すっぽんと亀の違いは?見分け方や見つけたら食べるのはNGかも紹介!

すっぽんと亀の違いを知っていますか?今回は、すっぽんと亀の違いを、甲羅が柔らかいなどの特徴別に比較します。そのほかにも、すっぽんとスッポンモドキの違いや、見つけたら食べても大丈夫かも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. すっぽんと亀の違いは?
  2. すっぽんと亀の違いを特徴別に比較!
  3. ①見た目・歯の有無
  4. ②甲羅の硬さ・皮膚の質感
  5. ③指の数
  6. ④生態
  7. ⑤食べやすさ
  8. すっぽんとスッポンモドキの違いは?
  9. すっぽんや亀を見つけたら?食べても大丈夫?
  10. ①食べる
  11. ②飼育する
  12. すっぽんと亀の違いを理解しよう

すっぽんと亀の違いは?

見た目が似ているすっぽんと亀ですが、その違いは何なのでしょうか。ネット上でもすっぽんは亀ですか、などのすっぽんと亀の違いを調べるための検索が多いようです。亀じゃないとも言われてるすっぽんについて紹介しているので参考にしてください。

すっぽんと亀の違いを特徴別に比較!

見た目がうりふたつのすっぽんと亀ですが、その違いはどこにあるのでしょうか。ここでは、亀とすっぽんの見た目の特徴や生態についてなどを紹介します。

①見た目・歯の有無

【すっぽん】
・甲羅の模様がない
・吻端が突出している

【亀】
・甲羅が六角形の文様
・吻端があまり突出していない


すっぽんと亀は、甲羅の模様の有無や、吻端の突出の違いによって区別することができます。顔の特徴として、すっぽんは亀と違って鼻先が尖っており、こうした特徴からも、亀とすっぽんの見分けがつくでしょう。

歯の有無に関しては亀とすっぽんともに歯は持っておらず、その代わりにあごの肉が発達しています。なお、すっぽんの嚙む力はとても強く時には人間の指を噛み切る力を見せることもあります。

②甲羅の硬さ・皮膚の質感

【すっぽん】
・甲羅は非常に柔らかい
・手足の皮膚が柔らかくムチムチとしている

【亀】
・甲羅は硬い
・すっぽんに比べ柔らかいところは少ない


亀の甲羅は硬いのに対して、すっぽんの甲羅は柔らかい点も両者を見分ける判断材料になります。すっぽんの甲羅はコラーゲンで構成されており、ゴムのように弾力性があります。また、亀はお腹の部分も甲羅になっているため、内側も硬いのが特徴です。

③指の数

【すっぽん】
・指の数は3本
・指先が分かれている

【亀】
・指の数は5本
・手足がヒレのようになっている


亀とすっぽんは指の数にも違いがあり、区別することができます。亀の指は5本ですが、すっぽんの指は3本しかありません。これは水陸両方で生活する亀と、主に水中で生活するすっぽんの生態の違いによって進化の過程で変化してきたといわれています。

④生態

【すっぽん】
・水中で生活することが多い
・昼間はおとなしい

【亀】
・水陸両方で生活する
・昼間も活動的


すっぽんの生態の特徴として、非常に臆病なことがあげられます。すっぱんは凶暴なイメージを持たれがちですが、実は非常に臆病者で昼間は水底や岩の影などに隠れています。一般的には、昼間はおとなしく、暗くなってからエサを探して動き回るのが特徴です。

⑤食べやすさ

【すっぽん】
・捌くのに技術がいる
・すっぽん自体が希少な存在なので、食べる機会は限定的

【亀】
・丸焼きにすることで食べやすくなる
・食べることのできる亀の数は多い


すっぽんと亀は両方とも食べることは可能ですが、すっぽんは希少な存在でなかなか食べる機会はないかもしれません。また、亀とは違いすっぽんは捌くのに技術がいるため、素人が調理をするのは難しいといわれています。

(*すっぽんの味などについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

すっぽん料理の味を例えると?生き血も飲める?美味しいのか口コミを調査!

すっぽんとスッポンモドキの違いは?

すっぽんとスッポンモドキにも、以下のような違いがあります。

・甲羅の硬さ
・前足と後ろ足の構造の違い
・生態の違い


まず、すっぽんとスッポンモドキの違いとして挙げられるのが、甲羅の硬さの違いです。すっぽんの甲羅は柔らかいのに対して、スッポンモドキの甲羅は亀と同様に硬いです。また、前足と後ろ足の先端部分にも違いがあり、すっぽんは指のような形をしており、一方、スッポンモドキはヒレのようになっていて、見分けがつきやすい部分でしょう。

生態についても違いがあり、すっぽんは陸にあがることもありますが、スッポンモドキは陸に出ることはほとんどありません。

すっぽんや亀を見つけたら?食べても大丈夫?

すっぽん鍋などがあるように、すっぽんや亀を見つけたら食べても大丈夫なのでしょうか。ここではすっぽんを食べても大丈夫かについて紹介するので参考にしてみてください。

①食べる

すっぽんや亀は食用が可能で、日本でも昔からすっぽん料理が食べられていた記録があります。多くの栄養が含まれているすっぽんは、健康や美容の面からも注目され貴重な食材として扱われていたようです。数は多くありませんが、すっぽん鍋などですっぽんを食べることができるお店もあります。

②飼育する

亀にも似たすっぽんですが、一般家庭で飼育することは可能のようです。すっぽんは低温が苦手なため、常に水温が下がらないよう温度管理が必要です。また、甲羅干し不足や水質悪化により皮膚病を招くリスクがあります。すっぽんの特徴を把握したうえで飼育しましょう。

すっぽんと亀の違いを理解しよう

すっぽんと亀には、生体のほかにも甲羅や皮膚、指の数など様々な違いがあります。すっぽんは見た目は怖いですが、実はとても臆病な性格をしています。また、すっぽんは希少な栄養価の高い食材で、すっぽん鍋として楽しむことも可能です。すっぽんと亀はよく似ていますが、さまざまな違いがあることを理解しておきましょう。

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