芋がら・ずいきのアク抜きは必要?重曹など方法4選や戻し方も紹介!
芋がら・ずいきのアク抜きは必要なのでしょうか?簡単な方法があったらいいですよね。今回は、芋がら・ずいきのアク抜きは必要なのかを、<重曹>など方法4選や戻し方と一緒に紹介します。芋がら・ずいきのおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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芋がら・ずいきのアク抜きは必要?生・しなくてもOK?
芋がらは里芋やハスイモの茎のことで、ずいきとも呼ばれています。芋がらは、栄養もあり東北を中心に食べられることも多い野菜です。しかし、調理方法やアク抜きなど、詳しい食べ方を知らないという人も少なくありません。ここでは、芋がらのアク抜きについて紹介します。
芋がらはアク抜きしないと喉がいがいがする
芋がらは、基本的にアク抜きが必要な野菜で、アク抜きをせずに食べると喉にいがいがする刺激を感じることがあります。芋がらには針状に結晶したシュウ酸カルシウムが多く含まれていて、食べる時に喉に刺さることが原因です。しかし、下ごしらえでアク抜きをしっかりすれば、喉がいがいがした不快感を持つこともなく、美味しく食べられます。
以下に、実際にアクの残った芋がらを食べて喉がいがいがしたことがある人の口コミも紹介します。味わいや食感が良くても、いがいがした不快感が残ると美味しく食べられないので、芋がらは必ずアク抜きの下ごしらえ後に調理してください。
😽ぽんぽこ社長🇹🇭なう
@IvdEIROqBpNVke2
⭐️お呼ばれした会食の納豆汁に入っているイモガラ(ずいき)のシュウ酸カルシウムにやられました。急に咳き込み、喉が締め付けられるような感じ、イガイガ、口の中に違和感、舌の痺れ。アレルギーではなく時間が解決してくれるようです。美味しかったので完食したのに残念♪
#山形料理
#納豆汁
#いもがら
芋がら・ずいきのアク抜き方法は?簡単なのは?
芋がら・ずいきはアク抜きをする必要がありますが、どんなやり方があるのでしょうか。ここでは、芋がらのアク抜きの方法を4種類紹介します。身近な材料を使った手軽なアク抜き方法もあるので、芋がらの下ごしらえをする際の参考にしてください。
芋がらのアク抜き①茹でる
芋がらの簡単なアク抜き方法は、熱湯で茹でることです。沸騰したお湯で5~10分ほど茹でれば、アク抜きができ、喉がいがいがすることもありません。茹でる前に30分ほど水にさらし、塩で揉んでおくと茹で時間を短くできます。茹でた後は余熱で熱が入りすぎないように、すぐにざるにあげ冷水につけ冷ますと、食感が悪くなりません。
芋がらのアク抜き②酢
ずいきのアク抜きでは、酢を使う方法も簡単でおすすめです。皮をむいたずいきを酢水に1時間ほど浸けてから、軽く茹でると、色もきれいでシャキシャキした食感を残しながらアク抜きの下ごしらえができます。
芋がらのアク抜き③重曹
芋がらのアク抜きには、重曹を使うのもおすすめで、ずいき特有のえぐみを重曹のアルカリ性が中和します。沸騰したお湯に重曹を少々加えて軽く茹で、短時間で引き上げます。重曹をたくさん入れすぎたり、茹ですぎたりすると、ずいきが溶けるほど柔らかくなりすぎるので注意してください。
芋がらのアク抜き④大根おろし
大根おろしのしぼり汁も、重曹と同じくアルカリ性なので、芋がらのアク抜きに使えます。沸騰したお湯に大根おろしのしぼり汁を加えて2分ほど茹でるだけなので簡単です。残った大根おろしをアク抜きした芋がらと和えて酢の物などにしても美味しいので、試してみてください。
芋がら・ずいきのアク抜きに失敗した場合は?
芋がらのアク抜きに失敗して、喉のいがいがが残った時はどうすれば良いでしょうか。ここでは、芋がらのアク抜きに失敗した場合について紹介します。
芋がらのアク抜きに失敗した時はお湯で茹でよう
芋がらを酢や重曹などにつけてアク抜きしても、食べた後に喉のいがいがが残った時は、もう一度お湯でしっかり茹でるのがおすすめです。お湯で茹で直すことで、シュウ酸カルシウムが溶けだし、いがいがした刺激がなくなります。短時間茹でてアク抜きをするよりも、食感が柔らかくなるので、汁物や煮物などの料理に活用するのがおすすめです。
乾燥ずいきの戻し方は?
ずいきは生のままでも調理できますが、乾燥して保存しておくことも可能です。以下に、乾燥ずいきの戻し方について詳しく紹介します。
1.乾燥ずいきを20分以上水に浸けて戻す
2.良く揉んで水洗いをする
3.鍋に水と絞った戻しずいきを加え火にかける
4.沸騰してから3~5分ほど茹で、ざるにあげる
5.冷水にとって水洗いをし、よく水気を絞る
乾燥ずいきは簡単に戻すことができる乾物で、戻し方を覚えておけば、旬にこだわらず年中美味しいずいきを楽しめます。使う分だけ水に浸けて柔らかく戻し、たっぷりのお湯で茹で、水洗いをすれば完成です。茹でることでアク抜きもでき、ふっくらしつつもシャキシャキした食感が残る美味しい芋がらに仕上がります。
芋がら・ずいきのおすすめのレシピ・食べ方を紹介!
ここでは、芋がら・ずいきの美味しい食べ方を紹介します。生や乾燥ずいきで作れる、おすすめのレシピが揃っているので参考にしてください。
①芋がらの酢の物
皮をむき、酢水に浸けてアク抜きした芋がらを茹で、合わせ酢で味付けをする簡単なレシピです。シャキシャキしたずいきの食感が、さっぱりした酢の味付けとよく合います。ずいきの旬である暑い時期に最適のレシピで、スパイスを使って洋風にアレンジしても美味しいです。
②芋がらの炒め物
芋がらは炒め物にしても美味しく、人参やいんげんなど色合いの華やかな野菜と組み合わせると彩りも良くなります。レシピでは、芋がらを水に浸すだけのアク抜き方法なので、えぐみをしっかり取り除きたい場合は酢水を使いましょう。
③芋がらの味噌汁
酢水にさらしてからしっかり茹でてアク抜きした芋がらを、かぼちゃや豚肉などと一緒に味噌汁にするレシピです。栄養満点のおかずで、豚肉の旨味やかぼちゃの甘みにずいきの味わいがよく合います。ご飯も進む一品で、しっかりアクを抜くことで味噌汁の風味も良くなります。
芋がらはアク抜きして食べよう
芋がらは栄養が豊富で、食感も美味しい野菜ですが、アク抜きが必要なので敬遠されることもあります。しかし、芋がらのアク抜きは酢やお湯など身近なものを使って簡単にできます。紹介したアク抜き方法やおすすめレシピを参考に、芋がらを楽しんでください。