カツオの種類の見分け方は?見た目・味など特徴の違いを比較して紹介!

カツオの種類はどれくらいでしょうか?今回は、〈カツオ・ハガツオ〉などカツオの種類別に〈見た目・旬・食べ方〉などで違いを比較し、見分け方も画像で紹介します。カツオの種類別のお料理への向き・不向きも紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. カツオの種類は?
  2. カツオは4種類
  3. カツオの旬によって2通りの呼び方もある
  4. カツオの種類と見分け方①カツオ
  5. 見た目・旬などの特徴
  6. 料理への向き・不向き
  7. カツオの種類と見分け方②スマカツオ
  8. 見た目・旬などの特徴
  9. 料理への向き・不向き
  10. カツオの種類と見分け方③ソウダカツオ
  11. 見た目・旬などの特徴
  12. 料理への向き・不向き
  13. カツオの種類と見分け方④ハガツオ
  14. 見た目・旬などの特徴
  15. 料理への向き・不向き
  16. カツオの種類は様々

【料理のおすすめ】
・刺身
・タタキ
・カルパッチョ
・佃煮
・塩焼き

カツオの種類と見分け方②スマカツオ

見た目・旬などの特徴

・旬:10月下旬~2月
・体長:約1m
・重量:約10kg
・脂が多くトロに似た味

スマカツオは4種類の中で最も大きな種類で、おなかの黒い斑点が特徴です。背中に縦縞が入っているのも、見分けるポイントになります。またカツオの中で唯一、群れで行動をしない点も特徴といえるでしょう。そのため一度に獲れる量が少なく、希少価値の高い魚とされています。九州地方を中心に1年中漁獲がありますが、旬の時期は10月下旬から2月の間です。

料理への向き・不向き

スマカツオはとても味が良く、料理に向いています。「全身大トロのような味」といわれることもあるほど脂がのっており、人気の高い魚です。ほのかな酸味のある赤身と脂身のバランスが良く、刺身や焼き魚などシンプルな食べ方がおすすめです。体が大きく、身が柔らかいため鰹節には使われません。

しかし塩ゆでして軽く干した「なまり節」は、うま味が凝縮して生とは違ったおいしさが楽しめます。なまり節は煮物などに入れてもおいしいです。

【料理のおすすめ】
・刺身
・タタキ
・焼き魚
・粕漬け
・なまり節

カツオの種類と見分け方③ソウダカツオ

見た目・旬などの特徴

・旬:10月~12月
・体長:40~60cm
・重量:5kg前後
・味:酸味が強い

ソウダカツオには、「マルソウダカツオ」と「ヒラソウダカツオ」の2種類がいます。名前の通り体が丸っぽいのがマルソウダカツオ、平らな形をしているのがヒラソウダカツオです。カツオの中では小ぶりで、見た目はサバによく似ています。旬の時期は冬ですが、夏から秋にかけては堤防でも釣れる魚です。

料理への向き・不向き

ソウダカツオも料理に向いています。また鰹節の原料としてもメインで使われる種類で、ソウダ節が有名です。ソウダカツオを食べる場合は、鮮度に注意しなくてはなりません。血合いの多いマルソウダカツオは傷むのが早く、食べ過ぎるとヒスタミン中毒を起こす恐れもあるので、生食は新鮮なものだけにしましょう。

赤身特有の酸味が特徴で、カツオの中ではやや癖の強い味といえます。生で食べる場合は、薬味などを混ぜたなめろうがおすすめです。また火を通すとうま味が出るため、煮つけや角煮もよいでしょう。

【料理のおすすめ】
・なめろう
・煮つけ
・角煮
・唐揚げ
・みりん干し

カツオの種類と見分け方④ハガツオ

見た目・旬などの特徴

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