豚肉は冷凍保存が一番!賞味期限はいつまで?種類別に適切な方法や解凍のコツを解説!
豚肉は冷凍で長期保存できるのでしょうか?今回は、豚肉を〈ひき肉・細切れ・ブロック・厚切り〉など種類別に冷凍保存する方法や日持ち期間・賞味期限のほか、解凍のコツも紹介します。豚肉の賞味期限が切れた時の見分け方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
- 豚肉は冷凍保存で長持ち?賞味期限はいつまで?
- 豚肉の長期保存は冷凍がおすすめ
- 豚肉(形状別)の賞味期限の目安
- 豚肉を冷凍保存するポイントは?
- ①パックのままではなくラップに包む
- ②急速冷凍する
- ③調味料に漬け込み下味冷凍も便利
- 豚肉を冷凍保存する方法は?
- ①ひき肉の場合
- ②細切れ・スライス肉の場合
- ③厚切り肉の場合
- ④ブロック肉の場合
- ⑤下味冷凍する方法
- 冷凍の豚肉を解凍する方法は?
- 流水解凍がおすすめ
- 電子レンジでの解凍はおすすめしない
- 豚肉の賞味期限が切れた時の見分け方は?
- 賞味期限が切れた豚肉の特徴
- 豚肉が臭いのは腐敗以外が原因の場合も?
- 冷凍豚肉のアレンジレシピ
- ①豚肉のしょうが焼き
- ②豚ひきと厚揚げのマーボー
- ③豚バラの角煮
- 豚肉を正しく保存して日持ちさせよう
ここからは、豚肉の形状ごとに冷凍保存をする方法を確認していきましょう。美味しく保存するためのポイントや使いやすくするためのコツもあるので、参考にしてみてください。
①ひき肉の場合
ひき肉を冷凍する場合は、表面の水分をキッチンペーパーで拭き取り、1回分ずつの量をラップで包むかジッパー付き保存袋に入れます。急速冷凍に近づけるためにも、なるべく平らに薄くした状態で冷凍しましょう。冷凍時に小分けにしない場合でも、箸などで溝をつけておくと、使用する際に使う分だけ割って解凍することができて便利です。
②細切れ・スライス肉の場合
細切れ・スライス肉を冷凍保存する際は、豚肉表面の水分をキッチンペーパーなどで拭き取ったら、1回分ずつの量をラップで包み平らにして冷凍します。ラップで包んだ豚肉はジッパー付き保存袋に入れて、臭いがうつらないようにしておきましょう。
③厚切り肉の場合
厚切り肉の冷凍保存の場合は豚肉表面の水分を拭き取り、1枚ずつ重ならないようにラップで包みます。その後、ジッパー付き保存袋に入れ、空気を抜くようにして密閉しましょう。冷凍する際に重ねてしまうと冷凍時間が長くなるので、金属トレーなどに間隔を開けて並べて急速冷凍し、凍った後に重ねて保存するのがおすすめです。
④ブロック肉の場合
ブロック肉の場合は冷凍までに時間がかかるため、表面の水分を拭き取り、ラップをした後さらにアルミホイルで包むといいでしょう。熱伝導率の高いアルミホイルで包むことで、冷却効果が高まるだけでなく空気にも触れにくくなるため、保存状態がよくなります。
⑤下味冷凍する方法
豚肉を下味冷凍する場合の材料や手順は以下の通りです。
【材料】
・豚こま切れ肉:250g
・にんにくチューブ、しょうがチューブ:各1cm
・砂糖、しょうゆ、みそ:各大さじ1
・小麦粉、ごま油:各小さじ1
【作り方】
①ジッパー付き保存袋に豚肉を入れ、調味料をすべて加える
②豚肉に調味料をもみこむようにして、空気を抜きながら封をする
③平らにして冷凍庫に保存する
上記の手順で下味冷凍した豚肉を調理に使用する際は、油を敷いたフライパンに凍ったままの豚肉と好きなの野菜を入れ、フタをして加熱します。下味冷凍した豚肉は解凍せずに使えるので、忙しい日の食事にも役立つでしょう。なお、冷凍した豚肉は火が通りにくい場合があるので、食べる前には完全に火が通ったかどうかを確認してください。
冷凍の豚肉を解凍する方法は?
冷凍した豚肉を誤った方法で解凍すると、豚肉から大量のドリップがでて味が落ちてしまいます。ではどのように解凍したら美味しく食べられるのでしょうか。次は解凍の方法を確認していきましょう。
流水解凍がおすすめ
冷凍豚肉を解凍する際は、豚肉が直接水に触れないようにビニール袋などに入れて、流水解凍する方法がおすすめです。流水解凍は比較的短時間で解凍できるので、急いで解凍したい場合などにも便利でしょう。
事前に冷凍豚肉を使う予定が分かっている場合などには、冷蔵庫に移して自然解凍するか、流水のかわりに氷水を使って解凍することもできます。これらの方法は、時間をかけて解凍するためドリップがでにくく、美味しく解凍できる良い方法です。
電子レンジでの解凍はおすすめしない
電子レンジでの解凍は解凍ムラや加熱のし過ぎになりやすい上に、ドリップも出やすいため豚肉の味が落ちてしまいやすく、おすすめはできません。なるべく電子レンジでの解凍は避け、時間が無い場合でもなるべく流水解凍などの方法を活用しましょう。