なまこの種類には食用と毒持ちがいる?赤・青・黒で味や値段など違いを比較!
なまこにどんな種類があるか知っていますか?今回は、〈黒なまこ・青なまこ・赤なまこ〉など食用の種類別に〈見た目・味・値段〉など特徴を紹介します。毒を持ったなまこの種類や、なまこの捌き方・栄養・レシピなども紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
なまこは100gあたり160㎎ものマグネシウムを含んでいます。マグネシウムの効能には以下のようなものがあります。
・丈夫な骨をつくる効果
・高血圧を予防する効果
・心疾患を予防する効果
・精神を安定させる効果
・生活習慣病の予防・改善効果
マグネシウムはカルシウムとの相乗作用によって、丈夫な骨を作る役割を持つ栄養素です。カルシウムとマグネシウムを両方含むなまこは、骨の健康維持にぴったりの食材と言えるでしょう。そのほかにも、高血圧や心疾患・生活習慣病の予防効果も持っているため、なまこを食べてマグネシウムを摂取することは健康の維持にも役立ちます。
(*なまこの栄養価について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
なまこを使ったレシピのおすすめ
なまこは、人によってはあまり馴染みが無い食材なので、食べ方が分からない場合もあるでしょう。なまこは、身・内臓ともに美味しく食べることができるので、レシピを覚えておくと重宝します。ここでは、なまこを使用したおすすめのレシピを紹介しましょう。
①このわた
なまこの内臓を塩漬けして作るこのわたは、ウニやカラスミと並ぶ日本三大珍味の一つです。このわたは自宅でも簡単に作ることができるので、なまこが丸ごと手に入った時は、このわた作りにも挑戦してみましょう。
②やわらかナマコ酢
なまこは歯ごたえがあるため、人によっては硬すぎると感じる場合もあるかもしれません。その場合には、茹でた後に大根おろしを組み合わせることで柔らかく仕上げることができます。
なまこの種類は様々
なまこは、世界中に1000種類以上生息している、多様な種類を持つ生き物です。日本国内で食べられているなまこは「マナマコ」のみですが、それもさらに赤なまこ・青なまこ・黒なまこの3種類に分けることができます。それぞれのなまこで歯ごたえや味わいが異なるので、色々ななまこを食べ比べてみるのも良いでしょう。