ニラの旬・収穫時期いつ?栄養価や選び方のポイントは?食べ方のおすすめも紹介!
【野菜ソムリエ監修】ニラの旬の時期を知っていますか?今回は、ニラの旬・収穫時期や主な産地・生産量のほか、種類なども紹介します。ニラの選び方や栄養価も紹介するので、参考にしてみてくださいね。旬のニラをおいしく食べるレシピもあるので、ぜひお試しください。
目次
ニラの選び方のポイント
ニラの選び方は、どこをみれば鮮度がいい良質のものかいくつかポイントがあります。萎れたニラを手にしないために選び方を覚えておくと便利です。
・ニラの葉と茎の色が新緑の濃い鮮やかな緑
・ニラの茎の硬さはピンとはった張りと艶があり程よい硬さ
・ニラの茎の切り口は変色がなくみずみずしい
茎から葉にかけて張りがなく萎れているものや変色があるものは避けましょう。
ニラの栄養価
ニラは漢方薬に使われるほど栄養価が高い食材です。体によい栄養素がたくさん含まれており、ニラの特徴としての強いにおいの成分の作用についても合わせて主な栄養価を紹介します。
【ニラの主な成分表】(100gあたり)
・カロリー 21kcal
・水分 92.6g
・タンパク質 1.7g
・脂質 0.3g
・炭水化物 4.0g
・灰分 1.1g
【主な栄養価】
・アリシン
・ビタミンB1
・ビタミンC
・βカロテン
・ビタミンA
・ビタミンE
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています
アリシンはニラの強い独特の香り成分とされ硫化アリルというアリシンの一種のことをいいます。ビタミンB1の吸収を助け疲労回復に効果が期待できるようです。ビタミンCとβカロテンは活性酸素を減らす作用があり、抗酸化作用があります。
βカロテンは抗ガン作用や免疫力を高め、ビタミンAはこのβカロテンが体内で変換されて生成され、疲れ目や肌荒れの予防に効果があるといわれています。ビタミンEは、抗酸化作用があり血流をよくする作用があり、活性酸素の生成を抑え脳梗塞や動脈硬化など生活習慣病の予防が期待できます。
(*ニラの栄養素と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ニラの旬の食べ方・レシピのおすすめ
ニラの旬の食べ方を紹介します。ニラをおいしく頂くにはそのまま切って生でいただく方法や加熱調理等どのように調理するのが美味しく頂けるのか、おすすめのレシピです。
ニラ玉
旬のニラをたっぷり使って、あとは卵だけという少ない材料で調理ができます。短時間でさっと簡単につくることができニラと卵の組み合わせは栄養価が高く疲労回復によいレシピです。
豚ニラ炒め
ニラレバよりも手軽な豚バラ肉を使うレシピです。コチュジャンとにんにくしょうゆで味付けをして、ニラと豚肉があれば素早くつくることができます。レバーが苦手な方にもおすすめです。