紅さつまの特徴とは?どんな品種のさつまいも?美味しい食べ方・レシピも紹介!
さつまいもの品種「紅さつま」を知っていますか?今回は、「紅さつま」の〈味わい・糖度・カロリー〉など特徴や、旬の時期・産地なども紹介します。〈焼き芋〉など「紅さつま」の食べ方・レシピや取り寄せ通販商品のおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
紅さつまの特徴は?どんなさつまいもの品種?
さつまいもの品種の中には「紅」が名前に付くさつまいもが数多くあり、紅さつまもその中の一つです。紅さつまの見た目の特徴は鮮やかな赤紫で形はゴツゴツして長く、断面は白っぽい黄色ですが、関東で出回っている紅あずまよりも淡い色をしています。
ここでは紅さつまの味わいや食感について紹介するほか、他のさつまいもとの糖度の比較、紅さつまのカロリーについても紹介していきます。
紅さつまの味わい・食感
さつまいもの食感はしっとりしたもの、ねっとりしたもの、ほっくりとしたものに大きく分けられますが、紅さつまはほっくりとした昔ながらのさつまいもです。
食べた時の食感が他の品種に比べて硬めなので、お菓子作りなどでさつまいもの食感を残したいときには紅さつまを使用すると良いでしょう。味わいも優しく上品な甘さがあり、年配者の中にはなつかしいと思う人もいるようです。
紅さつまの糖度
人気のさつまいもの糖度は以下の通りです。
・紅はるか:30度
・安納芋:20度
・紅あずま:14度
・シルクスイート:9度
紅さつまの具体的な糖度は不明でしたが、紅さつまは高知と鹿児島のさつまいもを掛け合わせた高系14号と呼ばれるさつまいもを品種改良したもので、同じ系統には金時があります。金時は糖度が14度なので、紅さつまもおおよそ同じくらいの糖度と考えて良いでしょう。
この中では紅あずまと同じくらいの糖度になりますが、紅あずまもホクホクとした食感で繊維質の少ないさつまいもです。
(*さつまいもの糖度について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅さつまのカロリー
カロリー | 糖質 |
132kcal | 29.2g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)
紅さつまのカロリーと糖質量は残念ながら不明のため、上記は一般的なさつまいものカロリーと糖質量となっています。しかし、前述した鳴門金時のカロリーは上記に近いものなので、紅さつまに関しても上記とおおよそ同じと思って良いでしょう。
なお、紅さつまのようにほくほくしたタイプのさつまいもは他の食感のさつまいもに比べると、カロリー、糖質が共に低い傾向にあります。ご飯と比較しても両方の数値が低いため、朝食にさつまいもを取り入れる人が増えています。
(*さつまいもの種類について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
紅さつまの旬の時期・産地は?
紅さつまはそれほど多くは見かけないものの、旬の季節を知っておくことでより美味しい紅さつまを食べられます。紅さつまの産地と旬の季節はどうなっているでしょうか。
紅さつまの産地
紅さつまの主な産地は鹿児島県のいぶすき地区となっており、ハウス栽培で育てられていることが多いようです。鹿児島県は温暖で火山灰で形成された土質であることから水はけもよく、水気や低温を嫌うさつまいもの栽培には適した環境と言えるでしょう。
紅さつまは鹿児島県の気候に合わせて改良されながらできたさつまいもなので、他の地域で同じように作ろうと思っても甘くならない可能性もあります。
紅さつまの旬の時期は7月~9月ごろ
紅さつまの旬の時期は7月から9月とされており、ハウス栽培で早いものだと6月から収穫が始まります。他のさつまいもに比べて若干収穫時期が早いものの、さつまいもは保存性が高く、さらに収穫してから寝かせることで甘みが増します。こういった事情から、結果的に紅さつまの出荷の時期は、他のさつまいもとそれほど変わらなくなるようです。