ブロッコリーをレンジで加熱するとまずい原因は?だめ?対処法も紹介!
ブロッコリーをレンジで加熱したらまずい原因を知っていますか?チンはだめなのでしょうか?今回は、ブロッコリーのレンジで加熱したらまずい原因を、美味しくレンジで加熱する方法とともに紹介します。ブロッコリーのレンジで作れるレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- ブロッコリーをレンジで加熱するとまずい…チンはだめ?
- ブロッコリーをレンジで加熱するとまずい原因は?
- ①苦味・エグみが出るから
- ②水分が飛んでパサパサになるから
- ③加熱ムラができたから
- ④加熱のし過ぎで焦げたから
- ⑤冷凍の場合水分が出て水っぽくなるから
- ⑥鮮度が悪かったから
- ブロッコリーの加熱はレンジ?茹でる?どっちがいい?【メリット・デメリット】
- ブロッコリーをレンジで加熱するメリット・デメリット
- ブロッコリーを茹でるメリット・デメリット
- ブロッコリーをレンジで加熱する時のポイントは?水にさらす?
- ①小房に分ける
- ②虫・農薬を落とす
- ③水気を残して加熱する
- ④加熱後水にさらすのはNG
- ブロッコリーをレンジで美味しく加熱する方法は?何分?
- ①ブロッコリーをレンジで加熱する方法【生】
- ②ブロッコリーをレンジで加熱する方法【冷凍】
- ブロッコリーのレンジで作れるレシピ3選
- ①ブロッコリーのごま和え
- ②ブロッコリーのナムル
- ③ブロッコリーの味噌マヨネーズサラダ
- ブロッコリーを美味しくレンジで加熱しよう
ブロッコリーをレンジで加熱するとまずい…チンはだめ?
様々なジャンルの料理に使用するブロッコリーは、カリウムやビタミンCなどの栄養素を豊富に含み、彩りも良くなる万能な野菜です。しかし中には、ブロッコリーを調理する際にレンジで加熱したらまずくなったという人もいるようです。ここでは、レンジ加熱したブロッコリーがまずくなる原因や、より美味しく仕上げる方法を紹介します。
ブロッコリーをレンジで加熱するとまずい原因は?
電子レンジで調理したブロッコリーがまずいと言われる原因は、どこにあるのでしょうか。ここでは、ブロッコリーをレンジで加熱するとまずい原因を6つ紹介します。
①苦味・エグみが出るから
電子レンジでブロッコリーを加熱すると、苦味やエグみが出ることがあります。ブロッコリーにはミシロナーゼ・イソチオシアネート・シュウ酸など、苦味やエグみを感じる成分が含まれます。これらの成分の中には熱に強いものがあるので、電子レンジで加熱しただけでは苦味やエグみが残りまずいと感じてしまうようです。
②水分が飛んでパサパサになるから
火が通っているか分からずに電子レンジで長い時間加熱すると、ブロッコリーに含まれる水分を飛ばしてしまいます。水分が抜けたブロッコリーはパサパサした食感になり、まずいと感じる原因となります。
③加熱ムラができたから
電子レンジで加熱したブロッコリーがまずい味になるのは、加熱ムラも原因です。ブロッコリーやそのほかの食材も、電子レンジで加熱をすると硬かったり柔らかかったりする場所ができがちです。ブロッコリー全体が同じように火が通っていないと、食感に違いが生まれてしまいます。
④加熱のし過ぎで焦げたから
電子レンジでの加熱時間が長すぎて、ブロッコリーが焦げることもまずいと感じる原因です。加熱ムラなどを気にして調理時間を長くすると、ブロッコリーの水分が飛んで表面が焦げ付きます。焦げても食べることは可能ですが、色が悪いことや焦げの苦味がまずいと感じてしまいます。
⑤冷凍の場合水分が出て水っぽくなるから
冷凍ブロッコリーを電子レンジで加熱する場合、水分が出て水っぽくなることがあります。電子レンジで加熱した冷凍ブロッコリーから水分が出るのは、冷凍する際にブロッコリーに含まれる水分も一緒に凍らせているからです。そのため、電子レンジで加熱をすると、冷凍ブロッコリーが一気に解凍されて水っぽくなります。
(*冷凍ブロッコリーの解凍方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください)
⑥鮮度が悪かったから
電子レンジで加熱したブロッコリーがまずいのは、元々の鮮度に問題がある場合もあります。緑から黄色に変色したものは食べられますが、苦味を感じたり食感が悪くなったりしています。また、茶色に変色したものは鮮度が落ちて傷んでいる可能性があるため、食べるのを避けましょう。
ブロッコリーの加熱はレンジ?茹でる?どっちがいい?【メリット・デメリット】
ブロッコリーは電子レンジで加熱するのと、茹でて火を通すのとではどちらが良いのでしょうか。ここでは、ブロッコリーを電子レンジで加熱した場合と茹でた場合のメリットとデメリットを説明します。
ブロッコリーをレンジで加熱するメリット・デメリット
ブロッコリーを電子レンジで加熱した場合、以下のようなメリットやデメリットがあります。メリットやデメリットを理解した上で、電子レンジ調理を行いましょう。
【メリット】
・水溶性の栄養素を逃がすことなく摂取できる
・短い時間で火が通る
・味が薄まらずにブロッコリー自体の味を楽しめる
【デメリット】
・加熱ムラになることがある
・長時間の加熱で焦げてしまうことがある
・ブロッコリーを重ねて加熱すると形が崩れる原因になる
ブロッコリーにはビタミンCやカリウムなど、水溶性の栄養素が含まれます。茹でると栄養素が流れてしまいますが、電子レンジの場合は栄養素を逃がすことなく摂取出来ます。長い時間レンジにかけてしまうと、加熱ムラや焦げて苦味の原因になるので注意しましょう。また、電子レンジであれば少量でも手軽に調理が可能なので、お弁当などにも便利です。
ブロッコリーを茹でるメリット・デメリット
ブロッコリーを茹でて火を通した場合には、以下のようなメリットやデメリットがあります。
【メリット】
・花蕾が綺麗に開き鮮やかな緑色になる
・固さの調節がしやすい
・ブロッコリー全体に均等に加熱できる
【デメリット】
・水溶性の栄養素が流出する
・茹でるお湯を沸かす必要があるため時間がかかる
・茹でている間、鍋から目を離せない
ブロッコリーは茹でることで、電子レンジ加熱よりも色が鮮やかに仕上がり、花蕾が膨らんで綺麗な見た目になります。また、火の通り具合を調整しやすいので、好みの食感に仕上げることが出来ます。水を沸騰させたりや茹でたりするのに時間がかかるので、時間に余裕があるときに茹でる加熱方法を試してみましょう。
ブロッコリーをレンジで加熱する時のポイントは?水にさらす?
ブロッコリーを電子レンジで加熱する際、より美味しく仕上げるポイントはあるのでしょうか。ここでは、ブロッコリーを電子レンジで加熱する時のポイントを4つ紹介するので参考にしてみてください。
①小房に分ける
ブロッコリーは、小房に分けてから電子レンジで加熱をしましょう。ブロッコリーを小さめにカットして、よく洗ってから耐熱皿に並べます。並べる際、加熱ムラを防ぐためにブロッコリーが重ならないように均等に並べてください。丸くて大きい皿を使用し、一度に加熱する量はブロッコリー1個の半分を目安にするのがポイントです。
②虫・農薬を落とす
電子レンジで加熱する前に、ブロッコリーの虫や農薬をしっかり落とすこともポイントです。ブロッコリーの花蕾には、残留農薬・虫・土汚れなどが付着している可能性があります。そのため、しっかりと洗い落として苦味などの原因を取り除きましょう。虫や農薬を落とす場合は、ブロッコリーを小房に分けてから洗うと汚れが落ちやすいです。
③水気を残して加熱する
ブロッコリーは水気を残して火を通すことで、より甘みが引き立ち美味しく仕上がります。水を少し加えて加熱すると蒸し焼き状態になるため、水分の飛び過ぎを防ぐことができ、食感が損なわれません。ブロッコリーを長い時間加熱すると、焦げて苦味が出る原因になるので注意しましょう。
④加熱後水にさらすのはNG
電子レンジで加熱した後、ブロッコリーを水にさらすのは避けるのが無難です。水にさらすとブロッコリーが水っぽい味になったり、風味が落ちたりします。ブロッコリーを冷ます場合は調理後すぐに水気を切り、重ならないように皿に広げましょう。熱い皿に置いたままでは余熱で火が通りすぎ、色味や食感が悪くなります。
ブロッコリーをレンジで美味しく加熱する方法は?何分?
電子レンジで調理したブロッコリーを、美味しく食べるにはどのような方法があるのでしょか。ここでは、電子レンジでブロッコリーを美味しく加熱する方法を、生のものと冷凍のものに分けて説明します。
①ブロッコリーをレンジで加熱する方法【生】
生のブロッコリーを電子レンジで加熱する際は、以下の手順で行ってみましょう。
1、ブロッコリーを小房と茎に分ける
2、小房を入れた耐熱容器には水大さじ1を加える
3、茎を入れた耐熱容器には水小さじ1を加える
4、両方ともふんわりラップをする
5、小房は600Wの電子レンジで2~3分加熱する
6、茎は600Wの電子レンジで1~2分加熱する
生のブロッコリーを電子レンジで加熱する際は、小房と茎に分けて加熱をするとより均等に火が通ります。小房と茎を入れたそれぞれの耐熱容器に水を加えてラップをすることで、蒸し焼きになり水分の蒸発や焦げを防ぎます。電子レンジ調理は時短になるので、忙しく時間がない時におすすめです。
②ブロッコリーをレンジで加熱する方法【冷凍】
冷凍のブロッコリーを電子レンジで加熱する際は、以下の手順で行ってみましょう。
1、冷凍ブロッコリーと水大さじ2を耐熱容器に入れる
2、耐熱容器にラップをふんわりとかける
3、600Wの電子レンジで3分10秒加熱する
4、加熱した後に出た余分な水分は捨てる
冷凍ブロッコリーを電子レンジで加熱する際も、生のものと同様に耐熱容器に水を一緒に加えましょう。冷凍ブロッコリーの量が多い場合は、調理の途中で一度取り出して、混ぜてから再度レンジにかけると加熱ムラを防げます。冷凍ブロッコリーは熱々に加熱するのではなく、最後は余熱で火を通すぐらいがおすすめです。
ブロッコリーのレンジで作れるレシピ3選
電子レンジで加熱したブロッコリーを使って、美味しい料理が作れるレシピは豊富にあります。ここでは、電子レンジ調理で作れるブロッコリーレシピを3つ紹介します。
①ブロッコリーのごま和え
忙しい時でも時短で簡単に作れる、ブロッコリーのごま和えレシピです。ブロッコリーを600Wの電子レンジで加熱した後に水分を捨て、調味料と混ぜ合わせるだけで完成します。ごまとめんつゆが香る甘めな味付けは、子供のお弁当のおかずとしてもおすすめです。
②ブロッコリーのナムル
もう一品欲しいときにおすすめのブロッコリーのナムルは、ごま油の風味と唐辛子が効いた本格的な味わいです。ブロッコリーは加熱する前にしばらく水につけておくと、より食感が良くなります。調味料を混ぜるときは、花蕾に調味料が行き渡るように手でもみこみましょう。
③ブロッコリーの味噌マヨネーズサラダ
ライオン株式会社が紹介する味噌マヨネーズ和えは、副菜やお弁当にも便利な一品です。ブロッコリーの栄養を逃さずに素材の味を味わえることで人気があります。ブロッコリーは小房に分けたら、水で濡らして絞ったクッキングペーパーに包んで電子レンジ加熱しましょう。
(*ブロッコリーの人気レシピ15選を詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。)
ブロッコリーを美味しくレンジで加熱しよう
ブロッコリーは電子レンジで加熱をしても美味しく、素材の味を充分に楽しめます。しかし長時間の加熱は、焦げて苦味が出たり加熱ムラで食感が悪くなったりすることもあります。電子レンジを使った正しい調理方法やポイントを参考にしながら、ブロッコリーの栄養を逃すことなく美味しく仕上げましょう。