カレーが腐るとどうなる?見分け方は?食べた場合の対処法や賞味期限の目安も紹介!
カレーが腐るとどうなるか知っていますか?今回は、カレーが腐った時の〈臭い・色・見た目〉など見分け方や、〈常温・冷蔵・冷凍〉など保存法別に腐るまでの期間の目安を紹介します。腐ったカレーを食べた場合の対処法も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
カレーを腐る事なく食べ切る為には、どんな事に気を付ければ良いのでしょうか。カレーが腐る原因を見ていきましょう。
①保存状態が悪い
下記は、カレーが腐りやすくなる保存の一例です。参考にして下さい。
・鍋のまま、コンロの上に置きっぱなしにしている
・窓辺など、気温の上がりやすい場所で保存する
・冷蔵庫に入れず、常温保存する
余ってしまったカレーを鍋のまま、コンロの上で保存することがあるかもしれませんが、カレーが腐る原因となる菌や微生物は30℃前後で増殖が盛んに進むので、常温で保存することはおすすめできません。冬の時期でも暖房の効いた部屋や、直射日光の当たる窓の近くでは気温が上がることがあるので、夏でなくとも冷蔵庫で保存すると良いでしょう。
②長期にわたり保存しすぎている
冷蔵庫に入れても、1週間など長期にわたる保存はカレーが腐る原因になります。冷蔵保存でも2~3日を限度とし、より長く日持ちさせたい場合は冷凍保存や賞味期限の長いレトルトカレーなどを活用しましょう。
腐ったカレーを食べたらどうなる?対処法は?
もし間違えて腐ったカレーを食べてしまったら、体にどんな異変を感じるのでしょうか。症状や対処法を説明します。
体調に異常が出たら病院へ
カレーが原因で起こる食中毒の症状は下記の通りです。
・腹痛
・下痢
・吐き気
・嘔吐
・発熱
この様な症状が見られる時は、症状がなかなか改善しない場合や症状が重い場合は病院へ行くようにして下さい。カレーが原因で起こる食中毒で多く見られるのは、ウェルシュ菌による食中毒です。ウェルシュ菌は40℃前後の空気の無い場所を好む為、粘度の高いカレーの鍋底は、菌が増殖しやすい環境だと言えるでしょう。
また、熱に強い特徴を持っている為、一度増殖してしまうと火を入れなおしても殺菌することが出来ません。ウェルシュ菌食中毒を防ぐためにも、カレーを作った後に氷水を張ったボウルに鍋を入れ、急速に冷まして冷蔵保存することをおすすめします。
カレーの保存可能な期間は?
カレーはどの位の期間、保存する事が出来るのでしょうか。常温・冷蔵・冷凍のカレーの賞味期限を見てみましょう。
①常温で保存する場合
下記は夏期・冬期の常温保存可能な日数です。