納豆の白い粒は何?シャリシャリする?カビとの見分け方は?食べれるかも紹介!

納豆の白い粒が何か知っていますか?賞味期限切れなのでしょうか?今回は、納豆の白い粒〈チロシン〉が食べれるかを、効果やカビとの見分け方とともに紹介します。納豆がシャリシャリする原因や、ひきわり納豆の賞味期限切れについても紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 納豆の白い粒は食べれる?まずい?シャリシャリだと?
  2. 納豆の白い粒はカビ?見分け方は?
  3. 納豆の白い粒はチロシン
  4. 納豆が白い粒がカビか見分ける方法
  5. 納豆の白い粒はなぜ発生する?賞味期限切れ?
  6. ①納豆が長時間10℃以上で保管された
  7. ②賞味期限が切れた
  8. ひきわり納豆は賞味期限切れで白い粒が発生しやすいことも知っておこう
  9. 納豆の白い粒であるチロシンの効果は?
  10. ①記憶力や集中力が上がる
  11. ②ストレス抑制効果がある
  12. ③白髪予防になる
  13. 納豆の白い粒が何かを知ろう

納豆の白い粒は食べれる?まずい?シャリシャリだと?

納豆は栄養価が高くすぐに食べられるので、冷蔵庫に常備している人が多い食材の一つです。納豆を頻繁に食べる人は、混ぜる際に納豆の表面に付着している白い粒に気付いたことがあるかもしれません。今回は、納豆に見られる白い粒の正体やシャリシャリとした食感の原因など、納豆について詳しく解説するので参考にしてください。

納豆の白い粒はカビ?見分け方は?

納豆の表面にみられる白い粒は、一体何なのかといった疑問について解説します。カビかどうか見分ける方法も紹介するので参考にしてください。

納豆の白い粒はチロシン

納豆にある白い粒はチロシンと呼ばれるアミノ酸で、結晶になって表面に付着したものです。そのため、白い粒のある納豆を口にしても害は無く、風味は多少変わりますが問題なく食べられます。同じように納豆の表面に白い膜のようなものが付着している場合も、納豆菌の菌膜なので食べても大丈夫です。

納豆はチロシンの含有量が多い食品の一つですが、そのほかにはチーズやナッツ類にも多く含まれています。また、茹でたタケノコの表面に見られる白い結晶もチロシンです。

納豆が白い粒がカビか見分ける方法

納豆に付着する白い粒が、カビかどうかを見分ける方法は以下のとおりです。

・刺激臭などの臭いを確認する
・混ぜてみて糸の引き具合を確認する
・明らかなカビがないか確認する


納豆は発酵食品なので時間が経過するにつれて、臭いや見た目も変化していきます。納豆が腐敗すると刺激臭や不快な臭いが生じてくるので、まずは臭いを嗅いでみることをおすすめします。また、腐敗した納豆は糸を引かなくなったり水っぽくなったりするので、見た目を確認するのも重要です。

保存状態が悪い場合は青カビや黒カビが生えることもあるので、購入したパッケージのまま冷蔵庫で保存するのが適切です。万が一、上記の方法で確認した際に異変がある場合は、食べずに破棄してください。

(*腐った納豆の見分け方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

納豆が腐ると糸ひかない?見分け方は?食べたら食中毒になるの?

納豆の白い粒はなぜ発生する?賞味期限切れ?

納豆の白い粒はカビではなくチロシンと呼ばれるアミノ酸の結晶ですが、なぜ発生するのでしょうか。白い粒の原因は賞味期限が切れなのかなどの疑問について解説するので、参考にしてください。

①納豆が長時間10℃以上で保管された

納豆の白い粒であるチロシンは、冷蔵ではなく常温など10℃以上の環境で長時間保管し、納豆菌により発酵が進むことで発生します。その後、湿度や温度が低い環境、すなわち冷蔵庫などに入れると結晶化して白い粒が現われます。納豆の発酵を抑えるためには、納豆を購入したらすぐに冷蔵庫で保管し早めに食べることが大切です。

②賞味期限が切れた

納豆の表面に出現する白い粒は、賞味期限が切れた場合にもよく見られます。納豆の発酵に欠かせない納豆菌は、マイナス80℃までの低温でも生きられるため、冷蔵庫で保管していても発酵は止まりません。低温でも発酵が進むため、賞味期限を過ぎると結晶化したチロシンが出現しやすくなります。

前述したように白い粒があっても食べることは可能ですが、白い粒が出現すると食感や風味が悪くなるので早めに食べるのをおすすめします。

ひきわり納豆は賞味期限切れで白い粒が発生しやすいことも知っておこう

ひきわり納豆は納豆を細かく砕いた食品のため、普通の納豆より納豆菌が活発で発酵しやすく、白い粒が発生する可能性が高いです。発酵が進み過ぎると腐敗にも繋がるので、ひきわり納豆の美味しい風味を味わうためには、普通の納豆より賞味期限を意識して食べたほうが良いでしょう。

納豆の白い粒であるチロシンの効果は?

納豆の白い粒であるチロシンはアミノ酸の一種ですが、どのような効果が期待できのでしょうか。ここでは、チロシンの効能を紹介するので参考にしてください。

①記憶力や集中力が上がる

チロシンは、アドレナリンやドーパミンなどの脳内ホルモンを生成するため、記憶力や集中力を上げるなど脳を活性化させるのに効果的なアミノ酸です。アドレナリンやドーパミンには覚醒作用があり、目の前の出来事に集中し、自分の能力を発揮しやすくさせます。

②ストレス抑制効果がある

チロシンが持つアドレナリンやノルアドレナリンを生成する作用は、ストレスの抑制に効果的です。人間は、ストレスがあるとアドレナリンやノルアドレナリンを消費します。それを補うようにチロシンが作用することで神経機能が調整され、ストレスを和らげます。

③白髪予防になる

チロシンは髪の毛を黒くするために必要なメラニン色素の原料になるので、納豆を食べることで白髪の予防や改善に効果があります。チロシンは体内でも生成されますが、チロシンを積極的に摂取すると効果は高くなると考えられます。

納豆の白い粒が何かを知ろう

納豆の表面に見られる白い粒はチロシンと呼ばれるアミノ酸で、多少風味が変わるものの、食べても問題はありません。白い粒の正体を知っておけば、安心して納豆を食べることができるでしょう。

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