ぬか漬けは洗う?洗わない?塩分・栄養面で健康的な美味しい食べ方を紹介
ぬか漬けは洗う・洗わないでどっちが正しいか知っていますか?今回は、ぬか漬けの洗うべき理由や、洗い方に加えて栄養分が流れるのかどうかを紹介します。ぬか漬けの塩分が気になる人向けの食べ方・作り方も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
ぬか漬けは、洗ったとしてもぬか漬けそのものに栄養が染み込んでいるため、栄養が流れることはありません。ぬか床の中には乳酸菌や酵母などの菌が含まれていますが、これらもぬか漬けの中に染み込む上に、野菜の中に染み込んだ後に栄養素を増加させる働きもしています。そのため、ぬか漬けは通常の野菜よりも栄養価が高まっており、健康にも良い効果があります。
ただし、洗う時間が長すぎたり強くこすり過ぎたりすると、栄養素が流出する場合があるので軽く洗い流すことを意識しましょう。
(*ぬか漬けの栄養価と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
ぬか漬けの塩分が気になる人向けの食べ方・作り方は?
塩分の取り過ぎに気を付けている人は、ぬか漬けを食べたくても塩分を気にして控えることもあるでしょう。しかし、ぬか漬けは栄養価が高く健康にも良い食材の1つです。ここでは、ぬか漬けの塩分が気になる人向けの食べ方や作り方を紹介するので参考にしてください。
①ぬか漬けの洗う際に絞る
ぬか漬けの塩分が気になる場合は、洗う際に絞ると塩抜きが出来ておすすめです。強く絞るほど塩分の抜ける量が多くなりますが、絞ることによって味が変わる上に野菜によっては絞ると形が崩れるものもあるので、好みや食材によって絞り加減を工夫してみましょう。
②野菜を切らずにそのまま漬ける
ぬか漬けは、野菜を切らずにそのまま漬けたほうが塩分の摂取量を減らしやすくなります。野菜を切って漬けると短時間で野菜全体に塩分が染み込みますが、その一方で切らずに漬けると、表面から徐々に塩分が染み込むので中心部は塩分濃度が低めになります。
そのため、同じ量の野菜で同じ漬け時間でぬか漬けを作る場合は、切らずに作った方が塩分摂取量を減らすことが可能です。
③水分の多い野菜を使う
水分の多い野菜をぬか漬けにすると、野菜から水分が多く出る影響で、ぬか床の塩分濃度が低下して塩分量を抑えたぬか漬けが出来ます。水分の多い野菜としては、キャベツや大根・きゅうり・白菜・セロリなどがあるので、塩分が気になる方はこれらの野菜を使うのがおすすめです。
ただし、ぬか床の塩分濃度が低くなり過ぎると、ぬか床にカビが生えてしまう場合もあるので注意しましょう。
ぬか漬けは洗うのがおすすめ
発酵食品のぬか漬けは、栄養価が高く健康・美容に良い効果をもたらす食材です。ぬか漬けのぬかは洗うことで、塩分の過剰摂取を防ぐことができます。洗い流しても、塩分以外の栄養はしっかりと染み込んでいるので、安心して味わってくださいね。