マテ貝の砂抜きの仕方や旬の時期は?保存方法や食べ方・レシピのおすすめなど紹介!

マテ貝の塩抜きの方法を知っていますか?今回は、マテ貝の旬の時期・主産地に加えて、下ごしらえ<砂抜き・塩抜き>の仕方も紹介します。そのほかにも、マテ貝の保存方法や、食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. マテ貝とは?旬はいつ?
  2. マテ貝の旬の時期
  3. マテ貝の主産地
  4. マテ貝の下ごしらえ<砂抜き・塩抜き>の方法は?
  5. 砂抜き①マテ貝を濃度3%の塩水に入れて数時間置く
  6. 砂抜き②マテ貝を50度のお湯で洗う
  7. マテ貝は死んでしまうと砂を吐かないので要注意
  8. 砂抜きしたマテ貝の塩抜きの仕方
  9. 砂・塩抜きしたマテ貝の保存方法・期間は?
  10. ①マテ貝を短期間保存する場合は冷蔵
  11. ②マテ貝を長期間保存する場合は冷凍
  12. マテ貝の美味しい食べ方は?
  13. ①焼いて食べる
  14. ②茹でて食べる
  15. ③煮物にして食べる
  16. マテ貝を食べてみよう

マテ貝とは?旬はいつ?

マテ貝は薄くて細長い殻をもつ二枚貝で、成貝になると10cmほどの大きさとなります。内海や潮間帯の砂底に生息しているため、潮干狩りシーズンに採取できることでも知られています。ここではマテ貝とは何かについて、主産地や旬の期間などを含めて説明しましょう。

マテ貝の旬の時期

マテ貝の旬は、産卵時期でもある2~5月です。旬の期間のマテ貝は産卵に備えて体内に栄養を蓄えるため、美味しい身になることで知られています。旬の時期の中でも、特に3月頃のマテ貝は美味しいとされているそうです。

マテ貝の主産地

マテ貝は北海道南部より南域の内湾で採取できていましたが、近年は漁獲高が激減しています。主産地としては熊本県や愛知県、三重県、山口県があげられます。また、アカマテ貝に限っては長崎県の佐世保市が主産地として有名です。

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マテ貝の下ごしらえ<砂抜き・塩抜き>の方法は?

マテ貝はあさりとは違って、砂抜きが必要ないとの情報もありますが、調理する前に砂抜きや塩抜きなどの下ごしらえは欠かせません。ここでは、マテ貝の下ごしらえである砂抜きと塩抜きの方法を紹介します。

砂抜き①マテ貝を濃度3%の塩水に入れて数時間置く

マテ貝を塩水に入れて砂抜きする方法は、以下の通りです。

①塩分濃度が3%の塩水を作る
②①にマテ貝を入れて、新聞紙をかぶせる
③②をそのまま数時間置く


塩分濃度を3%にするのは海水と同じ塩分濃度であることが理由です。3%の塩水を作る際は、500mlの水に大さじ1杯の塩を加えれば、重さを量らなくても作ることができます。また、マテ貝に新聞紙をかぶせるのは、暗くすることでより砂を吐く習性を持っているからです。しっかり砂抜きしたマテ貝の方が、食感がよくなります。

砂抜き②マテ貝を50度のお湯で洗う

マテ貝を50度のお湯で洗って砂抜きする方法は、以下の通りです。

①湯温が50度のお湯を作る
②①にマテ貝をつけて15分置く
③時間が経ってお湯が濁ったら、マテ貝をザルにあげる


前述したマテ貝を塩水を使用して砂抜きする方法では、一晩程度は浸けておくのが基本です。しかし、こちらのように50度のお湯で洗う方法であれば、所要時間は15分程度なので時間が大幅に短縮できます。ただし、温度と時間を守らないとマテ貝が死んでしまうので注意が必要です。

マテ貝は死んでしまうと砂を吐かないので要注意

マテ貝は、死んでしまうと砂を吐かなくなってしまいます。潮干狩りで採取したマテ貝を自宅に持ち帰る際には、真水で洗ってぬめりをとってから、クーラーボックスに多めの海水を入れて保存するのが基本です。海水がない場合は、マテ貝の水をきってからクーラーボックスに入れましょう。

砂抜きができないと、食べた時に砂を感じることで食感が悪くなり、風味も悪くなってしまいます。美味しいマテ貝を食べるためにも、砂抜きする前に死なせてしまわないよう気を付けてください。

砂抜きしたマテ貝の塩抜きの仕方

塩水を用いてマテ貝の砂抜きを行うと、それを貝が吸い込んでしまうため、塩抜きも必要となります。砂抜きしたマテ貝の塩抜き方法は、以下の通りです。

①流水で砂抜きしたマテ貝を洗う
②①をザルにあげて30~60分置く


塩抜きすることでマテ貝に含まれているコハク酸と呼ばれる旨味成分が増すため、より美味しく食べられます。

砂・塩抜きしたマテ貝の保存方法・期間は?

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