ぜんまいの天ぷらの作り方は?アク抜きは不要?下ごしらえの方法も紹介!

ぜんまいの天ぷらの作り方を知っていますか?アク抜きが不要なのかも気になりますよね。今回は、ぜんまいの天ぷらの作り方やコツ、アク抜き・下ごしらえの方法を紹介します。ぜんまいの天ぷら以外のレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ぜんまいの天ぷらの作り方は?アク抜きは不要?
  2. ぜんまいの天ぷらを作る際はまずアク抜きをしよう
  3. ぜんまいの天ぷらのアク抜き・下ごしらえ方法は?
  4. ①重曹を使ったアク抜き方法
  5. ➁塩と小麦粉を使ったアク抜き方法
  6. ③木炭を使ったアク抜き方法
  7. ぜんまいの天ぷらの作り方は?
  8. 材料
  9. 作り方・手順
  10. ぜんまいの天ぷらを美味しく作るコツは?
  11. ①衣を薄くする
  12. ➁高温で揚げる
  13. ③下茹でする
  14. ぜんまいの天ぷら以外のレシピは?食べ方は?
  15. ①ぜんまいのナムル
  16. ➁ぜんまいの煮物
  17. ③ぜんまいと牛肉のコチュジャン炒め
  18. ぜんまいを天ぷらでおいしく食べよう!

ぜんまいの天ぷらの作り方は?アク抜きは不要?

春の山菜として人気のぜんまいは独特の風味と歯ごたえがあり、天ぷらにすると絶品です。ぜんまいを天ぷらにする際、アク抜きは不要なのでしょうか。今回は、ぜんまいの天ぷらの作り方やアク抜きについて説明します。

ぜんまいの天ぷらを作る際はまずアク抜きをしよう

ぜんまいはアクが強く、苦味やえぐみがあるので、天ぷらを作る前の下ごしらえとしてアク抜きをする必要があります。アクを取り除くことで風味が向上し、ぜんまいの美味しさが一層引き立ちます。ぜんまいのアク抜きにはどのような方法があるのか、詳細は後述するので参考にしてください。

ぜんまいの天ぷらのアク抜き・下ごしらえ方法は?

ぜんまいの天ぷらをおいしく仕上げるために必要な、アク抜きの方法を3つ紹介します。いずれの方法も、ぜんまいの汚れや綿毛はあらかじめ取り除いておきましょう。なお、動画ではわらびのアク抜き方法を紹介していますが、ぜんまいも同様の手順で行ってください。

①重曹を使ったアク抜き方法

重曹を使ってアク抜きをする場合は、以下の手順で行います。

1.鍋にぜんまいが浸るくらいの水を入れて沸騰させる
2.沸騰したら火を止めて、水1リットルにつき3グラムの重曹を入れる
3.ぜんまいを入れ、水面に浮いてこないように落し蓋をして一晩寝かせる
4.水を取り替えて再びぜんまいを浸し、水が濁らなくなったら完成


沸騰したお湯でぜんまいを茹で続けると、柔らかくなりすぎて歯ごたえが悪くなるので注意してください。また、重曹の量が多すぎると苦味が出たり、ぜんまいが溶けてしまうことがあるので、気をつけましょう。

➁塩と小麦粉を使ったアク抜き方法

塩と小麦粉を使ったアク抜きの手順は、以下の通りです。

1.水1リットルあたり、塩大さじ1杯、小麦粉大さじ5杯を鍋に入れてしっかり混ぜてから沸騰させる
2.沸騰したら弱火にし、ぜんまいを入れて3分ほど茹でる
3.ボウルに氷水を用意し、茹で上げたぜんまいを入れて洗う
4.水を取り替えて再びぜんまいを浸し、水が濁らなくなったら完成


お湯に小麦粉入れるとダマができてしまうため、水を沸騰させる前に小麦粉と塩をしっかり溶かすことが重要です。茹で時間は3~4分を目安に、火加減やお湯の量によって様子を見ながら調整します。自宅に常備することの多い食材で、短時間でアク抜きできる便利な方法です。

③木炭を使ったアク抜き方法

出典: https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1390030562/

木炭を使ったアク抜き方法は、以下の通りです。

1.適量の水を鍋に入れて、沸騰させる
2.軽く砕いた木炭を入れて、少々煮出す
3.火を止めてぜんまいを入れ、落し蓋をして一晩寝かせる
4.ぜんまいを冷水に取り、しっかりとアクを洗い流す
5.ぜんまいを再び水に浸し、水が濁らなくなったら完成


砕いた木炭はティーバッグなどに入れておくと、片付けが楽になります。また、木炭の代わりに、ひと握りほどの木灰をぜんまいにまぶして熱湯をかけてアク抜きをする方法もあります。

詳細はこちら

ぜんまいの天ぷらの作り方は?

山菜は油と相性がよいものが多く、ぜんまいもそのうちの一つです。天ぷらは難しそうに見えるかもしれませんが、味付けの必要がなく用意する材料も多くないので、慣れれば簡単です。ここでは、ぜんまいの天ぷらに必要な材料と作り方を紹介します。

材料

・ぜんまい
・薄力粉: 大さじ2杯
・冷水: 約50ml
・卵: 1個
・揚げ油: 適量
・塩: 少々

作り方・手順

ぜんまいの天ぷらの作り方は、以下の通りです。

1.水、卵、薄力粉、塩を混ぜて天ぷら衣を作る
2.アク抜きをしたぜんまいに衣をつけ、170~180℃の油で揚げる
3.揚げたぜんまいをキッチンペーパーの上に置いて、余分な油を取り除いて完成

ぜんまいを天ぷら衣にくぐらせる前に、薄力粉を軽くまぶしておくと、均一に衣がついてキレイに揚げることができます。天ぷら衣を作る際は、小麦粉のダマが少し残る程度に軽く混ぜれば大丈夫です。また、油の温度が低すぎると油を吸ってしまい、歯ざわりが悪くなってしまうので注意してください。

ぜんまいの天ぷらを美味しく作るコツは?

天ぷらは素材そのものの良さを引き出せる料理ですが、上手く揚がらないと美味しさは半減します。レシピ通りに進めても難しい揚げ物ですが、ポイントさえ押さえれば美味しく作れます。ここでは、ぜんまいの天ぷらを絶品に仕上げるコツを紹介するので参考にしてください。

①衣を薄くする

天ぷらの衣を薄く付けるとカラッと揚がり、歯ざわりのよい軽い口当たりを楽しむことができます。また、油っこさを抑えることができるので、しつこくなりません。天ぷら衣を作る際、小麦粉と水を混ぜすぎるとグルテンが形成され粘りが出てしまいます。粘性があると衣が厚くなりやすいので、衣の混ぜ具合に注意しましょう。

➁高温で揚げる

油を高温にして、短時間で揚げることも上手にカラッと仕上げるポイントです。低温で調理すると、天ぷらがべたつきやすくなります。1度にたくさんのぜんまいを揚げようとすると、油の温度が下がってしまうので少量づつ調理してください。

③下茹でする

熱湯をかけてアク抜きしたぜんまいを天ぷらにする場合は、揚げる前に下茹でするのがおすすめです。下茹ですると苦味やエグ味が抜け、やわらかくなります。また、ぜんまいの中まで早く火が通るので、調理時間の短縮にもつながります。

ぜんまいの天ぷら以外のレシピは?食べ方は?

ぜんまいは様々な料理に使われる山菜です。ここでは、ぜんまいの天ぷら以外のレシピを紹介します。必要な材料もそれほど多くなく、工程も難しくないので試してみてください。

①ぜんまいのナムル

出典: https://cookpad.com/recipe/7442140

ぜんまいを使った定番料理で、お酒のつまみやビビンバ、お弁当のおかずとして大活躍する一品です。シンプルでありながら、ぜんまい本来の風味が際立ち、深い味わいが楽しめるのが魅力です。

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➁ぜんまいの煮物

出典: https://cookpad.com/recipe/7460473

ぜんまいの煮物は、家庭料理として人気ですが、日本各地の郷土料理としても親しまれています。シンプルな材料と調味料だけでも、ぜんまいの風味やだしの旨味が深く感じられる料理です。

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③ぜんまいと牛肉のコチュジャン炒め

出典: https://cookpad.com/recipe/6470169

牛肉の柔らかさと、歯ごたえがあるぜんまいのコンビネーションが絶妙で、コチュジャンの甘辛によってご飯が一層進みます。作り方も簡単で、忙しい日でも手軽に楽しめる一品です。

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ぜんまいを天ぷらでおいしく食べよう!

ぜんまいは春を代表する山菜で煮物や炒め物など、色々な料理で楽しめます。中でも天ぷらはおすすめで、ぜんまい独特の歯ごたえと、衣の歯ざわりのよい食感が相性抜群です。ぜんまいの天ぷらを成功させるには、アクをしっかり取り除き、衣を薄く付けて高温で軽く揚げることが重要です。ポイントをおさえて、ぜんまいの天ぷらを美味しく作ってみましょう。

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