マテ貝の保存方法は?冷凍できる?殻ごと・そのままや冷蔵の場合も紹介!
マテ貝の保存方法を知っていますか?殻ごとで良いのでしょうか?マテ貝には繊細で傷みやすいという特徴があります。今回は、マテ貝の保存方法を<そのまま・冷蔵・冷凍>別に紹介します。保存したマテ貝の大量消費できるおすすめレシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
マテ貝の保存方法は?
マテ貝を保存したい場合は、どのように保存すればよいでしょうか。ここでは、マテ貝を保存する方法について詳しく紹介します。長期保存できる方法も紹介するので、参考にしてください。
マテ貝を当日中に食べる場合はそのまま保存してOK
マテ貝を当日中に食べる場合の保存方法・手順は、以下の通りです。
1.バケツに塩水を入れる
2.1にマテ貝をそのまま入れる
3.冷暗所で保存する
マテ貝をその日のうちに食べる場合は、バケツに入れてそのまま保存することが可能です。塩水にマテ貝を殻ごと入れて、日光が当たらない冷暗所にバケツを置きましょう。気温が高い場合は、バケツの代わりにクーラーボックスを活用するのもおすすめです。
マテ貝を翌日以降に食べる場合は冷蔵保存しよう
マテ貝を翌日以降に食べる場合は、下茹でして冷蔵庫で保存するのがおすすめです。マテ貝は保存する前に砂抜きや塩抜き、内臓を取るなどの下処理をして、酒を少し入れたお湯で1~2分くらい茹でて冷ましましょう。冷ましたマテ貝はラップで包み、タッパーなどに入れて冷蔵庫で保存してください。
マテ貝を長期保存する場合は冷凍保存がおすすめ
マテ貝が1度に消費できない量のときや少しずつ消費したいなど、長期で保存した場合は冷凍保存がおすすめです。冷蔵の場合と同様にマテ貝を下茹でしてから冷凍保存すると、調理の際に下処理が不要になります。またマテ貝を小分けしてジップロックやラップなどで包んで冷凍すると鮮度が保てるうえ、取り出しやすいというメリットもあります。
ただし傷んだマテ貝がある場合は早めに食べきろう
傷んだマテ貝には、以下のような特徴があります。
・腐った臭いがする
・塩をかけても動かない
・身を触っても反応がない
・殻から身が出て垂れている
マテ貝が傷んでいるおそれがある場合は、早めに食べ切るようにしましょう。死んだ貝を食べると下痢や嘔吐などを引き起こす食中毒になることがあり、加熱しても菌が生きている可能性があるので注意が必要です。マテ貝から腐った臭いがしたり水が濁っていたりする場合は、マテ貝が死んでいる可能性が高いです。
マテ貝が傷んでいるかどうかを確かめるには、塩を振りかけたり指で触ってみたりする方法もあり、傷んでいる場合はマテ貝は反応せず動きません。また殻から身が出てしまって何も反応がないマテ貝は、完全に死んでいるので食べずに廃棄してください。
マテ貝の冷蔵での保存方法・期間は?
マテ貝を冷蔵で保存する場合はどのようにすれば良いでしょうか。ここではマテ貝の冷蔵の保存方法と、保存できる期間を紹介します。
マテ貝を冷蔵保存する方法
マテ貝を冷蔵で保存する場合の方法・手順は、以下の通りです。
1.砂抜きする
2.塩抜きする
3.酒入りのお湯で茹でる
4.ラップで包む
5.タッパーなどに入れて冷蔵保存する
マテ貝を茹でる際はお酒を少し入れたお湯で1~2分茹でて、冷ましてからマテ貝をラップで包むようにしましょう。短時間の保存の場合はマテ貝に火を通さずに、砂抜きをして3%の食塩水に浸して冷蔵庫に入れるという方法もありますが、傷みやすいので注意が必要です。
マテ貝は冷蔵で2~3日程度保存できる
冷蔵で保存したマテ貝の日持ちは2~3日くらいが目安ですが、安全に美味しく食べるにはなるべく早く消費するのがおすすめです。マテ貝は繊細で、ストレスがかかると死滅することが多いと言われています。また空気に触れる時間が増えるほど劣化が進み鮮度も落ちるので、冷蔵のマテ貝はできるだけ早めに食べきりましょう。
マテ貝の冷凍での保存方法・期間は?
ここでは、マテ貝を冷凍庫で保存する方法・手順について紹介します。冷凍のマテ貝を保存できる期間についても紹介するので、参考にしてみてください。
マテ貝を冷凍保存する方法
マテ貝を冷凍保存する方法・手順は、以下の通りです。
1.殻をよく洗う
2.塩水で砂を吐き出させる
3.内臓を取り出す
4.酒入りのお湯で茹でる
5.ラップで包む
6.保存袋に入れて冷凍庫で保存する
マテ貝はよく洗ってぬめりや汚れを落とし、砂抜きや塩抜き、内臓を取り除くなどの下処理を行います。下処理をしたマテ貝は、酒と水を1対1の割合にして沸かしたお湯で1~2分茹でましょう。マテ貝が冷めたらキッチンペーパーで水気をふき取り、ラップで包んでジップ付きの保存袋などに入れて冷凍庫で保存してください。
(*マテ貝の砂抜きの仕方や旬の時期について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
マテ貝は冷凍で2週間~1ヶ月程度保存できる
下処理して冷凍で保存したマテ貝は、2週間~1か月くらい日持ちするといわれています。長期間の保存はマテ貝が冷凍焼けして風味が落ちたり、ニオイがついてしまう可能性があります。マテ貝を冷凍庫で保存する場合も、なるべく早めに消費することをおすすめします。
保存したマテ貝の大量消費できるおすすめレシピを紹介!
ここからは保存したマテ貝を大量消費することができる、おすすめレシピを紹介します。和風のものから洋風のものまで紹介するので、参考にしてください。
①マテ貝の天ぷら
クセのない美味しいマテ貝の天ぷらは、天ぷら粉をビールで溶いた衣をつけて油で揚げます。事前に酒蒸ししたマテ貝は火が十分通っているので、外側だけカリッと揚げるのがおすすめです。油で揚げる際には、油跳ねに注意しましょう。
②マテ貝の時雨煮
マテ貝を大量消費したいときにおすすめの時雨煮は、日を置くと味がさらにしみこんで美味しくなります。臭みがなくご飯のおかずにもお酒のあてにもなると好評で、鍋に材料を入れて汁気がなくなるまで弱火で煮込むだけの簡単レシピです。
③マテ貝のバター焼き
バターを入れたフライパンで炒めるだけで簡単に完成する、マテ貝のバター焼きのレシピです。味付けが塩コショウのみながらも濃い味のバター焼きは、ご飯のおかずやおつまみに重宝する一品です。
マテ貝の保存方法を把握しよう
マテ貝は、当日中に食べるならバケツにそのまま入れて冷暗所で保存が可能です。翌日以降は下処理をして冷蔵保存がおすすめで、長期保存の場合は冷凍庫で保存しましょう。マテ貝の日持ちは冷蔵では2~3日、冷凍だと2週間~1か月くらいが目安です。保存方法や期間を把握して、マテ貝を美味しく安全に消費してみてください。