わらび餅の本物と偽物の違いは?季節や色で分かる?お店やお取り寄せも紹介!
わらび餅の本物と偽物の違いを知っていますか?食べられる店が気になりますよね?今回は、<季節・色・原料>などわらび餅の本物と偽物の違いを、食べられる店やお取り寄せと一緒に紹介します。わらび餅(本物)の作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
わらび餅の本物と偽物の違いは?
一年中スーパーで目にするわらび餅ですが、本物と偽物があることを知っていますか。偽物は本物と何が違い、どのように見分けたら良いのでしょうか。今回は本物と偽物の違いと、美味しい本物のわらび餅を食べられるお店を紹介します。
わらび餅の本物と偽物の違い①原料
スーパーなどで見かける透明のわらび餅の原材料を見ると、タピオカ粉や片栗粉・加工でんぷんが使われています。一方本物のわらび餅は、混ぜ物のないわらび粉を使用しています。本わらび粉で作るわらび餅のカロリーは、一人前316キロカロリーです。一方加工でんぷんのわらび餅は1パックあたり285キロカロリーと、さほど差はありません。
(*わらび餅のカロリーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
わらび餅の本物と偽物の違い②見た目・色
本物と偽物のわらび餅を見分ける方法として、まず色の違いがあげられます。タピオカ粉や片栗粉・葛粉で作ったわらび餅は、透明もしくは白濁色です。一方本物のわらび餅は、上記の写真のような黒っぽい色合いをしています。しかし本物のわらび粉に似せるために黒糖を混ぜている商品もあるので、原材料をしっかりと確認するのがおすすめです。
わらび餅の本物と偽物の違い③味・食感
タピオカ粉や加工でんぷんで作ったわらび餅は、ぷるりとした食感が特徴です。一方わらび粉で作った本物のわらび餅は、もっちりとした強い弾力があります。職人がしっかりと練り上げることで生まれるコシの強さと、とろけるような食感が絶品です。
monpul@京都移住
@monpulmonpul1
鍵善良房のわらび餅
子供の頃のわらび餅と言えば、透明まん丸なやつ。
京都に来たら本わらび粉を使用して少し黒くて😋
エグイくらい上品なわらび餅が本物と知りました。
わらび餅の本物と偽物の違い④値段
本わらび粉は100gあたり1500〜2000円と、非常に高価です。一方タピオカ粉は100gあたり100円以下と安価なため、わらび粉以外のでんぷんで作られたわらび餅の方が広く流通しています。現在ではわらび粉に葛粉などを配合して、美味しさをキープしながら値段を抑えたわらび餅が一般的です。
わらび餅の本物と偽物の違い⑤賞味期限
加工でんぷんで作られたわらび餅は保存性が高く、賞味期限は長めです。スーパーで販売されているパックのわらび餅は保存料が入っているものも多く、賞味期限も60日ほどあります。一方本物のわらび餅は湿気や高温に弱く生もののため、賞味期限は1〜2日のものが大半です。
わらび餅の本物と偽物の違い⑥販売時期・季節
でんぷんのわらび餅は一年中販売されていますが、本物のわらび餅は春の季節にしか出回りません。わらび餅の原料になるわらびの地下茎(根っこ)は冬の時期に採取され、冷水に晒しながらでんぷんを取り出します。非常に手間暇がかかる作業なので、完成するのが春になってしまいます。
また純度の高い本物のわらび粉は賞味期限が非常に短く、2〜3日しか持ちません。長期間の保管できないので、わらび粉を使用した本物のわらび餅は春限定の贅沢な和菓子となっています。
わらび餅(本物)の作り方は?
ここではプロが教える、本格わらび餅の作り方を紹介します。美味しい弾力のあるわらび餅になるコツも紹介するので、参考にしてください。
材料
・わらび粉 80g
・水 400cc
・グラニュー糖 200g
・きな粉 適量
作り方・手順
自宅で本格わらび餅を作る手順は、次の通りです。
①鍋に水とわらび粉を計り入れ、よく混ぜる
②①にグラニュー糖を加え軽くまぜ、火にかける
③中火にかけながら、常に鍋底から混ぜ続ける
④粘度が出てきたら中強火にし、さらにしっかりと混ぜる
⑤バットに取り出し、粗熱が取れたらひと口大にちぎり、きな粉をまぶす
わらび粉はダマになりやすいので、火にかける前によく水に溶かしておきます。加熱するときは鍋底からしっかりと混ぜ、焦げないように注意しましょう。しっかりと混ぜ続けると、コシのある美味しいわらび餅になります。
わらび餅の本物が食べられる店は?
ここでは本物のわらび餅を味わえる、おすすめのお店を紹介します。店舗でしか味わえない絶品わらび餅もあるので、チェックしてください。
①一幸庵(東京)
・場所:東京都文京区小石川
・値段:432円
・内容量:1個
・カロリー:ー
一幸庵のわらび餅は、わらび粉100パーセントにこだわって作られています。生地を強火で一気に練り上げることで、歯切れの良いコシを生み出しました。中のこし餡も上品な甘みで、わらび餅の美味しさを引き立てています。
あんこ
@kyounoanko
きょうのあんこは
一幸庵さんの「わらびもち」です
大変貴重な本蕨粉を
一心不乱に強火で練って練って練り倒して
やわらかさの中にもコシがある絶品のわらびもちに
同じやわらかさに整えられた
みずみずしいこしあんとともに
ごちそうさまでした♪
②宝泉堂(京都)
・場所:京都市左京区下鴨西高木町
・値段:1400円
・内容量:5個
・カロリー:ー
宝泉堂のわらび餅は、みずみずしく上品な食感が魅力です。宝泉堂はオンラインショップも運営していますが、このわらび餅は喫茶メニュー限定です。大阪方面に来る際は、ぜひ一度味わってみてください。
堀井むにょ
@munyokity
宝泉堂のわらび餅(^◇^)トゥルットゥル!こんなわらび餅もあるのね~新世界!
③芳光(名古屋)
・場所:愛知県名古屋市東区新出来
・値段:285円
・内容量:1個
・カロリー:ー
愛知県名古屋市にある芳光は、1964年創業の老舗和菓子屋です。丁寧に作られたわらび餅は、幻と呼ばれるほど人気です。素朴な見た目からは想像がつかない、柔らかな甘みととろける食感に思わず虜になります。
みやび店長®︎🍺〜面白いをもっと身近に〜
@miyabi_heiwa572
東区の御菓子処『芳光』
そのわらび餅をとある方から
頂きました😊
幻のわらび餅と言われるらしく
食べたらとろける😭
美味しく頂きました(o´罒`o)♡
わらび餅(本物)のお取り寄せのおすすめを紹介!
なかなか店舗まで足を運べない人は、通販で取り寄せるのがおすすめです。ここでは通販で買うことができる、おすすめのわらび餅を紹介します。
①千壽庵吉宗 千寿庵吉宗 生わらび餅(3000円)
国産の本わらび粉を100パーセント使用した、生わらび餅です。材料はわらび粉と水・きな粉だけなので、わらび餅本来の美味しさを存分に楽しめます。保存料が入っていないので消費期限は3日と短めですが、一度は味わう価値のある本物のわらび餅です。
②糸島だんご本舗 本格わらび餅(2592円)
福島県糸島にある和菓子屋が作った、こだわりのわらび餅です。九州産のわらび粉と糸島の天然水を使用し丁寧に練り上げたわらび餅は、シンプルで素朴な美味しさです。通常のきな粉のほかに、うぐいす粉のわらび餅も販売しています。
③Matsuemon わらび餅(4320円)
松右衛門の本わらび餅は、無農薬の国産わらび粉100パーセント使用した本物の味わいです。もっちりとしたわらび餅と上品なこし餡が、絶妙なハーモニーです。お世話になっている方の贈り物としても、喜ばれています。
わらび餅の本物を食べてみよう
片栗粉や加工でんぷんで作られたわらび餅は、季節を問わず食べられるというメリットがあります。一方本物のわらび粉で作ったわらび餅は、季節が限られ高価です。しかし本物のわらび餅の美味しさは、格別なものがあります。ぜひ一度、本物のわらび餅を味わってみてください。