キャベツの選び方や旬の時期は?色・形など種類別の見分け方を解説!
【野菜ソムリエ監修】キャベツの選び方や種類別の旬を知っていますか?収穫時期によってキャベツの種類はわかれます。今回は、〈春キャベツ・冬キャベツ〉など種類別に、〈色・葉・芯・感触〉などでの選び方・見分け方のコツを紹介します。食べ方のおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
キャベツの種類別の旬は?
キャベツは年中食べることができますが、実は旬によって種類が違います。サラダや炒めものなど料理のバリエーションも多く、季節問わず食卓に並ぶキャベツの旬や種類について説明していきましょう。
①春キャベツ
春キャベツの旬は3〜5月です。葉と葉の間にふんわりと隙間が空いており、水分が豊富なのが特徴です。葉もやわらかくサラダなど生で食べるのに向いています。春キャベツは限られた時期しか食べることができない種類なので、一番旬を楽しむことができます。
②夏秋キャベツ
夏秋キャベツの旬は7、8月です。北海道や長野などの涼しい地域で収穫されるため、別名「高原キャベツ」とも呼ばれます。収穫時期が夏〜秋にかけてなので、夏秋キャベツと呼ばれますが、品種は冬キャベツと同じで、葉と葉の間に隙間がありません。ですが、冬キャベツと比べると葉がやわらかく、春と冬キャベツのいいとこ取りをした食感です。
③冬キャベツ
冬キャベツの旬は1〜3月です。春キャベツと比べ、葉と葉の隙間がなくずっしりと重みがあるのが特徴です。甘みがあり葉がしっかりとしているので、煮崩れしにくい種類になります。ロールキャベツなど火を通す料理に重宝します。
(*キャベツの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
キャベツの選び方・見分け方のコツは?
新鮮で美味しいキャベツを食べるためには、選び方のコツを覚えることが大切です。どれも同じに見えますがよく確認すると、葉などに違いがあることがわかります。各部位別に鮮度がよいキャベツの選び方と見分け方のコツを紹介しましょう。
①葉の色・状態
キャベツの選び方のコツは、葉の色や状態をしっかりと確認することです。
・葉の色が緑
・つやがある
・外側の葉が剥がされていない
葉につやがあり緑色のほうが水分が多く、新鮮なキャベツです。外側の葉が剥がされて販売されているものは、虫食いや傷みが原因であることが多いです。そういったキャベツは鮮度が失われているので気を付けましょう。
冬キャベツで葉の上の方が紫色をしているものは問題ありません。霜にあたったのが原因ですが、かえって甘みが増している場合があります。