紅こがねの特徴とは?紅あずまと違いある?美味しい食べ方・レシピのおすすめを紹介!
さつまいもの品種「紅こがね」を知っていますか?紅はるか・紅あずまと何が違うのでしょうか?今回は、「紅こがね」の〈味わい・糖度・カロリー〉など特徴や、旬の時期・産地なども紹介します。〈焼き芋〉など「紅こがね」の食べ方・レシピや取り寄せ通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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紅こがねの特徴は?どんなさつまいもの品種?
紅こがねは、茨城県の東南部にあるJAなめがたしおさいが商標登録している品種のさつまいもです。紅こがねは紅あずまから高品質なものを選んで栽培された品種で、昭和59年に他の産地のさつまいもと区別するために紅こがねと名付けられました。この紅こがねはどのような特徴のさつまいもなのでしょうか。紅こがねの味や糖度、カロリーについて解説します。
紅こがねの味わい・食感は?紅はるかと違う?
紅こがねは安納芋などのような濃厚な甘みはなく、自然でくどすぎない優しい甘さが特徴です。紅こがねは熟成させると甘味が増すのが特徴で、9か月もの間貯蔵したものは熟成紅こがねの商品名で流通しています。
紅こがねの果肉は黄色い色をしていて、繊維の量が少ないため食べやすく様々な調理に向いたさつまいもです。紅こがねは紅あずまの特徴を備えているため、加熱するとほくほくとねっとりとした両方の食感が楽しめます。
紅こがねの名前に似た品種に紅はるかがありますが、紅はるかは紅こがねよりも甘みが濃厚で、加熱すると紅こがねよりも粘り気の強いねっとりとした食感になります。
Twitterの口コミ
スイートポテト作った
娘2と二人で裏ごし
力尽きた😑
紅こがね甘い~
Twitterの口コミ
焼き芋〜🍠♪
紅こがねってお芋
ねっとりしててウマウマ( ′~‵)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
紅こがねの糖度
紅こがねと他のさつまいもの糖度は、以下の通りです。
・紅こがね:約20度から35度
・紅はるか:約30度
・安納芋:約20度
・紅あずま:約14度
・シルクスイート:約8.8度
上記は生のさつまいもの糖度を示したもので、いずれも加熱するとこの数値よりも糖度が高くなります。さつまいもの品種のなかで最も糖度が高いものは紅はるかで、その糖度は濃厚な甘みをもつ安納芋を超えます。シルクスイートは他のさつまいもより糖度は低いですが、加熱すると安納芋や紅こがねと同じくらいの糖度になるのが特徴です。
紅こがねは収穫後すぐは糖度が低い一方で、貯蔵期間が延びるにつれて次第に糖度が高くなり、8月ごろには紅はるかと同じくらいの糖度になります。また、紅こがねの肉質は収穫後はほくほくとした粉質ですが、貯蔵しているうちにねっとりとした粘質へと変わります。
(*さつまいもの糖度について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅こがねのカロリー
カロリー | 糖質 |
130kcal | 不明 |
上記の表は、生の紅こがねの100gあたりのカロリーを示したものです。一般的なさつまいもの100gあたりのカロリーはおよそ134kcalであるため、紅こがねのカロリーは一般的なさつまいものカロリーと大差ありません。
紅こがねの糖質は不明ですが、一般的なさつまいもの糖質は100gあたり29.2gで、紅こがねもこれと同程度の糖質が含まれると予測されます。この糖質量はポテトチップス一袋分の糖質と同じくらいです。紅こがねなどのさつまいもはカロリーや糖質が高いので、ダイエット中には食べ過ぎないように注意しましょう。
(*さつまいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅こがねの旬の時期・産地は?
紅こがねはいつ頃に旬を迎えるさつまいもで、どこの地域で栽培されているのでしょうか。紅こがねの主な産地と旬の時期について解説します。
紅こがねの産地
紅こがねの主な産地は、茨城県のJAなめがたの事業区域である行方市や潮来市です。茨城県は国内で2番目にさつまいもの生産量が多い県ですが、そのうちの大半をJAなめがたのさつまいもが占めています。また、JAなめがたが栽培するさつまいものおよそ8割が紅こがねだと言われています。