冷凍できるパンとできないパンの違い・種類一覧!日持ち・カレーパンも紹介!

冷凍できるパンとできないパンを知っていますか?今回は、冷凍できるパンとできないパンの違い・一覧を、〈日持ち〉とともに紹介します。〈カレーパン・クリームパン〉は冷凍できるかや、冷凍パンはお弁当に持っていけるかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 冷凍できるパンとできないパンの違いは?
  2. 冷凍できないパンの特徴
  3. 冷凍できないパン一覧
  4. 冷凍できるパン一覧
  5. 冷凍できるが注意が必要なパンの種類も知っておこう
  6. 冷凍パンの日持ち・賞味期限は?
  7. パンを冷凍した時の日持ちは2週間程度
  8. パン屋さんのパンを冷凍した時の日持ち
  9. ちなみに冷凍したパンをお弁当に持って行くのは問題ない
  10. パンを冷凍する時のコツは?
  11. ①1つ1つラップに包む
  12. ②容器に入れて密閉する
  13. ③可能な限り急速に冷凍する
  14. ④食べる時は入念に解凍してから焼く
  15. 冷凍パンの解凍方法は?
  16. ①自然解凍
  17. ②トースター
  18. ③電子レンジ
  19. 冷凍できるパンとできないパンの違いを知ろう

冷凍できるパンとできないパンの違いは?

冷凍できるパンとできないパンの違いには、どのようなものがあるのでしょうか。それぞれの特徴と、代表的なパンについて詳しく紹介します。菓子パンや、パン屋で販売しているものは冷凍できるのか等についても説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

冷凍できないパンの特徴

冷凍できないパンの特徴は、以下の通りです。

・生の野菜や果物を使っている
・生クリームが挟んである
・マヨネーズを使っている
・固形のじゃがいもが入っている
・ゆで卵が入っている


生の野菜や果物は、解凍すると水分が抜けて食感が変わってしまい美味しく食べることができません。生クリームやマヨネーズ等を使ったパンは、解凍時に水分と油分が分離してしまうので避けましょう。冷凍できない特徴に当てはまるパンは、購入後なるべく早めに当日か翌日までに食べてしまうことをおすすめします。

冷凍できないパン一覧

冷凍できないものの代表的な種類は、以下のようなパンが挙げられます。

・生の野菜を使ったサンドイッチ
・生の野菜を使ったカスクート
・生のフルーツを使ったフルーツデニッシュ
・生クリームを使ったケーキのようなパン
・固形のいも類を使ったポテトパン
・固形のゆで卵が入った惣菜パン
・マヨネーズを加熱せずに食べるサラダパン


これらのように、生の食材や水分の多い食品が使用されているパンは冷凍不可です。レタスやトマト等の水分が多い生の野菜を使っているサンドイッチやカスクートは不向きで、冷凍すると水分がパンに移って食感が悪くなります。サラダパンのように加熱していないマヨネーズも、水分が抜けてしまうので冷凍できません。

冷凍できるパン一覧

冷凍に向いているパンには、以下のような種類があります。

・食パン
・ロールパン
・フランスパン
・メロンパン
・クリームパン
・ジャムパン
・くるみパン
・ピザパン
・カレーパン
・デニッシュパン


一部例外もありますが、スーパー等で販売しているチョコパンなどの菓子パン、パン屋の商品のいずれも水分が少ない種類であれば冷凍できます。なお、クリームパンとカレーパンは水分が多いものの、冷凍保存が可能です。

冷凍できるが注意が必要なパンの種類も知っておこう

冷凍できるパンの中でも、以下のような種類については注意が必要です。

・厚みのあるパン
・自宅で焼いたパン
・焼き立てのパン


厚みのあるパンは、冷凍や解凍の際にムラができてしまうので、半分にスライスしてから冷凍すると良いでしょう。また、自宅で焼いたパンや焼き立ての買ってきたパンは、しっかりと粗熱をとってから冷凍保存をするようにしてください。温かいまま冷凍すると、パンを入れた袋内に湿気が出てしまううえ、冷凍庫内の食材も悪くなってしまいます。

(*惣菜パンの冷凍について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

惣菜パンは冷凍できる?できない種類も?解凍のコツや日持ち期間の目安も紹介!

冷凍パンの日持ち・賞味期限は?

ここでは、冷凍パンの日持ちについて、パン屋の商品を冷凍した場合も含めて詳しく紹介します。冷凍したパンをお弁当として持っていけるかも説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

パンを冷凍した時の日持ちは2週間程度

一般的に、冷凍したパンの日持ちは2週間程度と言われています。保存期間が長期に渡ると、冷凍焼けを起こし風味や食感が損なわれます。パンを美味しく楽しむために、できるだけ早めに食べ切りましょう。なお、パンを冷蔵保存すると冷凍に比べて日持ちが短くなるうえ、でんぷんの老化により固くなるので避けましょう。

パン屋さんのパンを冷凍した時の日持ち

パン屋さんのパンを冷凍した時の日持ちも、スーパーのパン等と変わらず2週間程度です。個包装されていないパン屋さんの商品は、空気に触れないよう1個ずつラップをしてさらに冷凍用保存袋に入れましょう。

ちなみに冷凍したパンをお弁当に持って行くのは問題ない

冷凍したパンは、お弁当に持って行っても問題ありません。冷凍パンをそのまま持参するほか、冷凍パンにハムなどの具材を挟んでサンドイッチにしても自然解凍で美味しく食べられます。ただし、冷凍パンをお弁当にする場合は、霜が一緒に入らないようにしっかり取り除いてください。

パンを冷凍する時のコツは?

パンを冷凍する時のコツは、以下の通りです。

①1つ1つラップに包む
②容器に入れて密閉する
③可能な限り急速に冷凍する
④食べる時は入念に解凍してから焼く


4つのコツをしっかりと覚えて実践することで、冷凍パンをさらに美味しく食べることができます。少しの工夫で味わいが全く変わってくるので、ぜひ実際に試してみてください。ここでは、それぞれのコツについて具体的な方法を紹介します。

①1つ1つラップに包む

1つ1つのパンを丁寧にラップで包むと、冷凍焼けによるパンの乾燥を防ぐことができます。さらにパンが空気に触れないようにすることで、食感や風味が守られます。はじめから個包装されているパンはラップに包む必要はありませんが、複数個入っているパンは1個ずつラップで小分けすると良いでしょう。

②容器に入れて密閉する

ラップで包んだパンは、さらに密閉できる容器や冷凍用保存袋に入れて保存してください。より一層パンの水分を保つことができるうえ、パンの形が崩れにくくなり、冷凍庫内の整理もできます。容器や保存袋に、冷凍し始めた日をメモしておくと便利です。

③可能な限り急速に冷凍する

パンは可能な限り急速に冷凍した方が、美味しさを保つことができます。家庭の冷凍庫では、庫内の温度を低くして、金属のトレイの上にパンをのせるやり方や、アルミホイルで包む等の方法があります。なるべく冷凍庫内の温度を下げないように、扉の開け閉めの回数を減らす等の工夫もしてみてください。

④食べる時は入念に解凍してから焼く

冷凍したパンは、入念に解凍してから焼くことで、中だけが冷たい状態を避けることができます。涼しい季節には常温で2~3時間程度、夏場は冷蔵庫にてしっかり解凍してから焼くと良いでしょう。

(*パンの冷凍保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

パンを冷凍保存・解凍する方法は?賞味期限はいつまで?日持ちするコツや食べ方のおすすめを紹介!

冷凍パンの解凍方法は?

次に、冷凍パンの美味しい解凍方法について紹介します。パンの種類によって美味しい解凍方法が異なるので、ぜひチェックしてみてください。

①自然解凍

冷凍パンを自然解凍する方法は、以下の通りです。

1、水分が抜けないようにラップのまま解凍する
2、常温もしくは冷蔵庫に置く


冷凍パンは自然解凍することで、ゆっくりとムラなく解凍できるのでおすすめです。特に蒸しパンは、冷凍庫から冷蔵庫に移して1時間程度で美味しく食べられ、30分程度では半解凍状態でアイスのように滑らかな食感になります。

②トースター

薄いパンは、トースターを使って以下の手順で解凍することができます。

1、トースターを予熱する
2、水分量が少ないパンには霧吹きをする
3、パンを冷凍のまま加熱する


トースターに入れる前に霧吹きをすることで、ふんわりとした食感のパンに仕上がります。加熱時間の目安は、6枚切り食パン1枚で200℃4分程度ですが、様子を見ながら調整してください。なお、厚みのあるパンは中心まで火が通るのに時間がかかり、表面だけ焦げることがあるので避けましょう。

③電子レンジ

電子レンジを使用する際の手順は、以下の通りです。

1、水分が抜けないようにラップのまま解凍する
2、パンを冷凍のまま加熱する


電子レンジの加熱時間の目安は、20秒~1分程と短時間で解凍することができます。温めて食べた方が美味しい総菜パン等は、電子レンジ加熱をしたあとに、さらにトースターで焼くことをおすすめします。香ばしく、焼き立てのパンに近づくので試してみてください。

(*冷凍パンの解凍方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

冷凍パンの解凍方法は?電子レンジ・トースターがいい?かかる時間なども紹介!

冷凍できるパンとできないパンの違いを知ろう

パン屋さんに素敵なパンが並んでいると、つい買い過ぎてしまうかもしれません。食べきれず困った場面でも、冷凍できるパンとできないパンの違いを知っておくと便利です。上手に冷凍できると、パン屋さんのパンも長く美味しく楽しめるでしょう。

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