にんにくの芽は食べられる?毒はない?栄養価や食べ方のおすすめも紹介!
【管理栄養士監修】にんにくの芽が生えた時どうしていますか?毒はないのでしょうか?にんにくの芽は中華料理のメニューで目にすることもありますよね。今回は、にんにくの芽の安全性や栄養素に加え、食べ方も紹介します。にんにくが発芽しない方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
石川桃子
管理栄養士
ビタミンAは脂溶性ビタミンですので、油を使って調理することで吸収率が高まります。ですが、植物性の油を高温で熱してしまうと酸化しやすいので身体にはあまりよくありません。一緒に豚肉などの脂の出やすい部位と調理すると良いでしょう。
③食物繊維
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
3.8g | 20g | 19% |
食物繊維は不溶性と水溶性に分けられ、にんにくの芽には水溶性食物繊維が含まれます。水溶性食物繊維は腸の中で水分を多く含み、腸を刺激してぜんどう運動を活発にすることで便通を促します。
大腸の中で発酵するのでビフィズス菌などを増やし腸内をキレイに保つ整腸作用もあります。にんにくの芽をよく噛むことで、あごの刺激にもなりますし腸を美しく保つこともできます。
石川桃子
管理栄養士
よく噛むには食感を残すように調理することがポイントです。生でも食べて問題ないので炒め物などにする際には長時間炒めず、にんにくの芽の食感を残すようにするとより噛むことを意識できるようになりますよ。
にんにくの芽を発芽させない方法は?
にんにくの芽の発芽を防止するにはどのような保存方法があるのでしょうか。新鮮さを保つ保存のポイントを紹介します。
冷蔵で保存をする
にんにくは0℃以下であれば発芽しにくいので、冷蔵庫での保存がおすすめです。にんにくは丸ごと使うことは少ないので、鱗片部に分ければ保存期間を延ばすことができます。
①鱗片を1つ1つにわけ、薄皮をむく。
②1つずつペーパーに包む。
③ジップ付きの保存袋に入れ、冷蔵庫で保存する。
このひと工夫をするだけで冷蔵庫で2~3か月保存することができます。片鱗を一つ一つに分けずに丸ごと保存する場合は、新聞紙などに包んで保存するようにしましょう。20℃以上で日光が当たるような環境だと発芽しやすいため、すぐ使う場合や冬場などを除き常温保存はやめた方がいいでしょう。
(*にんにくの芽の保存方法について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
にんにくの芽の食べ方のおすすめは?
私たち日本人には馴染みの少ないにんにくの芽のおすすすめの食べ方を紹介します。
豚肉とにんにくの芽のオイスター炒め
豚肉とにんにくの芽の定番レシピです。玉ねぎのシャキシャキ感がアクセントでオイスターソースのコクでご飯が進みます。