牛肉が変色して緑・茶色になっても大丈夫?腐ってる?見分け方・原因を紹介!

牛肉が変色する理由・原因を知っていますか?防ぐ方法はあるのでしょうか?今回は、牛肉が〈緑・黒・茶〉色別に変色する原因や、腐敗との見分け方を紹介します。変色しにくい・傷みにくい保存方法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 牛肉が変色してるけど…大丈夫?
  2. 牛肉を購入して時間が経っている場合の変色は要注意
  3. 牛肉が変色する原因は?
  4. ①牛肉が緑色に変色している場合
  5. ②牛肉が茶・黒色に変色している場合
  6. 牛肉が変色して腐っている場合とは?
  7. 腐った牛肉の見た目
  8. 腐った牛肉の臭い
  9. 腐った牛肉の感触
  10. 牛肉が変色しにくい・傷みにくい保存方法
  11. ①冷蔵保存する場合
  12. ②冷凍保存する場合
  13. 牛肉の変色を防ごう

牛肉が腐ると、下記の様な臭いがします。

・ヨーグルトの様な酸味のある臭いがする
・アンモニアの様な臭いがする
・ドリップから腐敗臭がする


腐った牛肉は、脂身部分の酸化による腐敗の進行で酸っぱい臭いがするので、鼻につくような不快な臭いを感じたら食べずに破棄しましょう。なお、牛の種類によっては牛乳や草の様な臭いがしますが、これは牛が食べたエサによって生じる臭いなので心配はありません。

(*牛肉が臭い場合について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

牛肉が臭いのはなぜ?食べても大丈夫?臭みの消し方や気にならないレシピも紹介!

腐った牛肉の感触

牛肉が腐ると、下記の様な感触になります。

・ネバネバしている
・白い糸を引いている
・ドリップにとろみがある

牛肉が腐ると菌が繁殖して、白い糸を引いたり表面に粘り気が出たりするほか、ドリップも雑菌の繁殖によって濁ってとろみが出ます。触った時にぬめりけがある場合は、肉の内部でも菌が増殖している可能性が高く、食べると下痢や腹痛などの食中毒を起こす可能性があります。上記のような感触になった牛肉は、食べずに廃棄してください。

(*腐った肉を食べる危険性について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

腐った肉は加熱しても食中毒に!食べた時の症状は?味・匂いの見分け方も紹介!

牛肉が変色しにくい・傷みにくい保存方法

どの様に保存すると、牛肉の変色や腐敗が防げるのでしょうか。冷蔵で保存する場合と、冷凍で保存する場合の方法を紹介します。

①冷蔵保存する場合

牛肉を冷蔵保存する時は、以下の点に注意しましょう。

・ラップをして保存袋に入れる
・牛肉の上には物を乗せない
・ドリップを拭き取る
・チルド室に入れる


冷蔵庫で牛肉を保存する時は、パックから出してドリップなどの水気を拭き取り、空気が入らないようにラップで包んでジップ付きの保存袋に入れます。そうする事で、菌や空気による酸化の変色を防ぐ事ができます。

なお、冷蔵庫のドア付近はは開け閉めするたびに温度が変化するため、牛肉の保存には適していません。冷蔵庫の中でも温度が低めのチルド室に入れ、2~3日中に消費するようにしましょう。

②冷凍保存する場合

以下は牛肉を冷凍で保存する時の注意点です。

・新鮮なうちに冷凍する
・ドリップを拭き取る
・1食分の分量に小分けにする
・ブロック肉は切り分ける
・ラップをして保存袋に入れる
・下ごしらえする


牛肉を冷凍保存する時のポイントは、ブロック肉の場合は新鮮なうちに1食分の分量に切り分けることです。保存方法は冷蔵保存と同様に、ドリップを拭いてからラップで包み、ジップ付きの袋に入れて10日くらいの間には消費します。

なお、冷凍保存する場合には下味を付けてから保存すると、調味料や油で肉の表面が覆われて変色や冷凍焼けを防ぐことができます。さらに、下味をつけておくと調理時間の短縮にもつながるので、忙しい方にもぴったりでしょう。冷凍した牛肉を解凍する時は、冷蔵庫に移して数時間置いておくか、流水にさらすと美味しさを損なわずに解凍できます。

(*牛肉の冷凍保存方法について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

牛肉の冷凍での保存方法や日持ち期間は?解凍のコツやレシピのおすすめも紹介!

牛肉の変色を防ごう

牛肉は、新鮮なものほど色が黒いことが分かりましたが、その一方で時間が経つにつれて変色してしまう場合もあります。牛肉の変色は、保存方法を工夫することで防ぐことができるので、牛肉を購入した際は保存方法にも気を付けましょう。

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