わらび餅は冷凍できる?保存方法で冷蔵庫はNG?解凍・固くなる対策も紹介!
わらび餅は冷凍できるか知っていますか?今回は、〈市販・本わらび・安い〉などのわらび餅の冷凍方法や、〈冷蔵庫・常温〉での保存方法を紹介します。固くなったわらび餅の解凍方法や、固くならない方法・作り方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
- わらび餅は冷凍できる?方法は?
- わらび餅は冷凍できる
- ただしわらび餅は冷凍すると味・食感が変化しやすい
- わらび餅の冷凍以外の保存方法・期間は?冷蔵庫だと?
- わらび餅の冷蔵庫での保存方法|2~3日
- わらび餅の常温での保存方法|当日中
- わらび餅は冷蔵・冷凍すると白くなる?食べられない?
- 冷蔵・冷凍して白くなったわらび餅は基本的に食べても大丈夫
- わらび餅の食べられない状態
- わらび餅の冷凍・冷蔵が白く・固くなった場合の解凍方法・対処法は?
- 冷凍したわらび餅の解凍方法
- 冷蔵したわらび餅が白くなった場合の対処法
- わらび餅を冷凍・冷蔵して固くならない方法は?作り方は?
- わらび餅を冷凍・冷蔵して固くならない作り方
- コツ①砂糖やトレハロースを多めにいれる
- コツ②お湯を2回に分けて練り上げる
- わらび餅を冷凍してみよう
わらび餅は冷凍できる?方法は?
わらび餅は、日持ちのしない和菓子ですが、冷凍することで日持ちを格段に延ばすことが可能なのか気になるところでしょう。ここでは、わらび餅を冷凍保存する具体的な手順と、保存時の注意点について詳しく紹介します。
わらび餅は冷凍できる
わらび餅は、日持ちが短く冷蔵庫での保存が難しいですが、適切な方法で冷凍することが可能です。わらび餅を美味しく冷凍するためには、以下の手順通りに行ってください。
①わらび餅を一口大にカットする
②各ピースをクリングフィルムでしっかりと個別包装する
③フリーザーバッグに入れ、可能な限り空気を抜いて密封する
④フリーザーバッグを平らな状態で冷凍庫に入れる
わらび餅を平らにして冷凍することで、解凍後の食感をできるだけ保持しやすくなります。急速冷凍機能があれば使用することで、食感の劣化を抑えることが可能です。冷凍により、わらび餅は約1ヶ月の保存が可能となります。
ただしわらび餅は冷凍すると味・食感が変化しやすい
市販の安いわらび餅や本わらびを使用した高品質なものでも、冷凍すると食感がボソボソと変わることがあります。これは、冷凍時にわらび餅内の水分が凍って膨張し、その結果として組織が破壊されるからです。解凍時には、破壊された組織から水分が流出し、元の柔らかさを失う可能性があります。
手作りのもちもちのわらび餅を冷凍すると、固い寒天みたいな食感になる🤢まずい
— salassa(サラサ) (@Heartful__Voice) January 23, 2018
わらび餅の冷凍以外の保存方法・期間は?冷蔵庫だと?
わらび餅は、その柔らかい独特の食感から多くの人々に愛されています。しかし、保存方法によってはその質感を損ねる可能性があるため、適切な保存方法で保存しましょう。ここでは、わらび餅を冷蔵庫や常温で保存する保存方法を紹介します。
わらび餅の冷蔵庫での保存方法|2~3日
わらび餅は、日持ちも短くあまり冷蔵庫での保存に向かないお菓子ですが、以下の手順で行えば冷蔵庫保存も可能です。
①わらび餅を清潔な容器やラップで包む
②ほこりや他の食品の匂いがつかないよう、しっかりと密封する
③冷蔵庫の中でも温度変化の少ない場所に置く
冬場ではわらび餅を冷蔵保存する際、室温よりもかなり低い温度で保存されるため、食感が少し硬くなることがあります。しかし、冷蔵庫で保存後に、お湯で一度茹でると再び透明感のあるわらび餅に戻ります。茹でた後、すぐに氷水につけて冷やすことで、さらに食感を良くすることが可能です。また、保存容器は密閉性の高いものを使うようにしましょう。
わらび餅の常温での保存方法|当日中
わらび餅を当日中に食べる場合の保存方法は、以下の通りです。
①わらび餅を透明なフィルムで包む
②直射日光や高温を避ける場所に保管する
③できるだけ涼しいと感じる場所を選ぶ
夏の高温時には、わらび餅を常温で保存することは避けましょう。高温はわらび餅の質感を損ね、食品安全の面でもリスクが高まります。わらび餅は常温で保存することなく、作ったその日のうちに消費するのが最も適しています。冬でも常温保存は短時間に限定し、消費する予定のない場合は冷蔵庫で保存しましょう。
わらび餅は冷蔵・冷凍すると白くなる?食べられない?
わらび餅の保存方法としては、冷蔵庫や冷凍が一般的ですが、保存状態によってはわらび餅が白く硬くなることがあります。ここでは、この現象がわらび餅の安全性にどのように影響するのかについて紹介します。
冷蔵・冷凍して白くなったわらび餅は基本的に食べても大丈夫
わらび餅が冷蔵や冷凍されると白く硬くなる現象は、老化と呼ばれています。これは、わらび餅の主成分であるでんぷんが冷えることで水分が分離し、結晶化するためです。この老化は食品の消化吸収を遅らせる可能性がありますが、食べる上での安全性には問題ありません。
わらび餅の食べられない状態
わらび餅に以下のような異変があれば、すぐに食べるのをやめてください。
・カビが生えている
・明らかに溶けて形が崩れている
・酸っぱい匂いがする
・酸っぱい味がする
・糸を引く
・ネバネバしている
これらの症状が見られる場合は、微生物による腐敗が進んでいる可能性が高いです。特に常温での日持ちは短いため、見た目や匂いで異常が感じられる場合は、食べずに廃棄しましょう。腐敗した食品は、加熱しても消えない毒素を含むことがありますので、健康を守るためにも注意が必要です。
わらび餅の冷凍・冷蔵が白く・固くなった場合の解凍方法・対処法は?
わらび餅は、冷凍や冷蔵で保存する際に白く硬くなることがあります。ここでは、冷蔵庫や冷凍によって白くなり、硬くなってしまったわらび餅の解凍方法や復活方法を詳しく紹介します。
冷凍したわらび餅の解凍方法
冷凍したわらび餅の解凍は、以下の手順で行いましょう。
①冷凍されたわらび餅を冷蔵庫に移して一晩自然解凍する
②自然解凍が難しい場合は、わらび餅を耐熱容器に入れ、水を少し加えてカバーする
③電子レンジを使用して500〜600Wで30秒から1分間加熱し、柔らかくする
④加熱後、必要に応じて冷水で冷やして完成
自然解凍が最もお勧めの方法ですが、時間がない場合は電子レンジを使用することで、短時間でわらび餅を食べられる状態に戻すことができます。加熱する際は、水分を加えることでわらび餅の糊化を促し、元の透明感と柔らかさを復元します。
冷蔵したわらび餅が白くなった場合の対処法
冷蔵したわらび餅が白くなった場合、以下の手順で対処できます。
①白く硬くなったわらび餅を取り出し、水につけて柔らかくなるまで放置する
②柔らかくなったら、耐熱容器に移し、わらび餅が浸るくらいの水を加える
③電子レンジで30秒から1分間加熱し、様子を見ながら適宜水分を調整する
④加熱後、氷水で冷やして食感を整える
水につけることで、わらび餅に含まれるでんぷんが再び糊化し、食感が改善されます。加熱することでさらに透明感が増し、元の柔らかさに近づけることが可能です。この方法は、特に冷蔵で硬くなったわらび餅に有効です。
わらび餅を冷凍・冷蔵して固くならない方法は?作り方は?
適切な作り方と保存方法を実践することで、冷凍や冷蔵しても美味しいわらび餅を楽しむことが可能です。ここでは、冷凍や冷蔵保存しても食感が損なわれにくいわらび餅の作り方を紹介します。
わらび餅を冷凍・冷蔵して固くならない作り方
冷凍や冷蔵保存で固くなりにくいわらび餅の作り方は、以下の通りです。
①わらび餅の生地に砂糖やトレハロースを通常より多めに加える
②生地を練る際、お湯を2回に分けて加え、しっかりと練り上げる
③完成したわらび餅を冷凍前に、一度きちんと冷蔵庫で冷やす
④密閉可能な容器または食品用ラップで包んでから、冷凍する
わらび餅を冷凍や冷蔵する際のポイントは、わらび餅の水分が保持されるように作ることで、冷凍や冷蔵後も柔らかい食感が維持されやすくなります。また、解凍は自然解凍を推奨し、急速な加熱は避けることで、生地のダメージを最小限に抑えます。
コツ①砂糖やトレハロースを多めにいれる
砂糖やトレハロースを多めに加えることで、わらび餅の水分が保持されます。これにより、冷凍しても解凍後のわらび餅が乾燥しにくく、独特の柔らかい食感を維持できるのです。特にトレハロースは保湿性が高いため、理想的な添加物です。
コツ②お湯を2回に分けて練り上げる
お湯を2回に分けて加えることにより、生地が均一に練り上げられ、でんぷんの糊化が効果的に進みます。この方法により、生地全体が均等に加熱され、完成したわらび餅がより柔らかく仕上がるのです。また、均一な食感に仕上がるため、冷凍や冷蔵後も質感が損なわれにくくなります。
わらび餅を冷凍してみよう
わらび餅は日持ちがしませんが、適切な方法を選択することで、美味しさを保ちながら保存することができます。今回紹介した保存方法や解凍方法を行うことで、冷蔵や冷凍後でも食感の損なわれていないわらび餅を楽しんでください。