紅がつくさつまいもの糖度ランキング|味・食感など特徴の違いを比較して紹介!
紅がつくさつまいもにはどんな種類があるか知っていますか?今回は、紅がつくさつまいもの糖度ランキングを一覧で紹介します。名前に紅がつく理由や紅がつくさつまいもの糖度・食感など特徴の違いも比較しつつ紹介するので参考にしてみてくださいね。
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さつまいもには「紅」がつく品種がたくさん
さつまいもは中央アメリカ原産の植物で、江戸時代に日本の薩摩地方に伝わったためさつまいもと名付けられました。栄養価が高いため、日本では米の不作に備えて盛んに作られるようになった野菜です。品種改良も進み、さつまいもの品種は主なものだけでも30種類を超えます。中でも「紅」がつく名前が多いですが、具体的にはどのような種類があるでしょうか。
『紅』がつくさつまいもの糖度ランキング【最後に一覧表あり】
ここでは名前に「紅」のつくさつまいものの中から、8つの代表的な品種を糖度の低い順にランキング形式で紹介します。それぞれの味や食感などの特徴や旬の時期・産地なども詳しく説明するので、お気に入りのものを見つけてください。
8位:紅さつま
・糖度:14
・旬の時期:7月~9月
・食感:ほくほく
・名産地:鹿児島
紅さつまはほくほく系のさつまいもの代表の「高系14号」から選抜し改良した品種で、鹿児島の暖かい気温と、強い日差しに向いた品種です。そのため、鹿児島で栽培すると甘く美味しく育ちますが、外の地域では美味しく育ちにくいようです。味には甘みがあり、ほくほくした食感で、焼き芋にすると特に美味しく食べることができます。
紅さつまは一般的なさつまいもよりも甘みが強いとはいえ、デザートにするほどの甘みはなく、料理に幅広く使うこともできます。強い日差しに晒されることで美味しく育つので、旬の時期は7月~9月の暑い時期ですが、ハウス栽培のものは6月頃から販売されるようです。
(*紅さつまの特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
7位:紅こがね
・糖度:14
・旬の時期:5月~8月
・食感:ほくほく
・名産地:茨城
紅こがねは紅あずまの中の品質の良いものを選んで、茨城県で品種改良されたさつまいもです。味は紅あずまに似て自然な甘みがあり、繊維質が少なく加熱するとほくほくになり、口に入れるとほろほろと崩れます。冷めても味が落ちないので、冷蔵庫で冷やしても美味しいです。
紅こがねの産地は茨城県の行方市で、JAなめかたで商品登録されているため、他の地域で作ったものは紅こがねの名前は使えません。紅こがねは収穫してすぐには糖度が低いですが、長期に寝かせることで甘みがアップし、風味豊かなさつまいもになります。そのため紅こがねの収穫期は9月から11月ですが、収穫後は低温貯蔵され、5月〜8月に旬を迎えて出荷されます。
(*紅こがねの特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
6位:紅まさり
・糖度:14
・旬の時期:1月~3月
・食感:しっとり
・名産地:茨城
紅まさりは2001年に品種改良の末に作られたさつまいもで、しっとり系のさつまいもとして人気があります。水分値が高く上品な甘さがあり、舌触りが良いので、加熱してそのまま食べても芋ようかんのような美味しさです。また紅まさりは焼き芋にすると特に美味しいと言われる品種で、竹串を刺すと蜜が流れ出すほどしっとりしていて甘いです。
紅まさりは、他のさつまいもにはない果糖やブドウ糖が含まれる珍しい品種になります。収穫は9月~11月頃ですが、しばらく貯蔵しておくと甘みが増して美味しくなるので、1月~3月頃が旬です。外見は両端が尖っている円柱形で、形が揃っているため贈答品にも選ばれます。
(*紅まさりの特徴について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)