紅はるかの特徴は?産地や収穫時期は?味わい・糖度や食感など特徴を他品種と比較して紹介!
【野菜ソムリエ監修】紅はるかはどんなさつまいもかを知っていますか?今回は、紅はるかの〈産地・収穫時期・味わい・風味〉など特徴を〈紅あずま・安納芋〉など他の品種と比較して紹介します。〈焼き芋・干し芋〉など、紅はるかの食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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紅はるかとは?どんなさつまいも?
紅はるかという名前のさつまいもを、ここ数年お店で見かけることがありますが、どんな種類のさつまいもなのでしょうか。ここでは、紅はるかの産地や収穫時期などを併せて紹介します。
紅はるかは「九州121号」と「春こがね」の交配種
紅はるかは、2010年に(独)九州沖縄農業研究センターによって品種登録されたさつまいもです。見た目の外観が優れた「九州121号」と皮色は濃赤紫で色味や食味が優れた「春こがね」を交配させて「紅はるか」が誕生しました。
(*さつま芋の種類について詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください。)
紅はるかの名産地・収穫時期
紅はるかの名産地は、以下の通りです。
・鹿児島
・大分県
・宮崎県
・茨城県
紅はるかは全国的に栽培されていますが九州地方が多いようです。また、紅はるかの主な産地にはそれぞれにオリジナルブランドがあり、大分県「甘太くん」・茨城県産「紅天使」・宮崎県「葵はるか」というブランド名で栽培・販売しています。
紅はるかの収穫時期は九州など暖地で10月頃からで、本州では11月初旬辺りとなります。収穫してから2~3週間貯蔵することによって甘みが増すので、食べ頃の旬は11月から1月です。それ以降は、定温管理された紅はるかが市場には出回ります。
(*甘太くん・紅天使について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅はるかの味わい・食感は?
紅はるかは交配の目的通り2種のそれぞれの良い特徴を持った品種ですが、実際にはどのような味わい・食感があるのか見ていきましょう。
紅はるかは高糖度の甘さとしっとり食感が特徴
紅はるかの特徴のひとつと言える糖度は生芋の状態でも30度前後と高いのですが、焼き芋にすると50~60度と高糖度で驚異的な甘さになります。しかし、食べてみると強い甘さにもかかわらず後味がスッキリしていて、水分もありのどに詰まらないしっとりとした食感です。
Twitterの口コミ
サツマイモ、月曜日に残りを
全集中 じゃなくて全収穫や!
月初に収穫した分を室内の涼しいとこで熟成したやつオーブンで焼いたったら、ねっとり🍠めちゃ甘で美味しかった〜🤤
#紅はるか #焼きいも
Twitterの口コミ
先日差し入れしていただいた、三島甘薯「紅はるか」🍠
サイトにあった通り、濡らした新聞紙で包み、そのまわりをアルミホイルを包んで200℃のオーブンで1時間焼きました。とろっとろになって本当に甘い!!更にバニラアイスを添えたら甘味が増して高級スイーツのようでした😊💕
#三島甘薯 #紅はるか
安部加代子
野菜ソムリエ
紅はるかのルーツとなったのは、調理したときに実の色が鮮やかな黄色の「九州121号」と外観の美しさや甘味のある味に定評のある「春こがね」です。また今ある品種より「はるか」に優れていることに由来して名づけられました。