しらすは賞味期限切れでも食べられる?1週間過ぎても加熱したらOK?活用レシピも紹介!
しらすは賞味期限切れでも食べていいのでしょうか?加熱したら大丈夫なのでしょうか?今回は、しらすは賞味期限切れから<3日・5日・1週間・2週間>などどのくらいまでなら大丈夫なのかを紹介します。賞味期限切れのしらすを使ったレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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しらすは賞味期限切れでも食べられる?加熱したらOK?
足が早いことで知られている、しらすは食べようとしたら数日で賞味期限切れになっていることがあります。賞味期限切れになったしらすは、加熱することで食べることが出来るのでしょうか。ここでは賞味期限切れのしらすの消費方法や、食べない方が良いしらすの特徴などを解説します。
しらすの賞味期限
しらす | 賞味期限 |
生しらす | 1日 |
釜揚げしらす | 3〜5日 |
しらす干し | 5〜6日 |
ちりめんじゃこ | 半年〜1年 |
しらすとは、カタクチイワシやマイワシの稚魚の総称で、水揚げされたばかりの新鮮なものは生しらすと呼ばれています。水揚げされた生しらすをサッと茹でたものを釜揚げしらす、釜揚げ後に干したものをしらす干し、しっかり乾燥させているものがちりめんじゃこです。
水分量によって賞味期限に差があり、水分量が多いしらすの方が賞味期限が短くなります。生しらすが水分量100%なのに対して、釜揚げしらすは約85%、しらす干しは50〜60%、ちりめんじゃこは25〜35%程度です。
しらすは賞味期限から1〜2日以内に食べ切ろう
しらすは鮮度が落ちやすく、特に生しらすは水分量も多いため美味しく食べることが出来る期間を示す賞味期限は1日しかありません。釜揚げしらすでも3日〜5日程度、ちりめんでも1週間〜2週間で賞味期限が過ぎてしまいます。スーパーなどで購入した場合、しらすには安全に食べることが出来る期間を示す消費期限が記載されている場合が多いです。
賞味期限や消費期限が切れたしらすは、鮮度が落ちているためそのままではなく加熱して食べると安心です。その場合も、期限切れから1〜2日以内には必ず消費するようにしましょう。
食べないほうがいいしらすの特徴
賞味期限切れのしらすを食べる時は加熱すると安心ですが、食べない方が良い状態になっていることもあるので参考にしてください。
・しらすの身が崩れている
・白い身が変色して黄色になっている
・水分が出てベチャっとしている
・生臭い匂いがする
賞味期限切れになっていない新鮮なしらすは、白くて身にハリがあり、みずみずしいのが特徴です。上記のような状態になっているしらすは、賞味期限や消費期限を過ぎているかに関わらず加熱したとしても食べない方が良いでしょう。
しらすの賞味期限を長くする方法は?
賞味期限切れになって食べれなくなる前に、しらすの賞味期限を長くする方法はあるのでしょうか。美味しく保存して長く食べることが出来るおすすめの方法を紹介するので参考にしてください。
①オリーブオイルに付ける
食べ切れないしらすは、賞味期限切れになる前に冷凍保存することが多いですが、冷凍せずに長持ちさせたい場合は加熱調理してオイル漬けにするのも良いでしょう。生しらすを熱湯にくぐらせて釜揚げしらすにした後、水気を取り、酢・塩・にんにく・オリーブオイルと共に保存瓶に入れておきます。
冷蔵庫で10日ほど保存することが出来、パスタやサラダなど様々なレシピに活用するのがおすすめです。
②冷凍保存する
生しらすを当日中に食べないのであれば、賞味期限切れになる前の鮮度の良いうちに冷凍しておくのが一番です。冷凍する場合は、まとめて保存袋に入れるのではなく、1回分ずつ小分けにしておきましょう。
生しらすだけではなく、賞味期限の長いちりめんじゃこなどの、冷蔵庫で保存していると日に日に味や風味が落ちてしまうため、冷凍保存して食べるときに解凍するのがおすすめです。
(*しらすの冷凍方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
賞味期限切れのしらすのレシピを紹介!
賞味期限が切れてしまっても、美味しく消費することは可能です。ここでは、賞味期限切れのしらすを美味しく消費できるレシピを3つ紹介します。
①釜揚げしらすのオリーブオイル漬け
オリーブオイルだけでなく、鷹の爪やローズマリーを入れることで更に美味しく長期保存することが出来ます。パスタや温野菜など使えるレシピもたくさんあるので、生しらすが食べ切れなかった時に作っておくのがおすすめです。
②しらすのかき揚げ
賞味期限切れのしらすも野菜と一緒にかき揚げにすることで、大量消費出来るだけでなく栄養価も上がるレシピです。野菜は残り野菜や季節の野菜を使うことで、同じメニューでも食感や味わいの違いを楽しめます。
③しらすの佃煮
ごま油でしっかり炒めることで、水分量の多い賞味期限切れのしらすも保存のきく佃煮になります。シンプルなしらすに飽きたら、ご飯に合う佃煮を作ってみてください。
しらすは賞味期限が切れたらすぐに食べよう
水分量が多く、すぐに賞味期限切れや消費期限切れになってしまうしらすも、加熱することで美味しく食べられます。しらすとして丼で食べる以外にも食べ切れなかったしらすを消費するアレンジレシピはたくさんあるので、ぜひ活用してみてください。