パクチーとコリアンダーの違いとは?同じ?別名で呼ばれる理由とは?
【管理栄養士監修】パクチーとコリアンダーの違いを知っていますか?両者ともに日本で料理に使われる植物です。今回は、パクチー・コリアンダーの違いを歴史・使い方などそれぞれ比較しながら紹介します。シャンツァイ(香菜)やシラントロなどとの違いも紹介するので、参考にしてみてくださいね。
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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 石川桃子
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神奈川県川崎市内の歯科医院で管理栄養士として勤務。歯科栄養という新たな分野を様々な方に知っていただくために活動しております。歯スティバルという歯科イベントにて講師を務めさせていただきました。分子整合栄養学を学び、予防歯科には欠かせない食事をお子様やご高齢の方と様々な方への食事・栄養指導を行なっております。
目次
シャンツァイは中国語
シャンツァイとは中国語の呼び名になります。漢字では「香菜」と記載します。同じ植物で各国で呼び名が違うのは面白いですね。各国のパクチーの呼び名は覚えておけば、料理の時に困らなくて済みます。
シャンツァイの用途
中国で使われているシャンツァイの用途のほとんどは、葉を香草として使っています。家庭で使う場合は、料理の匂い付けや香、見た目のアクセントとして使われ料理を鮮やかに仕上げてくれます。
中華料理店などでは、肉料理などの脂っこい料理に葉が乗っていたり、お好みで追加できるように小皿に乗ってくることがあります。他にはスープなどに葉が入っているものが出てくることもあるので、それらを参考に使ってみるといいでしょう。
シャンツァイ以外にパクチーを指す名前
こちらでは、各国のパクチーの呼び名をご紹介します。全て同じものを指すので、間違いのないように覚えておいてください。
スペイン語:シラントロ
ポルトガル語:コエントロ
ベトナム語:ザウムイ
インド語:ダニヤー
沖縄の与那国島:クシティ
日本の中でも、沖縄では呼び名が違うのが、面白いですね。
呼び方は各国で様々
日本では「パクチー」が一番ポピュラーな呼び名ですが、スパイスとして「コリアンダー」とも明記され販売されています。呼び名、使い方は、日本に入ってきた際のルートによって変化し、中国ではシャンツァイ、スペイン語ではシラントロなど、様々ですね。パクチーの葉やスパイスを上手に料理に取り入れて、レパートリーを増やしてみてはいかがでしょう。