レンコンのアク抜きはなぜ必要?水・酢を使った失敗しない方法を紹介!
【管理栄養士監修】レンコンのアク抜きはしていますか?必要はあるのでしょうか?今回は〈水〉〈酢水〉など使ったアク抜きで失敗しない時間・手順を紹介します。レンコンのアク抜きをすることでのメリットとアク抜きする際の注意点も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
レンコンの穴まで白く綺麗に仕上げたいときにはレモン水でのアク抜きが効果的です。
1.水1Lに小さじ3分の1のレモン汁を入れてレモン水を作る。
2.カットしたレンコンをすぐにレモン水に30分つける。
分量は酢水でのアク抜きと同じなので酢がないときに使えます。シャキシャキ感を残すなら酢水と同じく5分程度でも大丈夫ですが、穴の中まで綺麗にする場合は30分程度つけます。透き通ったように綺麗な白さになるため、前菜や酢の物などの料理のときにおすすめです。
レンコンをアク抜きする際の注意点
レンコンのアク抜き方法は料理によってたくさんあって使い分ける必要がありますが、アク抜きする際に共通する注意点があるので詳しく説明します。
れんこんを水に長く晒しすぎない
料理を綺麗に美味しく仕上げるために欠かせないアク抜きは、一定時間水につけておくものです。レンコンに含まれているビタミンCやポリフェノールなどの栄養素は水溶性なので、水に長時間つけることでどんどん水の中に流出して栄養成分がなくなっていってしまいます。レンコンの栄養もしっかり摂りたいと思っているなら、長く水に晒しすぎないようにしましょう。
煮物や揚げ物など味付けのしっかりした料理であれば、アクはそこまで気になりません。その場合はカットしてすぐ使うなどアク抜きをしないで栄養を逃がさないようにするという選択肢もあります。
(*レンコンの栄養素について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
レンコンを美味しく調理しよう
レンコンはシャキシャキ感やホクホク感など食感も楽しく、形も綺麗なのでおもてなし料理にも欠かせません。栄養素も逃さず、料理に合ったアク抜きをすることでレンコンをより美味しくすることができます。