クーベルチュールチョコレートの代用品5選！売ってる場所も紹介！

クーベルチュールチョコレートはその豊かな風味と滑らかな質感で製菓用のチョコレートとして有名ですが、手に入りにくいこともあるでしょう。ここでは、クーベルチュールチョコレートの代わりに使用できる5つの優れた代用品を紹介します。

代用品としてカカオ豆に含まれる油脂のカカオバターや、カカオマスが多いものを選ぶと、よりクーベルチュールチョコに近づきます。種類としてはビターチョコがおすすめで、カカオ50％のガーナブラックで代用する人が多くいるようです。ガーナブラックで代用した場合は、苦みや酸味が強く出るので、甘さの調節が必要です。

ミルクチョコレートは乳成分が加わる分、クーベルチュールチョコレートよりカカオ分が低くなります。そのため、仕上がりにリッチでカカオの深みのある風味はでませんが、甘くてクリーミーな味わいが楽しめます。ミルクチョコレートは板チョコの中でも甘みが強いため、レシピより砂糖の分量を減らして使用しましょう。

明治ザ・チョコレートは単一産地の高品質なカカオ豆のみを使用したカカオ分70％の商品で、クーベルチュールチョコの代用品に適しています。様々なフレーバーが展開されているため、独特の風味や香りをもった仕上がりにできます。ただし、フルーティカカオ・ラテはミルクが入っており、カカオ分も51％と低めなので代用時は注意が必要です。

ホワイトクーベルチュールチョコの代用には、ガーナホワイトを使用してみましょう。原材料を比較するとホワイトクーベルチュールチョコでは油脂成分のカカオバター、ガーナホワイトは全粉乳が最も多く含まれます。油脂成分の含有量の違いから溶解性や固まりやすさが異なり、テクスチャーや固さが変わる可能性があります。

また、ガーナホワイトはミルクが多いため甘さが際立ち、風味や口溶けに仕上がりの違いが生じるかもしれません。

ルビーチョコは、ほんのり香るベリー系の風味とピンクの色合いが特徴です。クーベルチュールチョコレートのリッチで深みのあるカカオの風味とは異なる仕上がりとなりますが、レシピによっては望ましい効果を生み出すでしょう。代用する際には、フルーティーな風味がレシピに合うか、またピンク色が見た目に適しているかを事前に考慮する必要があります。

クーベルチュールチョコレートは製菓材料として最適ですが、全てのレシピや用途において必ずしも唯一の選択肢であるわけではありません。カカオマスや油脂成分であるカカオバターの含有率など、原材料に合わせて工夫をすれば手頃な価格のチョコレートでも代用できます。クーベルチュールチョコレートの代用品を知り、美味しいお菓子を作ってみましょう。