オクラの切り方は?おしゃれなのは?名前は?焼肉だと?レシピも紹介!
オクラの切り方を知っていますか?今回は、〈焼肉・夏野菜カレー〉などに使うオクラの切り方を、おしゃれな切り方とともに紹介します。また、オクラの切り方の名前、レシピやレンジでの下処理方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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オクラの切り方は?下処理の方法は?
オクラは夏場が旬の野菜で、独特の粘り気があるのが特徴です。オクラには産毛やガクがあるので、下処理が難しい印象がありますが、栄養豊富なので積極的に取り入れたい野菜でもあります。ここでは、オクラの切り方や、産毛を取り除く方法を説明します。
オクラの切り方【下処理】
オクラの切り方と下処理の方法は以下の通りです。
1.オクラを軽く水洗いする
2.ヘタの部分を切り落とす
3.ガクを面取りするように削り取る
4.産毛を取り除く
オクラは育ちすぎていなければ、ヘタからガクに繋がる部分もおいしく食べることができます。乾燥しているヘタの先と、固いガクの部分は取り除いてください。産毛を取り除くことで、更に口当たり良くなるため、後述の方法で下処理するのがおすすめです。
オクラの産毛を取り除く方法
オクラの産毛を取り除く方法は以下の通りです。
1.オクラをまな板に並べる
2.塩を適量振りかける
3.まな板の上でオクラを手で転がす
上記のような、塩をまぶして産毛を取り除く方法を板ずりと呼びます。少し手間ですが、この板ずりをすることで口当たりが良くなる以外にも、味がしみやすく色合いが鮮やかになるメリットがあります。
また、オクラはあまり日持ちしないため、産毛を取り除くまでの下処理を行った後に冷凍保存すると便利です。冷蔵保存では3~4日の日持ちですが、冷凍にすると保存期限は1ヶ月ほどまで長くなります。
オクラの切り方は?おしゃれな切り方は?名前は?
オクラはそのまま切らずに調理することも出来ますが、切り方次第で味がしみやすいオクラになったり、見た目のアクセントにもなったりします。オクラの切り方の種類を知っておきましょう。
①輪切り
オクラの端から約3~5mmの幅で切ると、星形のおしゃれな形になります。みじん切りにしたい場合は、輪切りにした状態から包丁でたたくとよいです。オクラの輪切りは、食感良く粘りも楽しめるので、サラダやスープに入れるのがおすすめです。
②縦半分に切る
オクラは縦半分に切ると断面が映える見た目になるため、お弁当の彩りとしてやサラダにするのがおすすめです。切った断面に、具材やソースを乗せることが出来るので、チーズやマヨネーズなどを乗せて焼いてもおいしく食べることができます。
③斜めに切る
斜め切りは、オクラの食感をしっかり楽しめる切り方です。オクラの中央部分を斜めに切ることで、食べやすい大きさになるので、和え物にも向いています。斜めに切ったオクラに、生ハムを巻くのも、おしゃれになるのでおすすめです。
オクラの切り方は料理で違う?焼肉だと?夏野菜カレーは?
夏野菜の定番でもあるオクラは、焼肉やカレーなどに入れることも多いです。しかし、オクラは切り方によって食感や粘りも変わってくるため、料理によって切り方を変えた方が良いと言えます。ここでは、おすすめのオクラの切り方を料理別に紹介します。
①焼肉
オクラは焼肉で使用する場合、下処理して茹でる前のものを丸ごと使用します。肉と一緒にタレを付けて食べるのもおすすめですが、シンプルな塩こしょうでの味付けでも、オクラそのものの風味が味わえます。
②夏野菜カレー
夏野菜カレーでのオクラの切り方は、斜め切りにするのがおすすめです。食べやすいよう、他の具材に大きさを合わせる目的もありますが、斜め切りにすることで断面も見えるので、おしゃれに盛り付けることができます。
③味噌汁
味噌汁には、下茹でして火が通っている状態のオクラを使用します。輪切りに切って、出来上がった味噌汁に浮かべるだけで、簡単に見映えする味噌汁に仕上がります。最後に加えれば、ほどよい粘りで食べやすいです。
④天ぷら
天ぷらにオクラを使用する場合は、下処理したものを丸ごと使用するので、切る必要はありません。しかし、破裂する恐れがあるため、つまようじなどを使用してオクラに数か所穴をあけてください。
⑤煮物
煮物で使用する場合は斜め切りにすることで味がしみやすい状態になり、おいしく仕上がります。丸ごと使用してもよいですが、斜の切り方のほうが、お弁当などにも詰めやすくなるのでおすすめです。
⑥離乳食
オクラを離乳食に使う時は、下処理の時に縦半分に切って種を取り除いておきましょう。下処理した後に、赤ちゃんが食べやすい大きさに切って茹でるとよいです。なお、オクラは、離乳食中期から与えるよう注意してください。
⑦和え物
和え物でオクラを使用する場合は、斜め切りがおすすめです。下処理したオクラを、3等分くらいの斜め切りにすると、食べやすい大きさになります。適度な粘りがでて、他の具材や調味料とも絡みやすいです。
⑧サラダ
オクラをサラダに加えるときには、輪切りの切り方がおすすめです。オクラは輪切りにすると、切り口が星形になるのでサラダに少し添えるだけでも、華やかになります。食感良く仕上げたい場合は、斜め切りもおすすめです。
⑨焼き物
オクラをフライパンやオーブンで焼く場合は、切らずに丸ごと焼くのがおすすめです。チーズやマヨネーズなどの具材を乗せて焼きたい場合は、オクラを縦半分に切ると乗せやすいです。
⑩ナムル
ナムルをオクラで作りたい場合は、丸ごとでも良いですが、縦半分に切ったほうが味がしみやすいです。断面が映える切り方なので、オクラだけのシンプルなナムルでもおしゃれに仕上がります。
⑪おひたし
オクラのおひたしは下処理後に丸ごと茹で、粗熱を取れば水っぽくなりません。丸ごと使用するのもおすすめですが、切ることで味がしみやすいので、味染み良くしたい場合は、斜め切りか縦半分に切ると良いでしょう。
オクラはレンジで下処理できる?茹でないで大丈夫?
オクラの下処理が電事レンジで出来れば、湯を沸かす手間も省け、時短にもなります。ここでは、オクラをレンジで下処理する方法を詳しく説明します。また、オクラを茹でずに食べることが可能なのかも紹介するので参考にしてください。
オクラをレンジで下処理する方法
オクラをレンジで下処理する方法は以下の通りです。
1.オクラのヘタとガクを切り落おとし、塩を振りかけ板ずりする
2.つまようじでオクラに2、3か所穴を開ける
3.耐熱容器に並べ、ラップをかけ600Wのレンジで40秒~1分加熱する
4.レンジから取り出し、ラップを外してそのまま冷ます
オクラをレンジで加熱する場合、破裂するのを防ぐために、つまようじで数か所穴をあけておくのがポイントです。加熱する時間はオクラの本数によって変わるので、様子を見ながら調節してください。
オクラは茹でないで食べることも可能
オクラは下処理をすれば、茹でないで食べることも可能です。口当たりが悪いヘタとガクを切り落とし、板ずりをして産毛を取り除いてから食べましょう。しかし、大量に食べると消化不良を起こすこともあるので、食べすぎには注意してください。
(*オクラは生で食べられるかについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
オクラは切ってから茹でると粘り気が増すことも知っておこう
オクラは切ってから茹でると、より粘り気が増します。カットした場合は、30秒ほど軽く茹でるだけで火が通ります。茹でた後は水にさらさず、水気をよく切って料理に活用しましょう。栄養分は流出しやすくなりますが、オクラの独特の粘りを存分に楽しみたい人におすすめです。
オクラのレシピも知っておこう
こちらのレシピは、レンジで簡単調理できるオクラの煮びたしです。オクラを斜め切りにすることで、断面も映える仕上りになります。揚げびたし風のコクがある味わいで、冷やして食べてもおいしいです。
(*オクラを大量消費できる人気レシピについて詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
オクラの切り方を習得しておいしく調理しよう!
オクラは丁寧な下処理と切り方次第で、驚くほどおいしく調理できます。また、鮮やかな緑色と断面を生かして、おしゃれな料理に仕上げることも可能です。オクラの切り方を変えて、味わいや食感の違いを楽しんでみてください。