レタスを洗わないのはNG?中や内側は?めんどくさい時の洗い方も紹介!

レタスを洗わないで食べたことがありますか?洗う必要はあるのでしょうか?今回は、<内側・中>などレタスは洗わないでOKなのかやめんどくさいときの洗い方を紹介します。レタスを洗った後の保存方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. レタスを洗わないのはNG?洗う必要あり?
  2. レタスは洗ってから食べる
  3. レタスの農薬の対策
  4. レタスの洗い方は?めんどくさいときは?
  5. レタスの洗い方【基本】
  6. レタスの洗い方【サラダスピナー】
  7. レタスを洗った後の保存方法は?
  8. レタスを洗わないで食べるのはやめよう!

レタスを洗わないのはNG?洗う必要あり?

レタスは洗わないまま食べても良いものなのか、加熱調理の場合も洗わないといけないのかも気になります。今回は、レタスを洗わないで食べて良いのかどうかなどについて紹介するので参考にしてください。

レタスは洗ってから食べる

レタスはある程度泥汚れなどを落とした状態で販売されていますが、外側は綺麗でもレタスの内側に汚れがついていることがあります。またレタスは、栽培しているときに害虫の被害にあいやすい野菜です。レタスの中まで害虫が入り込んでいたり、見えない部分に虫の卵や糞が付いていたりする可能性もあるので、レタスを洗わないで食べるのはおすすめできません。

加熱調理をするレタスは洗わないで大丈夫と思われがちですが、土や堆肥には加熱しても死滅しない細菌がいる可能性もあるので、レタスを加熱調理して食べる場合も洗うのが安心です。レタスを洗うときは、レタスの外葉を数枚剥がしてから内側を洗うのが基本です。外葉は外気に触れて最も汚れている部分で農薬も多くつくので、数枚は剥がすようにしましょう。

まわりの環境の影響などから、完全な無農薬野菜を作るのは非常に難しいとされています。全く農薬を使わずに販売されている野菜はないといわれているので、有機野菜や無農薬のレタスも洗って食べることをおすすめします。家庭菜園で無農薬で栽培しているレタスは農薬の心配はありませんが、土汚れや虫がついている可能性があるので洗った方が安心です。

また一見綺麗そうに見えるサニーレタスも同様に、残留農薬や土汚れを落とすために洗うようにしましょう。なお、レタスを水洗いする際には野菜専用の洗剤や重曹を活用して洗うのもおすすめです。

レタスの農薬の対策

日本では、農薬は国で認められたもののみが使用されています。国の定めに基づいた使用量を守っていれば安全とされていますが、レタスを洗わないと残っている農薬が気になるという場合は、ホタテ貝やホッキ貝が原料のパウダーを活用して農薬を落とすのがおすすめです。特にホッキ貝は、他の貝殻に比べて除菌効果が高いといわれています。

レタスに残った農薬を落とすには、ホッキ貝のパウダーを水に溶かしてアルカリ水を作り、レタスを5分~10分間つけてください。農薬の多くは酸性のため、レタスをアルカリ水につけておくことで、残っている農薬が中和されて落ちやすくなります。アルカリ水にだんだんと濁りや油浮きが出でくるので、農薬が落ちている様子を目で確認することも出来ます。

レタスの洗い方は?めんどくさいときは?

レタスを洗うにはどんな方法があるか、洗うのがめんどくさい場合の対処も気になります。以下にレタスの洗い方について、洗うのがめんどくさいときの対処方法なども紹介します。

レタスの洗い方【基本】

以下にレタスの基本の洗い方について、詳しく紹介します。

1.レタスを芯から外す
2.ボウルにためた水でレタスをすすぐ
3.レタスを水から引き上げて、ボウルの水を入れ替える
4.3.を数回繰り返す
5.水切りをする


レタスの根元の部分には土や虫がついていることが多いので、レタスの内側の汚れもしっかり落とすためには、水で洗う前にレタスの葉を芯から1枚ずつ剥がしておくのがポイントです。レタス1個をまるごと洗う場合は、レタスの芯をくり抜いて取り除くことで、葉をバラバラに外しやすくなります。

レタスを水ですすぐときは、レタスよりひと回り大きいサイズのボウルにたっぷりの水をためてすすぐようにしましょう。レタスの根元の部分には土がつきやすく、葉先には虫が忍び込みやすくなっています。レタスの葉先と根元をそれぞれ下に向けて数回洗うようにすると、レタスの中の汚れをより確実に落とすことが出来ます。

ボウルの水の入れ替えをするときは、ボウルの底に沈殿した汚れが再びレタスに付着しないようレタスを引き上げてから行うようにしてください。レタスのすすぎと水の入れ替えは、水が透き通るまで数回行うようにしましょう。

レタスを水で綺麗に洗った後は、水切りをしっかりと行うことも大切です。水切りの方法にはレタスを入れたザルにボウルをかぶせて上下に振ったり、レタスとキッチンペーパーを入れたポリ袋に空気を含ませて振ったり、サラダスピナーを活用するなどがあります。レタスをすぐに使わない場合は、レタスにキッチンペーパーをかぶせて冷蔵庫で冷やすのもおすすめです。

レタスの洗い方【サラダスピナー】

ここでは、サラダスピナーでレタスを洗う方法・手順を紹介します。

1.サラダスピナーの入れ物に水をためる
2.1.にレタスをつけて水洗いする
3.付属のザルにレタスを入れる
4.サラダスピナーの入れ物にザルをセットして、蓋をする
5.手でハンドルを回して水を切る


レタスを洗うのがめんどくさい場合は、サラダスピナーの活用がおすすめです。サラダスピナーは、蓋のハンドルを手で回すと中のザルが回転して、レタスについた水がふき飛んで水が切れる仕組みになっています。

サラダスピナーは、様々なサイズやデザイン、色のものが販売されていて、100円ショップやホームセンター、インターネットなどで購入できます。サイズで選びたい場合は、1人用は15~18cm、3~4人なら25~28cmくらいを目安にしましょう。また手でハンドルを回すのがめんどくさい人には、ボタンを押すタイプのものが手軽でおすすめです。

一人分のレタスをめんどくさいと思わずに手軽に水切り出来るサラダスピナーもあります。一人用のサラダスピナーには持ち運びしやすいコンパクトなものや、片手で扱える軽さのもの、洗いやすいものなどもあります。ただし、プラスチック製のものは高熱に弱いため、加熱して沸騰させたお湯で煮沸消毒をしたい場合には不向きです。

レタスを洗った後の保存方法は?

洗った後のレタスを冷蔵で保存する方法・手順は、以下の通りです。

1.保存容器の中にキッチンペーパーを敷く
2.1.の中にレタスを入れて、上にキッチンペーパーをのせる
3.保存容器を冷蔵庫に入れる


レタスは乾燥に弱い野菜なので、常温で放置せず冷蔵庫の野菜室や冷凍室で保存してください。保存容器の中に入れた冷蔵のレタスは、1〜3週間くらい日持ちします。レタスを1個丸ごと保存する場合は、レタスの芯の切り口に片栗粉を塗ったり爪楊枝を3〜4本芯に刺したりして、新聞紙で包みポリ袋の中に入れて冷蔵庫で保存しましょう。

50℃洗いして保存する方法もあり、加熱して沸騰させたお湯と水をボウルに入れ50℃のお湯を作って、レタスを2分ほど浸けます。50℃洗いをしたレタスをちぎってキッチンペーパーで挟み、保存容器に入れて冷蔵保存をすると、レタスの食感が長持ちして変色も防げます。なお、加熱して沸騰したお湯に同量の水を加えたものは、温度がほぼ50℃です。

冷凍庫で洗ったレタスを保存する場合は、レタスの水気をキッチンペーパーでしっかり取り、保存袋に入れてください。冷蔵庫の急速冷凍機能を使って冷凍するのがおすすめです。急速冷凍機能がない冷蔵庫の場合は、金属トレーにレタスをのせて冷凍するとよいでしょう。

洗ったレタスは冷凍で保存することが可能ですが、冷凍により生のレタスのようなシャキシャキとした食感は失われてしまいます。冷凍保存にしたレタスは、スープや味噌汁、炒飯などの加熱料理にして食べるのがおすすめです。レタスを冷凍保存した場合の保存期間は1ヶ月が目安です。

(*レタスの保存について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)

レタスの保存方法・期間は?爪楊枝を芯に一手間でOK!冷蔵・冷凍で長持ちのコツを伝授!

レタスを洗わないで食べるのはやめよう!

レタスを洗わないと根元部分や内側に汚れが付いていたり、農薬が残っていたりする可能性があります。レタスを洗うには、基本の方法以外に洗うのがめんどくさい人におすすめの、サラダスピナーを活用する方法もあります。食の安心のためにも、レタスを洗わないで食べるのはやめておきましょう。

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