さつまいも「紅まさり」とは?特徴は?焼き芋など美味しい食べ方・レシピを紹介!
【野菜ソムリエ監修】紅まさりとはどんなさつまいもか知っていますか?紅はるか・紅あずまと違いはあるのでしょうか?今回は、紅まさりの見た目や味・糖度に加えて、旬の時期や産地について紹介します。紅まさりの美味しい食べ方や、活用レシピも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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紅まさりとは?どんな特徴のさつまいも?
スーパーで紅まさりを見かけることはありますが、特徴まで知っている人は多くはないでしょう。ここでは紅まさりがどんな特徴を持ったさつまいもなのかを説明します。
紅まさりの旬の時期・産地
紅まさりの産地は茨城県で収穫時期は9月から11月ですが、本当においしい時期はまた別です。収穫した時から食べることができますが、1ヶ月から3ヶ月ほど追熟させることででんぷん質が糖に変わり、やがて糖度が高まって、深い味わいになります。そのため紅まさりをはじめ、さつまいもの本当の旬は年末頃といえるでしょう。
紅まさりの〈味・糖度・舌触り〉を紅はるか・紅あずまと比較
紅はるかはしっとりとしていながらねっとり感もあり、糖度が高いのが特徴で、紅あずまはホクホク食感で甘さ控えめのサッパリとした味をしています。それと比べると、紅まさりはしっとりとしていて、紅はるかよりも糖度が高く、紅はるかに近い味と食感が特徴です。
ただ、実際の味や糖度、舌触りは追熟度や調理法、さつまいもそのものの品質によって違うこともあるので、一概には言えません。
(*紅はるか・紅あずまについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅まさりのカロリー・糖質
カロリー | 糖質 | 1日の摂取カロリーの占める割合 | |
紅まさり(100g) | 132kcal | 29.2g | 6% |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
※1日の摂取量は成人男性の目安です
紅まさりのカロリーと糖質は他のさつまいもとほぼ同じです。でんぷん質なのでカロリーと糖質は高めで、主食としてご飯の変わりにもなります。白米よりはカロリーと糖質が低く、ビタミンEや食物繊維などが豊富なので、白米の代わりにさつまいもを主食にするさつまいもダイエットも存在するくらいです。
(*さつまいもの種類・品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅まさりの美味しい食べ方は?
しっとり甘い味が特徴の紅まさりのおすすめの料理法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
①オーブントースターで焼き芋にして食べる
さつまいもは長い時間をかけてゆっくりと加熱すると、でんぷんが糖に変わり、甘みが増します。また、水分が抜けるとその分、甘みが凝縮し、さらに甘く感じられます。そのため、甘い焼き芋を食べたいという時はアルミホイルに包んで、オーブントースターで1時間ほど焼くのがおすすめです。