白菜の黒い点々・ぶつぶつの正体は?害虫?食べられるかや正しい保存方法を解説!
【野菜ソムリエ監修】白菜の黒い斑点の正体を知っていますか?今回は、白菜に黒い斑点・つぶつぶができても食べることできるのかや、黒い斑点ができる原因を紹介します。白菜の黒い斑点ができにくい保存方法やレシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
白菜に黒い点々が出てしまった場合、もう食べることはできないのでしょうか?食べた際の味の変化も紹介します。
ゴマ症の白菜は食べられるが味は落ちている
ゴマ症が出ている白菜でも、ポリフェノールが表に出てきているだけなので問題無く食べることができます。しかし、ゴマ症が出ると甘みが少なく水っぽくなるため、出ていない白菜と比べると美味しさは落ちてしまいます。水分が多く日持ちもしないので、早めに食べきるようにしましょう。
白菜の黒い斑点ができにくい保存方法は?
1玉丸ごと購入し、何日かで分けて食べることも多い白菜ですが、保存方法を工夫すると黒い点々を発生させにくく長持ちさせることが可能です。
①キッチンペーパーで包む
白菜を丸ごと保存する場合は、芯の部分をくり抜いてからそこに濡らしたキッチンペーパーを詰めます。そのあと全体をキッチンペーパーで包んでおくと、3~4週間程度の保存が可能です。
②冷蔵庫の野菜室で保存する
カット済みの白菜は、温度・湿度が野菜の保存に最適な環境に設定されている冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。2分の1や4分の1にカットした白菜をラップに包み、立てた状態で野菜室に入れておくと長持ちさせることができます。横に寝かせて保存すると、白菜の重みがかかり底との接地面から腐りやすくなるので注意が必要です。
福光佳奈子
野菜ソムリエ
半分または1/4にカットされた白菜は、内側の葉から使うと鮮度をキープしやすいです。白菜の内側には成長点があり、ここから外側の葉へ栄養を送り続けるので、先に成長点のある内側を消費することでしおれにくくなります。
③冷凍保存する
白菜を長期間保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。洗った後に水気を取り、生のまま使いやすい大きさに切ります。このとき、葉と茎の部分を分けて冷凍しておくと使うときに使いやすくなります。密閉できるチャック式の保存袋に空気を抜いて入れて冷凍し、長くても1ヶ月程度で食べきるようにしましょう。
(*白菜の保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
白菜の黒い斑点が気にならないレシピ
斑点に健康上の問題は無くても見えると気になってしまう場合は、料理の仕方を工夫しましょう。斑点のある白菜を使っても見た目には分からないレシピを紹介します。