みょうがが葉っぱばかり・実がならない時の原因と対処法!葉っぱを切るタイミングも紹介!
みょうがが葉っぱばかりになる・実がならないことはありませんか?今回は、みょうがが葉っぱばかりで実がならない理由を、葉を切る・刈り取りする方法とともに紹介します。みょうがの栽培方法も収穫後の処理も含めて紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
①植え付け
みょうがを植え付けする際の手順は、以下の通りです。
1.プランターの中に土を入れて、球根の間隔を15~20cmほど開けて、5~7cmの深さに植える
2.土の上に堆肥を乗せ、さらにわらまたは腐葉土を被せる
3.水を与える
みょうがの球根を購入した後、気温に関わらずすぐに植え付けます。みょうがは地下茎で増えるため、30cmほどの深さのある大きめのプランターを使って下さい。土は園芸専門店で取り扱っている、質が良く安全性が高い野菜用の培養土を選びましょう。特に、通気性が良く腐葉土の含有量が多い土がおすすめです。
②追肥・間引き
みょうがを植え付けてある程度成長したら、以下のように追肥や間引きを行います。
1.1つのプランターにつき、20g程度の化学肥料をわらの上から与える
2.茎の根本から刈り取って間引きをする
みょうがの追肥は、芽が伸び始めた時と丈が20~30cmほど伸びた頃のタイミングに行ってください。肥料は、リン酸やカリが多く含まれたものを選ぶのがおすすめです。間引きをする際は茎の根本部分をハサミで刈り取りますが、特に茎が多い場所は引き抜いても構いません。
③収穫
みょうがを収穫する際の手順は、以下の通りです。
1.実の根元を手で掴む
2.ねじりながら引っ張るようにして収穫する
みょうがの収穫時期になると、みょうがの株元付近に土から花茎が顔を出します。そのなかから花が開花しておらず、太さが1.5cmのものを選んで収穫しましょう。手で採取するのが難しい場合は、株元をナイフなどで切っても構いません。みょうがは花が咲くと食感や風味が落ちるため、収穫時期になったら早めに採取してください。
④収穫後
みょうがを収穫した後は、以下の手順で再度植え付けを行うのがおすすめです。
1.みょうがの葉が枯れて倒れるのを待つか、地上部を根本から切り落としておく
2.球根を掘り起こして土に堆肥を入れて耕し、再度球根を植えて肥料をまく
3.土の上に堆肥を乗せて、定期的に水やりを行う
みょうがを植え始めた年は収穫できない場合がありますが、株が安定すると翌年以降に実が付きやすくなります。プランターに植えたみょうがはそのままにすると土が乾くため、みょうがの栽培を再開するまでも水やりを行い、土を湿らせて球根が枯れないようにしましょう。
みょうがが葉っぱばかりで実がならない理由を知っておこう
みょうがが葉っぱばかりで実がならないのは、日当たりや風通しなどの栽培環境や、間引き等の栽培の仕方が原因です。今回紹介したみょうがの実がならない原因や栽培・収穫のポイントをおさえて、家庭で育ててみましょう。