牛肉の冷凍での保存方法や日持ち期間は?解凍のコツやレシピのおすすめも紹介!
牛肉は冷凍で長期保存できると知っていますか?今回は、牛肉を〈そのまま・調理後・下味つけて〉冷凍保存する方法や日持ち期間のほか、解凍のコツも紹介します。牛肉の消費期限が切れて腐った時の〈変色・臭い〉などでの見分け方も紹介するので、参考にしてみてください。
目次
- 牛肉の正しい保存方法は?
- 牛肉は冷凍保存がおすすめ
- 牛肉を冷凍保存する方法は?
- ①そのまま生で冷凍保存する場合
- ②下味冷凍する場合
- ③調理して冷凍する場合
- 冷凍牛肉の保存期間・賞味期限は?2ヶ月持つ?
- ①ひき肉の場合:2週間
- ②薄切り・スライス肉の場合:3週間
- ③ブロック肉の場合:3~4週間
- 冷凍の牛肉の解凍方法は?
- ①自然解凍はNG
- ②冷蔵庫で自然解凍
- ③レンジで解凍
- ④流水解凍
- ⑤凍ったまま調理して解凍する
- 冷凍牛肉の消費期限が切れて腐ったらどうなる?
- ①色・見た目の変化
- ②臭いの変化
- 冷凍牛肉のアレンジレシピ
- ①つゆだく牛丼
- ②韓国風プルコギ丼
- ③牛肉とトマトのピリ辛パスタ
- ④牛すき焼き鍋
- ⑤牛肉とごぼうの甘辛炒め
- 牛肉を正しく保存して日持ちさせよう
ひき肉は空気に触れる部分が多いので、劣化しやすく日持ちさせるのが難しいですが、火を通して下処理をしてから冷凍すると2週間は冷凍保存することができます。これはどの食材にも言えることですが、冷凍保存している食材は、なるべく早く使いきることが大切です。
②薄切り・スライス肉の場合:3週間
薄切り・スライス肉の場合は、下処理してもそのまま冷凍したとしても、3週間が目安です。冷凍庫の開閉の回数によっても保存期間は変わってくるので、冷凍庫は必要最低限の開閉にしましょう。
③ブロック肉の場合:3~4週間
ブロック肉の場合は、生のまま冷凍保存すると2~3週間で、いったん茹でてから保存すると3~4週間が目安となっています。保存期間内であっても、一度解凍した食材の再冷凍はしないようにしましょう。冷凍と解凍を繰り返すと、そのたびに食材の細胞が傷つき、食感や風味が損なわれます。
冷凍の牛肉の解凍方法は?
ここでは、冷凍保存した牛肉の解凍方法について説明していきます。間違った解凍のやり方をすると、食中毒を引き起こす可能性もあるので、しっかりチェックして間違えていた方はぜひ参考にしてください。
①自然解凍はNG
自然解凍は、雑菌が繁殖しやすい状態に長時間さらされることになります。解凍してすぐ調理できればいいですが、気温の高い時や忘れてしまっていた場合、食中毒を引き起こす可能性があるので、自然解凍はしないようにしましょう。
②冷蔵庫で自然解凍
冷蔵庫の中で、ゆっくり長時間解凍することにより、お肉の旨みである肉汁もほとんど出さずに、品質を保ったまま解凍できます。オーソドックスで時間は掛かりますが、このやり方が一番簡単でおすすめです。
③レンジで解凍
レンジで牛肉を解凍することは、加熱しすぎや、解凍ムラが起きやすく、美味しさや品質が損なわれやすいためオススメはしません。しかし、時間の無い時は早く解凍することができるので、急ぐときはレンジを使用しましょう。
④流水解凍
大きめのボウルに氷水を入れ、水を流しそのなかにフリーザーバッグを浸します。重要な旨みを含んだ肉汁が流れ出てしまい、牛肉の旨みや風味が損なわれてしまう可能性もあるのであまりおすすめはできません。
⑤凍ったまま調理して解凍する
冷凍したお肉をそのまま焼いても、問題はありません。解凍する時間がない場合には、凍ったまま調理するのも可能です。しかし、肉の形状や種類によっては、焼きムラが出来たり肉が固くなりすぎるので、納得の上で調理しましょう。