紅あずまの特徴とは?紅はるかと違い・見分け方は?美味しい食べ方・レシピのおすすめを紹介!
さつまいもの品種「紅あずま」を知っていますか?今回は、「紅あずま」の〈味わい・糖度・カロリー〉など特徴や、旬の時期・産地などを〈紅はるか・紅まさり〉と比較して紹介します。「紅あずま」の食べ方・レシピや取り寄せ商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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紅あずまの特徴は?どんなさつまいもの品種?
紅あずまは皮の色や形がきれいで揃いやすい「関東859」という品種と、大きく立派に育つ「コガネセンガン」という品種を交配して開発されました。両方の特徴を受け継ぎ、焼くとどこか懐かしい焼き芋を思わせるのが紅あずまです。ここからは、紅あずまの特徴や味わいなどを紹介するので参考にしてください。
紅あずまの味わい・食感
さつまいもにはたくさんの品種がありますが、大きくは水分の少ないほくほく系と、水分が多めのしっとり系やねっとり系に分けられます。紅あずまはほくほくとした食感が特徴で、少し粉質で昔ながらのさつまいもの味わいです。甘みは十分にありますが、水分量が少ないので牛乳などの飲み物と一緒に食べたり、バターを添えるのもおすすめです。
Twitterの口コミ
家のスチームオーブンで80分!
焼き芋(紅あずま)🍠
美味しかったー!!
ついでに北海こがねも入れたら、
これぞじゃがいも🥔の味!でしたーー!(*´ч`*)
#焼き芋 #紅あずま
#じゃがいも #北海こがね
Twitterの口コミ
オーブンで約40分焼きました🍠
ホクホク😋
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紅あずまの糖度
紅あずまや、そのほか代表的な品種の糖度は以下の通りです。
・紅あずま:約14度
・紅はるか:約30度
・安納芋:約20度
さつまいもの中でも紅はるかや安納芋はかなり糖度が高いことがわかります。この3つの品種の中では紅あずまは一番糖度が低いですが、一般的なさつまいもの糖度は約7度で、通常のさつまいもの倍もの糖度をもっているのです。また焼くと約32度まで糖度が増すので、十分に甘みのあるさつまいもと言えます。
紅あずまのカロリー
カロリー | 糖質 |
126kcal | 29.7g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
紅あずまに関する正確なカロリーや糖質量のデータはないため、上記は標準的な生のさつまいものデータとなっています。ただし紅あずまは甘みが強い品種なので、一般的なさつまいもと比べて高いと考えられます。そこから推測すると紅あずまのカロリーは大体130kcal前後、糖質量も30~35g程になるでしょう。
ご飯100gあたりのカロリーは約170kcalなので、さつまいもは甘みもしっかりとありながらご飯よりもカロリーが少ないのです。さつまいもの品種によってカロリーや糖質量が変わりますが、より甘みの強い品種ほど高い傾向があります。
(*さつまいもの種類・品種について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅あずまの旬・収穫時期や産地は?
全国各地でいろいろな種類のさつまいもが作られていますが、甘くほくほくした紅あずまはどこで作られているのでしょうか。また収穫時期や美味しく食べられる旬の時期はいつなのか詳しく紹介します。
紅あずまの産地
紅あずまの生産地は以下の通りです。
・茨城県
・千葉県
紅あずまは主に茨城県や千葉県などの関東地方で生産されており、この2県は全国のさつまいもの生産量トップ3に入るほどさつまいもづくりが盛んに行われています。千葉県では特に成田市がさつまいもの栽培環境に適しており、県内でも一番の生産量を誇っています。
紅あずまの旬の時期は9月〜11月ごろ
紅あずまは早いと9月から収穫が始まり、10月に最盛期を迎えて11月中旬まで収穫されます。収穫時期は9月~11月ですが、2か月ほど貯蔵することで甘みが増して美味しくなるため、食べごろの旬は12月~2月頃までです。