おはぎの保存は冷凍が一番!冷蔵・常温が不向きな理由は?解凍のコツも紹介!

おはぎの正しい保存方法を知っていますか?今回は、おはぎを〈冷凍・常温〉で保存する方法や日持ち期間のほか、解凍のコツや冷蔵保存が不向きな理由も紹介します。おはぎの腐った時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. おはぎを常温保存する方法・日持ち期間は?
  2. 常温での保存方法
  3. 保存期間
  4. おはぎは冷蔵保存に不向き?理由は?
  5. おはぎの餅が老化現象により劣化する
  6. おはぎを冷凍保存する方法・日持ち期間は?
  7. 冷凍での保存方法
  8. 保存期間
  9. 解凍のコツ
  10. おはぎを保存するポイントは?
  11. ①手作りの場合は素手で作らない
  12. ②空気に触れさせない
  13. 保存したおはぎの腐った時の見分け方は?
  14. 腐ったおはぎの特徴
  15. おはぎを正しく保存して日持ちさせよう

おはぎを常温保存する方法・日持ち期間は?

おはぎはお彼岸の時や、普段でもお茶請け等で食べられる和菓子です。スーパーだけでなく家で手作りすることもあるおはぎですが、食べきれずに残ってしまった場合常温で保存するにはどんな方法があるのでしょうか。日持ち期間も併せて紹介するので、参考にしてみて下さい。

常温での保存方法

常温で保存する方法は、以下の通りです。

【方法・手順】
1.おはぎを密閉容器に入れる
2.室温20度以下の直射日光があたらない冷暗所に置いておく


おはぎは上記の方法で保存すれば、常温でも当日なら美味しく食べることが出来ます。常温保存の際は、雑菌が付かないように空気に触れさせないことが重要です。また、おはぎに使われているもち米は20度が一番保存に適した温度なので、室温が上がりすぎない様に注意しましょう。

保存期間

上記の方法で常温保存出来ますが、保存期間は短く半日から一日です。真夏は傷みやすいですし、おはぎを食べることが多い秋のお彼岸の9月でもまだまだ暑いので、おはぎを保存する際は腐らせない様に注意しましょう。特に手作りのおはぎは保存料を使用せず傷みやすいので、出来るだけ早く食べるのがお勧めです。

おはぎは冷蔵保存に不向き?理由は?

おはぎは常温保存ではあまり日持ちしないことがわかりましたが、冷蔵保存は不向きなのでしょうか。おはぎの特徴と共に、冷蔵保存が不向きかどうかを詳しく説明します。

おはぎの餅が老化現象により劣化する

おはぎの餅米に含まれているでんぷんは、生の時はβでんぷんと呼ばれ固い状態です。これが水と一緒に加熱すると、柔らかく変化しαでんぷんになるので、出来立てのおはぎは柔らかい食感で美味しく食べることが出来ます。

しかし、αでんぷんは冷蔵庫の設定温度と同じ、0度から3度の間でβでんぷんに戻り固くなってしまいます。おはぎを冷蔵庫保存すると餅が劣化してしまう為、冷蔵保存は不向きです。どうしても冷蔵保存する際は、密閉容器に入れ設定温度が7度前後の野菜室で保存するようにしましょう。風味は落ちてしまいますが、2日程度なら保存は可能です。

おはぎを冷凍保存する方法・日持ち期間は?

おはぎは冷蔵保存には向いていませんが、冷凍できるのでしょうか。冷凍庫での保存方法や、冷凍する際のコツ等も併せて見ていきましょう。

冷凍での保存方法

冷凍庫でおはぎを保存する手順は、以下の通りになります。

【方法・手順】
1.おはぎを一つずつ空気が入らない様にぴっちりラップで包む
2.ジッパーが付いている保存袋に入れて冷凍庫に保存する


おはぎは冷凍保存なら急速に冷やすことで餅米の劣化を防ぐことができるので、最もお勧めの保存方法です。保存する際はラップの上に更にアルミホイルを巻いたり、保存袋を二重にしたりすることで冷凍庫の臭いが移りにくくなります。

保存期間

おはぎは常温保存だと長くて1日、冷蔵保存した場合美味しく食べるなら半日程度しか日持ちしません。腐らせないようにするだけなら冷蔵庫で2~3日は保存できますが、冷凍庫だと一ヶ月程は保存が可能です。家庭で多めに作って食べきれない場合など、保存をする必要があるときは早めに冷凍するようにしましょう。

作って直ぐに冷凍するようにすれば、作りたての鮮度を保ったまま保存することが出来ます。

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