カリフラワーの旬の時期・季節は?種類は?選び方・栄養価やレシピのおすすめを紹介!
【野菜ソムリエ監修】カリフラワーの旬の時期を知っていますか?今回は、カリフラワーの種類や旬の時期・季節、主な産地・生産量を紹介します。カリフラワーとブロッコリーとの違いや、カリフラワーの選び方や栄養価、レシピのおすすめも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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カリフラワーとはどんな野菜?
カリフラワーは、スーパーでもよく売られている馴染み深い野菜です。カリフラワーはブロッコリーのような形をしていますが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。カリフラワーとブロッコリーの違いや、カリフラワーの種類について調べてみました。
カリフラワーとブロッコリーの違い
カリフラワーとブロッコリーはどちらもアブラナ科に属する野菜で、キャベツや白菜などの仲間です。ブロッコリーは、野生キャベツの株に発生する花蕾(からい)が肥大化したものです。一方でカリフラワーは、ブロッコリーの突然変異によって花蕾が白く変色したものを指します。
どちらもビタミンCを豊富に含む野菜で、生の状態ではカリフラワーよりもブロッコリーのほうがビタミンCの含有量は多いです。その反面、カリフラワーは茹でてもブロッコリーよりビタミンCが流出しにくい特徴があります。カリフラワーとブロッコリーは、茹でるとビタミンCの量が同じくらいになると言われています。
(*カリフラワーとブロッコリーの違いについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
春日爽花
野菜ソムリエ
カロリーを比較するとカリフラワーは100gあたり27kcal、ブロッコリーは33kcalとカリフラワーのほうが少しだけ低カロリーです。 どちらも白米よりは低カロリーなため、最近ではカリフラワーライスなども流行しています。
カリフラワーの種類
カリフラワーには、以下のような種類があります。
・白色カリフラワー
・オレンジ色カリフラワー
・黄緑色カリフラワー
・紫色カリフラワー
・ロマネスコ
・カリフローレ
カリフラワーの主な生産地は、徳島県や愛知県、茨城県などです。カリフラワーには、店頭でよく見かける白色カリフラワーのほか、オレンジ色や黄緑色などのカラフルな色の品種があります。色付いたカリフラワーの大半は茹でても色が変わらないため、料理の彩にも一役買います。
また、花蕾が角のような形をしたロマネスコや、花に似たカリフローレなどといった個性的な形の野菜もカリフラワーの一種です。
(*オレンジカリフラワーについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
カリフラワーの旬・収穫時期はいつ?
カリフラワーはほぼ一年中スーパーの青果売り場などに並んでいますが、カリフラワーの旬の季節や収穫量の多い時期とはいつなのでしょうか。
カリフラワーの旬・収穫時期は冬(11月〜3月)
カリフラワーは、全国各地で収穫の時期をずらしながら栽培されているため、真夏以外はほぼ一年中流通しています。カリフラワーは秋ごろから収穫がはじまり、11月から3月頃の寒い冬の季節に収穫のピークを迎えます。旬のカリフラワーは、春や秋のものよりも甘みが強いのが特徴です。
春日爽花
野菜ソムリエ
旬のカリフラワーはえぐみが少ないので生で食べるのもオススメです!独特の歯応えを楽しむことができます
カリフラワーの主産地・生産量
国内におけるカリフラワーの主な産地や生産量は、以下の通りです。
順位 | 品種 | 糖度 |
1位 | 茨城県 | 2,310t |
2位 | 熊本県 | 2,160t |
3位 | 徳島県 | 1,860t |
4位 | 愛知県 | 1,700t |
5位 | 埼玉県 | 1,680t |