さつまいもを収穫後に寝かせる方法・期間は?天日干しの処理やメリットを紹介!

さつまいもを収穫後に寝かせる方法を知っていますか?今回は、さつまいも収穫後の〈天日干し・寝かせる〉などの処理・保存方法や、確認方法を紹介します。さつまいもは収穫後に寝かせて腐るとどうなるかも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. さつまいもを収穫後に寝かせる方法は?
  2. さつまいもを収穫後に寝かせるメリット
  3. さつまいもは収穫後に天日干しして寝かせよう
  4. さつまいもを収穫後に寝かせる前の天日干しの方法は?
  5. さつまいもの収穫後の天日干し方法
  6. コツ①土は優しく取り除く
  7. コツ②なるべく傷のないさつまいもを選ぶ
  8. さつまいもの収穫後に寝かせる方法・期間は?
  9. ①温度と湿度を調整する
  10. ②通気性を確保する
  11. ③直射日光を避ける
  12. ④換気する
  13. ⑤定期的に確認する
  14. さつまいもは収穫後に2週間~1ヶ月程度寝かせよう
  15. さつまいもを収穫後に寝かせる際の定期的な確認方法・ポイントは?
  16. ①見た目を確認する
  17. ②カビがないか確認する
  18. ③温度と湿度を確認する
  19. さつまいもを収穫後に寝かせて腐るとどうなる?対処法は?
  20. さつまいもが腐った時の特徴・見分け方
  21. 腐ったさつまいもは腐敗部分を取り除くか隔離しよう
  22. さつまいもを収穫後に寝かせる方法を知ろう

さつまいもを収穫後に寝かせる方法は?

秋から冬にかけて収穫時期を迎えるさつまいもですが、さつまいもを収穫した後、寝かせると多くのメリットがあります。ここでは、さつまいもを収穫後に寝かせるメリットと寝かせる方法を紹介します。

さつまいもを収穫後に寝かせるメリット

さつまいもは収穫後に寝かせることで、でんぷんが時間とともに糖に変わり、甘さが増します。また、寝かせることで水分が蒸発する為、さつまいもの食感がふっくらするというメリットもあります。

さつまいもは収穫後に天日干しして寝かせよう

さつまいもは収穫した後に、天日干しをして寝かせるのがおすすめです。天日干しの工程を加えることで、さつまいもの表面が乾燥して保存性が増すためです。その結果、カビの発生や腐敗を防ぎながら、追熟させることができます。次の章では、さつまいもの天日干しの方法について具体的に紹介します。

さつまいもを収穫後に寝かせる前の天日干しの方法は?

さつまいもの天日干しといっても、ただ単にさつまいもを太陽光に当てるだけではありません。ここではさつまいもを収穫後に寝かせる前の天日干しの方法、手順、注意するポイントを詳しく紹介します。

さつまいもの収穫後の天日干し方法

さつまいもの収穫後の天日干しの手順は、以下の通りです。

1、さつまいもに付いた土や汚れを取り除く
2、1日天日干しをする
3、2日ほど日陰干しする


さつまいもに付いた土や汚れを取り除く際は、皮を傷つけないように注意が必要です。天日干しする際は表面を完全に乾燥させるのがポイントです。日陰干しは風通しの良い場所を選び、ゆっくりと乾燥させましょう。

コツ①土は優しく取り除く

さつまいもの土は優しく取り除きましょう。傷がついてしまうと、寝かせる過程で傷の部分から腐敗してしまいます。また、土を落とす為にさつまいもを水洗いすることもカビの発生や腐敗の原因となるので避けた方が良いです。

コツ②なるべく傷のないさつまいもを選ぶ

腐敗することを避けるため、寝かせるさつまいもはなるべく傷がついていないものを選ぶことが重要です。傷がついているさつまいもは、すぐに調理をして消費するのがおすすめです。

さつまいもの収穫後に寝かせる方法・期間は?

ここではさつまいもを天日干しした後に寝かせる方法や注意点、寝かせる期間などを詳しく紹介します。さつまいもを寝かせるために特別な道具等を買いそろえる必要はなく、誰でも簡単にできるので試してみてください。

①温度と湿度を調整する

さつまいもを寝かせる上で、最適な温度と湿度があります。温度は15度~20度、湿度は60%~80%の範囲が理想的です。さつまいもをこの環境下で寝かせることで、追熟が進み甘味が増します。

②通気性を確保する

さつまいもを寝かせる際は、さつまいも同士が触れ合わないようにして、入れる容器もカゴやバスケットを選んで通気性を確保しましょう。通気性を確保することで、温度と湿度が均一化され、さつまいもの追熟も均等に進みます。

この時、さつまいもを新聞紙で包む方法がおすすめです。新聞紙がさつまいもの湿気を適度に吸収し、且つさつまいもが冷えすぎることを防ぐため、さつまいもにとって良好な温湿度を保つことができます。1本のさつまいもを、2枚の新聞紙で包むとより効果的です。

③直射日光を避ける

寝かせる際にさつまいもを直射日光に当てると、さつまいもの品質が損なわれてしまいます。さつまいもは暑すぎる場所も寒すぎる場所も苦手です。日陰か室内で寝かせるようにしましょう。

④換気する

さつまいもを寝かせている場所と保存容器内は、定期的に換気を行うことが大切です。さつまいもから出る湿気やガスを取り除くことで、さつまいもにとって最適な温湿度環境を保つことができます。

⑤定期的に確認する

さつまいもを寝かせている間も、定期的に状態を確認しましょう。さつまいもに傷みや腐敗、カビが確認された場合、すぐにその部分を取り除いてください。そのまま放置しておくと、他の状態の良いさつまいもにまで悪影響を及ぼしてしまいます。

さつまいもは収穫後に2週間~1ヶ月程度寝かせよう

さつまいもを寝かせる期間は、2週間から1か月程度が適しています。さつまいもの甘さと風味がベストの状態になる期間とされています。なお、スーパー等で売っているさつまいもは、ある程度寝かせる工程を経ている可能性があるので注意が必要です。

さつまいもを収穫後に寝かせる際の定期的な確認方法・ポイントは?

ここでは、さつまいもを寝かせている間に定期的な確認をする際の確認方法とポイントを紹介します。確認するポイントを押えておけば、確認作業の時間と手間を省略することができます。

①見た目を確認する

まずは、さつまいもの見た目を確認することが重要です。黒く変色していると、腐敗している可能性があります。一方、さつまいもの紫色が以前よりも濃くなっていれば、追熟が順調に進んでいます。

②カビがないか確認する

さつまいもを寝かせる場所の温度と湿度が良好に保たれていないと、さつまいもにカビが発生する可能性があります。カビが生えたさつまいもを発見したら、すぐに取り除くか処分しましょう。

(*さつまいものカビの見分け方や、食べても大丈夫かについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

さつまいものカビの見分け方は?食べても大丈夫?保存方法や選び方のコツも紹介!

③温度と湿度を確認する

さつまいもを寝かせる場所の温度と湿度も、定期的に確認しましょう。時期や天候により、温湿度は変化します。温湿度に変化があったら、保管場所を変えたり包む新聞紙の枚数を調整する等の工夫をしましょう。

さつまいもを収穫後に寝かせて腐るとどうなる?対処法は?

寝かしたさつまいもが腐ってしまった場合、どうすればいいでしょうか。腐敗の状態によっては食べることができない可能性もあります。ここでは腐ったさつまいもの見分け方、対処法を詳しく紹介します。

さつまいもが腐った時の特徴・見分け方

さつまいもが腐った場合の特徴は、以下の通りです。

・黒く変色している
・カビが生えている
・酸味のある臭いがする
・カビ臭い
・表面が柔らかい、ぬめりがある


さつまいもが黒く変色するのは、細胞死が進んで腐敗していることが原因です。酸味のある臭いやカビの臭いも、さつまいもが腐敗しているかどうか見分けるポイントのひとつです。上記の状態が見受けられたらすぐに処分するか、該当部を取り除きましょう。

(*さつまいもが腐るとどうなるか詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

さつまいもが腐るとどうなる?見分け方は?正しい保存方法や賞味期限の目安も紹介!

腐ったさつまいもは腐敗部分を取り除くか隔離しよう

腐ったさつまいもを発見したら、腐敗部分を取り除くか隔離をしましょう。他の状態の良いさつまいもに悪影響を及ぼしてしまいます。腐敗部分が白カビの場合は、その部分を取り除いてすぐに加熱調理すれば食べることができます。一方、黒カビの場合は毒性が強いため、すぐに処分しましょう。

さつまいもを収穫後に寝かせる方法を知ろう

さつまいもを寝かせる方法を知っておくと、一定期間の保存ができ、追熟した美味しいさつまいもを食べることができます。自分で栽培している人に限らず店頭で購入した人も、今回説明した方法を活用して、長期間美味しいさつまいもを堪能してみてください。

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