紅優甘の特徴は?どんなさつまいもの品種?糖度・食感や食べ方のおすすめを紹介!
さつまいもの品種「紅優甘(べにゆうか)」を知っていますか?今回は、「紅優甘」の〈味わい・糖度・カロリー〉など特徴や、旬の時期・産地なども紹介します。〈焼き芋〉など「紅優甘」の食べ方・レシピや取り寄せ通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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さつまいも「紅優甘」の特徴は?紅はるかと違いある?
紅優甘は茨城県の特産品としても知られているさつまいもの品種です。紅優甘は品種としては紅はるかに分類され、茨城県・JAなめがたしおさい甘藷部会が生産した紅はるかを独自で商標登録した名称となっています。まずは紅優甘の味わい・食感や、糖度、カロリーについて他の品種とも比較しながら説明します。
紅優甘の味わい・食感
紅優甘の最大の特徴は、強い甘味とねっとりとした口当たりで、これは紅優甘の麦芽糖の含有量が、他の品種に比べて豊富であることに起因します。紅優甘の焼き芋を食べた方の中には、そのクリーミーな食感と味わいを水飴やスイートポテトに例える方もいます。
焼き芋や天ぷらとして素材の味を楽しむのもおすすめですが、スイートポテトなどのお菓子作りにも向いているさつまいもです。
Twitterの口コミ
紅優甘ものすごく美味しい。茹でさつまいもの中では暫定1位の甘さとホクホク具合です。
Twitterの口コミ
初!紅優甘の焼きいも
スイートポテトみたいに甘くて美味しかったよ~
#紅優甘
#JAなめがたしおさい
#ひめじSubかる
紅優甘の糖度
紅優甘と他のさつまいもの糖度は以下の通りです。
・紅優甘:40度
・紅はるか:40度
・紅あずま:30度
・安納芋:16度
・鳴門金時:13度
・シルクスイート:8度
紅優甘と紅はるかはいずれも40度程度と、他のさつまいもに比べて高い糖度を誇っています。この糖度は焼き芋にすることでさらに上がり、50度から60度になるとされています。その甘さが一時期話題となった安納芋でさえ、焼き芋にした際の糖度が40度程度であることから、安納芋の甘さを上回る非常に甘いさつまいもであることがわかるでしょう。
(*さつまいもの糖度について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅優甘のカロリー
カロリー | 糖質 | |
さつまいも | 132kcal | 29.2g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
紅優甘のカロリーや糖質量に関しては、正確なカロリーはデータがないため、上記は標準的なさつまいものデータとなっています。ただし、紅はるかについては100gあたり179kcal、糖質量が40.2gとされていることから、紅優甘も同等のカロリー・糖質量であることが予測されます。
一般的なさつまいもに比べるとカロリーも糖質量も多いことから、ダイエット中は普通のさつまいもに比べて少な目の量に留めておく方が無難です。
(*さつまいもの種類と品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅優甘の旬の時期・産地は?
紅優甘は茨城県で生産された紅はるかであることについては前述しましたが、ここではより詳しい産地と旬の時期について解説します。紅優甘を購入するときにぜひ参考にしてみてください。
紅優甘の産地
紅優甘はJAなめがたしおさいが商標登録したさつまいもですが、JAなめがたしおさいは茨城県南東部に位置する茨城県鹿行地区を管轄する農業協同組合です。茨城県はさつまいもの栽培面積・生産量ともに第2位の1大産地で、紅優甘以外にも様々な品種のさつまいもを生産しています。
中でもJAなめがたしおさいが管轄する茨城県鹿行地区は、霞ヶ浦と北浦の2つの大きな湖に挟まれ、赤土の土質で水はけが非常によくさつまいも栽培に適している地域です。旬の時期に合わせて作る品種を変えており、紅優甘もその一つとなっています。