みょうがが葉っぱばかり・実がならない時の原因と対処法!葉っぱを切るタイミングも紹介!
みょうがが葉っぱばかりになる・実がならないことはありませんか?今回は、みょうがが葉っぱばかりで実がならない理由を、葉を切る・刈り取りする方法とともに紹介します。みょうがの栽培方法も収穫後の処理も含めて紹介するので参考にしてみてくださいね。
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みょうがが葉っぱばかりで実がならない…なぜ?
歯触りがよくほどよい辛味をもつみょうがは、冷奴に乗せたりそうめんの薬味に入れたりと、様々な料理に使われています。みょうがを家庭菜園で栽培した時に、葉っぱばかりで実がならないことがあります。今回は、みょうがの実がならない原因や対処法・正しい栽培方法などを紹介するので、参考にしてください。
みょうがが葉っぱばかりで実がならない理由・対処方法4つ!
一般的に、みょうがは植え付けから5~6か月ほどで収穫できますが、何か月経っても葉っぱばかりで実がならないことがあります。ここでは、みょうがの実がならない原因と対処法を4つ紹介するので、参考にしてください。
まずはみょうがの収穫時期は種類によって異なることを知っておこう
まずはじめに、みょうがの収穫時期は種類によって違うことを把握しておきましょう。みょうがの種類別の収穫時期は、以下の通りです。
・みょうがたけ:3~5月ごろ
・夏みょうが:7月ごろ
・花みょうが:8~9月ごろ
・秋みょうが:9~10月ごろ
みょうがは6~10月に旬を迎える種類が多く、特に多く流通するのは7月ごろに収穫される夏みょうがです。夏みょうがよりも2ヶ月ほど収穫時期が遅い秋みょうがは、粒が大きく香りや色が良いと言われています。
スーパーでよく見かける花みょうがは、花のつぼみのような形をしているのが特徴です。みょうがたけはみょうがの新芽のことを指し、偽茎と呼ばれる葉を軟化栽培して作られるものです。みょうがたけが最も美味しい旬の時期は春頃ですが、ハウスで栽培されたものは11月~5月頃まで収穫されます。
理由①光が遮断できていない
みょうがが葉っぱばかりで実がならない原因のひとつに、土に当たる光が遮断できていない点が挙げられます。みょうがを光に当てると葉っぱが成長し過ぎて、実が育ちません。そのため、みょうがを栽培する時は土の上にわらを敷くことが重要です。みょうがを栽培する際はほとんど日が当たらない場所は避けて、やや日が入る木陰程度の場所を選ぶようにしましょう。
理由②間引き・葉を切っていない
みょうがの茎の刈り取りを怠ると、葉っぱばかりで実がならない原因に繋がります。みょうがの葉が伸びて生い茂り、株の周辺が混み合ってきたタイミングで、間引きを行います。葉が完全に開いたものを選び、茎と茎の間が7~8cmくらいの間隔になるように間引きをしてください。葉が開いていないものを間引きするとさらに茎が増えるので、気をつけましょう。
また、みょうがの葉が伸びると土に埋まった実を見付けにくくなるため、収穫前に1/2~1/3程度切るのもおすすめです。
理由③風通しが悪い
みょうがを栽培する環境の風通しが悪い点も、葉っぱばかりで実がならない原因のひとつです。みょうがは湿気が高い場所を好みますが、カビが生えやすくなるため、風通しをよくすることも重要です。また、みょうがを育てる際には、通気性や水はけの良い土を選ぶようにしましょう。
理由④土が乾燥している
みょうがを植え付けた土が乾燥していると、株が乾いて実が成長せずに、失敗することがあります。そのため、水を多めに与えて水切れのないようにしてください。土の上にわらを敷いている場合は、わらをどかさずにそのまま水を与えても問題ありません。
みょうがの正しい栽培・収穫方法も一覧で紹介!
美味しいみょうがの実を収穫するためにも、正しい栽培・収穫方法を知っておきましょう。ここでは、みょうがの正しい栽培および収穫方法について、詳しい手順を交えながら紹介します。