オクラは生で食べられる?危険?下ごしらえのやり方やレシピのおすすめを紹介!
【管理栄養士監修】オクラは生で食べると危険・毒性があると言われますが本当でしょうか?今回は、オクラを生で食べる際の下ごしらえや切り方など食べ方を紹介します。生・茹でオクラの栄養や味の比較やおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてください。
目次
生オクラは簡単な下ごしらえをすることで、生でも問題なく食べることができます。どのような下ごしらえを行なうのが望ましいのでしょうか?
オクラのヘタの剥き方
以下で、オクラのヘタの上手なむき方を紹介します。
1:オクラの上部にあるヘタを包丁で切り落とします。
2:オクラのガクを一周、ぬめりに注意しながら薄く剥きます。
包丁を使うのが苦手な方は、最初はガクを剥くのに苦労するかもしれません。りんごの皮剥きのように大きな食材ではないので、繊細な作業が必要になるためです。生で食べられないのは、ヘタの部分だけですので、剥き過ぎないように注意しましょう。
柳田ゆい
管理栄養士
ガクを剥くときに断面が出るまで切り落としてしまうと、そこから中に水が入りオクラ自体が水っぽくなってしまいます。 包丁で剥くのが難しい場合は、ピーラーを使うのがオススメです。
オクラの産毛の処理
ヘタの取り方に続き、オクラの産毛の処理方法についても見てみましょう。
1:オクラに小さじ1程度の塩をふりかけます。
2:まな板の上で生オクラを転がし、表面によく塩を擦り込みます。
3:水道で軽く塩を洗い流して調理してください。
この手順を踏むことで、表面の産毛がとれて、オクラの色も鮮やかに仕上がります。鮮度が高いオクラは産毛も硬いため、下処理で失くしておくわけです。
(*オクラの産毛を取らなくても食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
オクラの切り方は?
オクラの下ごしらえが終わったら、そのまま食べても良いですが、切り方を工夫してみましょう。それぞれの切り方によって見た目や粘り気などが異なってきます。作る料理によっておすすめの切り方も違うので、代表的な切り方4つについて、詳しく解説していきます。
①オクラの輪切り
オクラを繊維に逆らって切るのが輪切りです。オクラ独特のネバネバと、生でしか味わえないシャキシャキとした食感を同時に楽しめることでしょう。見た目も五角形の形をしていて綺麗なので、サラダやスープ、酢の物などのおかずにして食べるのがおすすめです。
②オクラの縦半分切り
オクラを繊維に沿って縦半分に切るのが縦半分切りです。オクラを縦に切ると、横に切るのと比べて粘り気が出にくくなり、種のプチプチとした食感を楽しむことができます。見た目も種が並んでいて可愛らしいので、メインディッシュの盛り付け、麺類や炒め物とのコラボレーションにも多用できるでしょう。