スコッチブロスとは?給食に出る?作り方やイギリスのスープを紹介!
スコッチブロスとはどんな料理か知っていますか?今回は、スコッチブロスがどんな料理かを、<作り方・給食に出るか>などのトピックとともに紹介します。スコッチブロス以外のイギリスの伝統料理も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- スコッチブロスとは?
- スコッチブロスはスコットランド発祥の具沢山スープ
- スコッチブロスの言葉の意味
- スコッチブロスの材料には様々な種類がある
- スコッチブロスは日本の給食で提供されることも?
- スコッチブロスは日本の一部地域で給食に出る
- 給食のスコッチブロスは鶏肉が使われることが多い
- スコッチブロスの基本レシピは?
- 材料
- 作り方・手順
- スコッチブロス以外のイギリスの伝統スープ料理は?
- ①ミネストローネ
- ②カレンスキンク
- ③マリガトーニスープ
- ④パースニップのスープ
- ⑤ブロッコリーとスティルトンチーズのスープ
- スコッチブロスなどのスープ以外のイギリスの伝統料理は?
- ①ローストビーフ
- ②ローストポーク
- ③スコーン
- スコッチブロスを食べてみよう
スコッチブロスとは?
イギリスは、ハリーポッターやバッキンガム宮殿などが有名です。どれも日本では馴染みのある名前ですが、イギリスではスコッチブロスというスープも親しまれています。ここでは、スコッチブロスはどんな料理か、言葉の意味や種類などを説明します。
スコッチブロスはスコットランド発祥の具沢山スープ
スコッチブロスは、肉、野菜、大麦、豆などの穀物類が入ったスコットランド料理の具沢山スープです。具沢山なので、スープだけでも満足感があります。弱火で材料の野菜を形が崩れるほどに煮込む作り方で、家庭的で素朴な味わいが特徴です。イギリスの中でもスコットランドの代表的な郷土料理で、冬のスープと呼ばれています。
スコッチブロスの言葉の意味
スコッチブロスの言葉の意味は、スコットランド産のとろみのない澄んだスープです。スコッチブロスのスコッチが「スコットランド産」を表し、ブロスは「とろみのない澄んだスープ」を意味します。スコッチブロスの言葉の意味からも、スコットランド料理を連想することができるでしょう。
スコッチブロスの材料には様々な種類がある
スコッチブロスはスコットランド発祥のスープですが、地域や家庭で食材が異なります。スコッチブロスによく使われる食材は、以下の通りです。
・大麦
・ハトムギ
・羊肉
・マトン
・牛肉
・鶏肉
・エンドウマメ
・レンズマメ
・人参
・スウェーデン蕪
・蕪
・葱
・キャベツ
スコットランドは気候と土壌の条件が悪いので、野菜や小麦が育ちにくいということがあります。地域や家庭で使う食材にはそれぞれバリエーションがありますが、スープに使う食材は限られます。
スコッチブロスは日本の給食で提供されることも?
イギリスで馴染みの深いスコッチブロスは、日本ではどのような提供の仕方があるのでしょうか。ここからは、スコッチブロスが日本で提供されていることについて詳しく紹介します。
スコッチブロスは日本の一部地域で給食に出る
日本では首都圏や関西地域の一部で給食のメニューとしてスコッチブロスを提供しています。サーモンピラフやポテトオムレツ、魚のフライ、フルーツ、パンなどのメニューと組み合わせた献立が多いようです。
スコッチブロスは、肉や野菜、大豆など栄養が豊富なスープです。また具沢山でボリュームもあり、食べ応えもあります。学校給食は成長期の子供への栄養を提供しているので、スコッチブロスは最適なメニューと言えるでしょう。
テス🦋
@5YHx1WDengF2du6
《全国学校給食週間》が始まりました❣️
我が校のテーマは、〖スポーツの歴史~始まりの国の料理を食べよう〗です。
第一日目の今日は、イギリス🇬🇧卓球🏓・バドミントン🏸
サンデーロースト
スコッチブロス
バターコーンライス
牛乳 です😊
牛肉の赤ワイン煮込み🍷✨
美味すぎ❤❤❤
しょー
@shirasu17123
1/21(木)の #給食 #学校給食
バターロール
牛乳
白身魚(ホキ)のフライ
ポテトのチーズ煮
スコッチブロス(大麦入りコンソメ)
今日はイギリス紹介メニューです。
雰囲気出てますでしょうか( 'ω'?)
カピバラさん
@OGyHDI0VnfohGcu
今日の給食は、パンプキンパン、鯵のピザソース焼き、スコッチブロス、冷凍パイナップルです。9月中は副菜なしで出しているので具だくさんスープになります。
給食のスコッチブロスは鶏肉が使われることが多い
イギリスでスコッチブロスを作る時は、羊肉やマトンを使います。一方、日本の給食メニューで提供する際は、鶏肉を使用することが多いです。羊肉やマトンと比べてクセが少ない鶏肉は、日本に馴染みやすい味わいと言えるでしょう。
スコッチブロスの基本レシピは?
イギリスの伝統的なスープ、スコッチブロスは自宅でも作れます。子供の夕飯や手軽に済ませたい時の作り置きなどに活用できるので、ぜひ参考にしてください。
材料
・水:2L
・鶏がら:300g
・セロリ:適量
・鶏小間肉:40g
・玉ねぎ:120g
・人参:40g
・セロリ:20g
・キャベツ:160g
・押し麦:20g
・サラダ油:小さじ1
・白ワイン:小さじ1
・塩:小さじ1/2
・胡椒:少々
・醤油:少々
作り方・手順
鶏肉で作る食べやすい味わいのスコッチブロスの作り方は、以下の通りです。
1.鍋に湯を沸かし、鶏がらを入れてひと煮たちさせて、鶏がらスープを作る
2.鶏がらをザルにあけ、鶏がらの血合いなどを取り除き、きれいに洗う
3.鍋に2リットルの水、鶏がら、セロリを入れて火にかけ、鶏がらを1時間程度中火で煮る
4.出来上がった鶏がらスープから使用量600gを計量する
5.押し麦は洗ってから水につけて置く
6.野菜はそれぞれよく洗う
7.玉ねぎは皮をむいて、1cm色紙切りにする
8.人参は皮をむいて、1cm角切りにする
9.セロリは縦に4等分して角切りにする
10.キャベツは1.5cmの色紙切りにする
11.押し麦はザルにあけ、水を切る
12.鍋にサラダ油をひき、鶏小間肉を炒める
13.鶏小間肉に火が通ったら、玉ねぎ、人参を入れてさらに炒める
14.鶏がらスープ600gを入れて煮る
15.玉ねぎ、にんじんに火が通ったら、セロリ、キャベツ、押し麦を入れて煮る
16.白ワイン、塩、胡椒、醤油で味つけをする
17. ひと煮たちしたら完成
本格的なスコッチブロスは羊肉やマトンで作りますが、食べやすいように鶏肉を使っています。こちらのレシピで出来上がる鶏がらスープは、2回分の量です。アクをこまめに取るようにすると、澄んだ美味しいスープに仕上がります。鶏がらスープは市販の商品でも代用できますが、その際は塩味が強くならないように調味料を加減して入れてください。
スコッチブロス以外のイギリスの伝統スープ料理は?
イギリスではスープが食卓に上ることも多いですが、スコットランド料理のスコッチブロス以外にどのようなスープがあるのでしょうか。ここからは、スコットランド料理のスープや伝統スープについて特徴などを紹介します。
①ミネストローネ
ミネストローネはイタリア料理ですが、イギリスでも馴染みのあるトマトベースのスープです。具だくさんのスープという意味を持つミネストローネには、キャベツやにんじんなど多くの野菜を使います。ベーコンを炒めて、野菜に脂を絡めると美味しく仕上がります。
②カレンスキンク
カレンスキンクは、燻製した白身魚とじゃが芋を牛乳で煮たスコットランド料理のスープです。スコットランド料理では燻製した白身魚にスモークドハドックを使いますが、材料として塩鱈を代用しても美味しく仕上がります。
③マリガトーニスープ
マリガトーニスープは南インド料理を起源とする料理で、材料に肉や野菜を使い、スパイスと一緒に煮て作ります。野菜の甘みや旨みが引き立つ仕上がりで、胡椒とレモンの香りがよいアクセントになります。
④パースニップのスープ
イギリスでは、パースニップと呼ばれる人参によく似た形の甘いナッツ風味の野菜を使ったスープも好まれます。パースニップの素材の甘さを活かした軽い口当たりが特徴です。パースニップをある程度炒めてから、ミキサーでペースト状にすると、美味しく出来上がります。
⑤ブロッコリーとスティルトンチーズのスープ
イギリス地方の名物チーズの一種、ブルー・スティルトンを使ったスープです。材料にブロッコリーを使ってブルー・スティルトンで味を付けています。チーズの塩気があるので塩を入れる必要はありませんが、美味しく仕上げるために塩加減を上手く調節するのがコツです。
スコッチブロスなどのスープ以外のイギリスの伝統料理は?
イギリスではスコッチブロスなど古くから伝わるスープがありますが、スープ以外の伝統料理はどのようなものがあるのでしょうか。ここからは、スープ以外のイギリスの伝統料理について紹介します。
①ローストビーフ
日本でも人気の高いローストビーフは、イギリスの伝統的な家庭料理です。作り方はシンプルで牛肉の塊をオーブンで焼いて、薄くスライスしソースを添えて食べます。イギリスでは、サンデーローストと呼ばれる伝統的な食事のメイン料理として重宝されます。
②ローストポーク
イギリスではオーブン料理が浸透しており、ローストポークも人気の伝統料理です。豪華な仕上がりですが、オーブンで2度焼きするだけと簡単でおもてなしにも最適です。イギリス人は、お肉や付け合わせの野菜などをひとつのお皿に溢れるほど盛り付けて食べます。
③スコーン
スコーンはイギリスを代表するお菓子で、小麦粉やバターなどシンプルな食材や作り方が特徴です。甘さが控えめなのでパンに近い感覚で食べられることが多く、ジャムやチーズなをを添えるのが一般的です。
スコッチブロスを食べてみよう
スコットランド料理のスコッチブロスは、日本では給食のメニューとしても親しまれています。本場の材料や作り方でなくとも、馴染みのある鶏肉などでアレンジすれば美味しく仕上がります。スコットランド料理の材料をひと工夫して、スコッチブロスを食べてみましょう。