中身が劣化しないようにフタつきの密閉容器など、別の清潔な容器に移すことで日持ちが良くなります。開封後の冷凍保存も開封前と同様に、温度変化による劣化の可能性があるためおすすめしません。
練乳を賞味期限内に消費できるレシピも紹介!
練乳はいちごなどに直接かけて楽しむだけでなく、お菓子やパンづくりに活用することもできます。ここでは、練乳を使った賞味期限内に消費できる美味しいレシピを紹介します。
①ミルクちぎりパン
ふわふわと柔らかく、しっとりとした食感のミルク風味のちぎりパンです。ほんのりと甘味のあるパンを食べたい時や、子供のおやつが必要な時などに簡単に美味しく作れます。余っている練乳を消費したい時にもおすすめのレシピです。
②ミルククッキー
微かに香る練乳の風味がクセになるミルククッキーは、材料が少なく分量もわかりやすいので簡単に作れます。練乳の優しい甘みがとても美味しく、外側はサクサクとしています。練乳がたくさん余っていて、消費したい時にもおすすめです。