ニラの旬・収穫時期いつ?栄養価や選び方のポイントは?食べ方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ニラの旬の時期を知っていますか?今回は、ニラの旬・収穫時期や主な産地・生産量のほか、種類なども紹介します。ニラの選び方や栄養価も紹介するので、参考にしてみてくださいね。旬のニラをおいしく食べるレシピもあるので、ぜひお試しください。
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ニラの旬・収穫時期はいつ?
ニラは年中目にする食材の一つで、元気をつけたい時や栄養のあるものを身体が欲した時に食べたくなる野菜です。ニラには旬の収穫時期は何月ごろなのか、産地と共に見ていきましょう。
ニラの旬の時期・季節は春(3月〜5月)
ニラは季節を問わずよく食べる野菜の一つになりました。今では露地栽培やハウス栽培など1年を通して生産されるニラですが、本来の旬の時期は春の3月から5月ごろをいいます。旬の時期に収穫するニラは香りが強く柔らかく栄養価も高いので、春の季節に取り入れたい食材です。
ニラの主産地・生産量
ニラの主な産地と生産量は、以下の通りです。
・1位高知県 16,400トン
・2位栃木県 10,400トン
・3位茨木県 7,740トン
・4位宮崎県 3,740トン
・5位群馬県 3,530トン
※農畜産業振興機構「ベジ探」、原資料:農林水産省「平成28年産 野菜生産出荷統計」
ニラの産地として有名な1位の高知県から4位の宮崎県まで一年中生産をされており、5位の群馬県は主に12月下旬から6月上旬までを主な生産期間にしています。ニラは一度植えると年3回程収穫できる野菜です。主な生産地では通年をとおして出荷できるよう体制をとり生産をしています。
ハウス栽培は3回から4回収穫ができて、露地栽培は2回から3回収穫を目安に生産されています。旬の季節がいつかわかりにくくなりましたが、ニラの種類にあわせてニラの生産をしているようです。
ニラとはどんな野菜?
ニラは旬の季節は春ですが餃子や夏のスタミナ料理にかかせず、寒い冬の鍋料理にも使われています。ニラの特徴や、ニラの強いにおいの成分にはどんな効能があるのか、ニラの種類等あまり気にしたことがない部分についてお伝えします。
ニラの特徴
ニラはヒガンバナ科ネギ属の緑黄色野菜で古来3000年以上前より東アジア地域で栽培され、モンゴルやインド、中国など古くから栽培されていた野菜です。日本では弥生時代から食べられていたといわれています。ニラは野草として育つほど暑さ寒さに耐久性があり繁殖力が強い丈夫に育つ多年草に分類されます。
ニラのにおい成分は硫化アリルやアリシンといわれており、身体を温める効果や血行をよくする効果が期待されています。ニラは生薬としても使用されるほど身体によい野菜です。
ニラには3種類ある
ニラの主な種類は三つあります。
・葉ニラ
・黄ニラ
・花ニラ
葉ニラは一般的なニラのことで、別名は青ニラや大葉ニラと呼びます。黄ニラは岡山県が主な生産地であり、一般的な葉ニラよりも日照を遮り軟白化させたもので、においが少なく甘味がでるのが特徴です。中華料理で使用されることが多いニラです。花ニラはニラの茎が育ち花のつぼみがついたものをいいます。主に中華料理で茎やつぼみを食べます。
池田奈央
野菜ソムリエ
ニラは、自生しているものや自家栽培にスイセンの葉が紛れ込む事がありますが、なかなか見分けがつかず過って食べる事があります。 注意しましょう。
ニラの選び方と栄養価
ニラの選び方は、どこをどのようにみるのがよいのでしょうか。ニラの鮮度の高いものを見るにはどこを注目するのがいいのかポイントを紹介します。